ササにはうんざり  霊仙山 



北霊仙山頂
●場 所 滋賀県犬上郡
●標高 霊仙山 1094m
●山行日 1985年10月1日
●コース 醒ヶ井養鱒場〜北霊仙〜柏原駅
●多治見から
  登山口まで
JR根本駅ーJR醒ヶ井駅⇒醒ヶ井養鱒場・・・登山口
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ⇔その他
●参加者 丹羽
●コースタイム
JR根本駅
JR醒ヶ井駅
醒ヶ井養鱒場
5合目
北霊仙山
4合目
JR柏原駅
7:29発
9:34〜9:53
10:05頃着発
12:00頃
13:15
14:30
16:17発に乗車
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登山口までは林道歩き

終点のバス停「醒ヶ井養鱒場」で下車は、私1人だけ。
バスの運転手さんに「気を付けて〜」と送られ出発。

5〜6m先に駐車した近江ナンバーの車から中年の男性が
ザックを担いで歩きだして行った。

ミゾソバ・ツリフネソウ・メナモミがずらっと並んでいた。

    
    メナモミ                   オトコエシ

    
                ツリフネソウ

ところが、30分くらい歩いたところで、さっきの男性が戻ってくる。
「上へは行かないのですか?」と聞くと、「大勢でなきゃ、よう登らんわ。」の返事。
「えっ、そんなひどい所か!」と心配になってきた。

ここまで来て止めるなんて・・・話にもならないわと覚悟を決めて歩く。

谷の向こう側からは猿(多分)の声が聞こえてくる。

だらだら登りだけだが、着実に人里から離れていく。
足は痛くないし、軽登山靴は快適。
林道終点に、「この頃、この辺りに熊が出没しています。お気を付けください。」の看板。

登山口からは廃村の中を歩く

登山口を通過。

右も左も石垣の跡。ここが廃村になった村かなと思いながら通る。
道と行っても川の様に水が流れている所。石伝いに歩く。

ツリフネソウ・ノブキがいっぱい。

    
   メハジキ                 ノブキ

三角屋根が2〜3軒見えた。山岳会山荘の看板。
谷から引いた立派な水飲み場を右へ曲がると、ここが1合目

立派な図入り看板も立って、道標もある。
『霊仙山山頂まで120分』

2合目からは尾根歩き

ここからは急に勾配が急になり、2合目に到着。
左へ行くと山頂。まっすぐ進むと多賀方面の指標。

  
    2合目

右下に川の音をずっと聞きながらの尾根歩きになった。

    
    オヤマボクチ             カワラナデシコ

3・4合目を過ぎ、5合目の見晴らし台で12時ちょっとすぎ。

5合目を過ぎると立ち木が少なくなり草原風になってきた。

トモエシオガマ・アキノキリンソウ・ノコンギク・アケボノソウ・トリカブトなどが目を楽しませてくれる。

    
   トモエシオガマ                     トリカブト

       

   アケボノソウ               ナギナタコウジュ

7合目からは笹原

7合目からはイブキザサの原になり、風の流れとともにうねりの向きが変わってくる。
しかし、あのササの触れ合う音は気を沈ませる。

  

ここまで、誰とも会わない。
空は太陽と青空が隠れ、鈍いねずみ色。
平らな道や緩やかな上り下りがあって8合目のお虎ケ池
小さな祠・小さな池もある。

テンニンソウ・クサボタンはもう終わり。

空模様が心配なので、北霊仙から帰ることにしようと決める。

13:15、北霊仙に到着。

    
    北霊仙山山頂                      避難小屋を見下ろす

今まで出ていた汗が急に引っ込みゾクゾクしてくるほどの寒さ。
風がまともに吹き付けてくるので、休むなんてことはできず、すぐ下山。

北霊仙からもずっと笹原

ここから笹が左右から押し寄せ、道が見えなくなった
手で掻き分け掻き分け、少し笹の凹みのある所を見当をつけて歩く。

小さい子なら潜っていった方が安全・・・といったような背丈ほどの笹の原を
やっとのことで抜け出て避難小屋へ着。

ヤッケを着、帽子を被ってササ、またササ、またまたササの原へ突入。
このイブキザサには4合目まで難儀させられた。

笹原のせいで、花が少なく、うんざりのし通し。

目に入らぬよう、手を切らぬよう、転ばないよう、滑らないよう・・・と苦労させられた。

もう嫌だ。もう嫌だ・・・と心の中で叫びながら歩き、
やっと4合目の避難小屋前で笹から解放された。14:30着。

快適な道は3合目から1合目まで。

登山口辺りはツリフネソウがいっぱい。

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