清掃山行で 御在所岳へ |
清掃山行に参加 |
●場 所 | 三重県菰野町 | |
●標高 | 御在所岳 1212m | ||
●山行日 | 1986年6月1日 | ||
●コース | 近鉄湯の山温泉駅=タクシーで裏道登山口・・・国見尾根・・・国見峠・・・朝陽台・・・武平峠・・・湯の山温泉バス停 | ||
●多治見から 登山口まで |
JR多治見駅ーJR名古屋駅・・・近鉄名古屋駅ー四日市駅ー湯の山温泉駅⇒三交湯の山温泉バス停 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ⇔その他 |
||
●参加者 | 丹羽、他8名 | ||
●コースタイム |
|
||
周辺地図はこちら |
いつもの電車で近鉄湯の山温泉駅へ。 4人相乗りでタクシーで裏道登山口へ。 満員のバスより早く着いたので、人影はまばら。 薄暗い湿った道の脇にシライトソウ2本。痩せてヒョロヒョロ。
藤内小屋から右折。 川沿いに国見尾根への道を取る。 空は紺碧。雲ひとつなし。 何度も飛び石をぴょんぴょんと渡り、川の音も涼しく快適。 滝の下で休憩。 ここからが急な登りとなる。
お不動さんの祠を過ぎ、5mばかりの滝を高巻いて滝上部の流れを渡ると、本格的なガレ場。 大きいの、小さいの、巨大なのと、今にもガラガラと崩れ落ちてきそうな岩が ずっとずっと上の方まで限りなく続いている。 ちょっと足を踏み出すとガラガラと落ちる。 前の方は気楽だが、後ろの方はひやひやもん。 あちこちにあるケルンを見ながら、ただただ落石を起こさないようにと 1年生の女の子に注意して登る。 シロヤシオは盛りが過ぎていた。イワカガミはちょうど見頃。鮮やかな赤色は、ヤマツツジ。 シロヤシオ ヤマツツジ 早く危険地帯を通り過ぎたいがなかなか進まない。 1年生と2年生と5年生の子どもがいたが、最初にバテたのが、今日のリーダー。 次に5年生の子ども。 「ゆっくり行こうね」の声がかかる。
30分くらいガレ場にいただろうか、やっとガレ場と別れて尾根道へ出た。 あっちにもこっちにもイワカガミの群生。 下の方では種になっていたが、この辺りはちょうど花盛り。 見晴らしのいい尾根から、御在所岳や藤内壁が見える。 12:30から集会が始まるのに、御在所岳ははるか向こう。 とても間に合いそうにない。 シロヤシオの木はトンネルの様にぐるりと頭上高くにあるのだが、 どれもみな萎れていて鑑賞に堪えない。
13:00頃、朝陽台へ続く舗装道路に出た。 もう、袋を持って下山してくるグループもいる。 じりじりと太陽に照らされ背中が暑い。 日陰は占領されて日向しかない。 そのうち、ベンチも空いたのでそこへ移動して昼食とする。 周りががら空きになったころ、やっと出発。 大きな袋を持って軍手も貰って歩き始めるが、自分たちのごみしか入らない。 せいぜい、タバコの吸い殻かビニール袋の切れ端程度。
しかも急な武平峠への道だから、降りるときに両手は必要だし、 あまり利用されていない道のせいか、ごみも落ちていない。 結局、何も拾えず武平峠まで降りてしまった。 そして、「僕たちの担当はここまでだから」と言われ、あっけなく終わり。 後はだらだらの下り。 バス停に17:45着。満員で乗れず。 佐藤会長の車で駅までピストン輸送をしてもらった。 |