伊勢谷小屋〜根の平峠〜愛知川 



愛知川の河原で
●場 所 三重県菰野町
●標高 根の平峠 803m
●山行日 1986年6月8日
●コース 伊勢谷小屋〜根の平峠〜愛知川〜朝明ヒュッテバス停
●多治見から
 登山口まで
JR多治見駅ーJR名古屋駅・・・近鉄名古屋駅ー四日市駅ー菰野駅=タクシーで伊勢谷小屋へ(登山口)
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ⇔その他
●参加者 林、丹羽、娘、新婦人の会員4人と幼児3人年中・年長児)
●コースタイム
近鉄菰野駅
伊勢谷小屋
根の平峠
愛知川
朝明ヒュッテバス停

8:32
・・・
・・・
13:45.発
15:00着
             
             周辺地図はこちら


幼児を含めた10人で

いつもの電車で近鉄湯の山温泉行きの電車に乗車。
今日は菰野駅で下車
バスは9:15までないので、タクシー2台で伊勢谷小屋まではいる。2680円。

自己紹介をする。
大人6人、子ども4人、計10人。

トップで歩く。
川を左に見ながら、以前2回来たことのある道を歩く。

リーダーより、「ゆっくり行きましょう」と指示が出ていたので、
時々後ろを振り返りながら歩く。

最初の川を渡ろうと思ったら、「わあー!キャー」まず1匹。私の嫌いな物!
「いたあー」と騒いでいるうちに姿が見えなくなった。

何度も川を渡る

会員以外はズックなので、ざぶざぶ歩くところを、
ちょっと迂回して石の上を渡ることにする。

向こう岸に渡って歩き始めると、「きゃー!」2匹目。
「またいたあ!」と話しているうちに姿を消してくれた。
暖かくなってきて日向ぼっこをしていたよう。

空は快晴。山の木1本1本がくっきり見える。
はるかはるか向こうの山並みを越えて愛知川まで下っていくわけ。

2つ目の川は、適当な石がないので、小さい子は抱いて渡り
3つ目の川を渡り、2・3番手を先に進ませ、
小さい子の足元を見て、どの石を渡るといいよ教えたり、手を引っ張ったりする。
汗がじっとりと出てくる。

いよいよ山道へ

林道が終わった地点から、赤テープやペンキなど目印を探しながら歩く。
また川を渡り、先の方、先の方を見ながら歩く。

下ばかりや左右の植物ばかりを見ておれず、うかうかできない。
注意していれば薄くはなって見にくいが、ペンキや布などがあって、
それほど迷いやすいことはない。

また川を渡って、堰堤をぐるりと回って、河原に降りた所で
赤ペンキではっきりと書かれた二文字を見てしまった!

「キャー!」知ってて歩くなんて・・・
いつ足元から、つかまった石の陰から出てくるかとびくびくもの。

そして隙間だらけの石垣!! その隙間の上を歩く。

「いやだよう。出てこないでよう。姿を見せないでよう。」と、
パンパンと手を叩きながら歩く。

そして、やっぱりいた! 3匹目! 「キャー」

やっと終わったと思ったらまた似たような石垣。
娘と二人で手をたたきながら、速足で駆け抜けた!

ここから後は谷を歩く。湿っぽく薄暗い道。

ゆっくりゆっくりの70分で根の平峠に到着。
ここは以前、国見峠へ行く時通った峠。

愛工大の男の子たちが昼食中。
ちょっと向こうでは怒号が聞こえる。訓練中のよう。

峠から愛知川へ下る

ここからは下っていくだけ。
笹は邪魔にならない程度に刈り取られている。

足元に釣鐘のよな花がいっぱい落ちている。サラサドウダン
振り仰ぐと高い枝先にチラホラ。
この後、真っ赤なベニドウダンも発見。
やはり下にポポロ落ちていた。

谷川を数回渡って湿っぽい道を歩いていると、
すぐ右で、シャラシャラと言う音。
ふと振り向くと、「ウアー。いたあー!」

一人ひとり素早く通過するようにして全員無事。

川の音がだんだん大きくなってとうとう愛知川に着いた! 12:00前。
きれいな川。透き通っている。

「ワ〜イ、早く川へはいろう!」と娘がせく。

豚汁を食べて帰途につく

大人たちは豚汁作り
コンロはいつものガスコンロ。コッフェルは大きい10人用。
大根サトイモ・ごぼうは洗って切ってある。
豚肉はみそに漬けてあり、そのまま入れるわけ。

    

    

ゆっくり休んで13:45出発。
15:00、朝明ヒュッテのバス停に到着。

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