冬合宿の下見 白瀬〜御池〜鈴北 




●場 所 三重県いなべ市藤原町 滋賀県東近江市
●標高 御池岳1247m  鈴北岳1182m
●山行日 1987年11月22日〜11月23日
●多治見から
  登山口まで
JR多治見駅ーJR名古屋駅ー近鉄富田ー三岐鉄道西藤原駅・・・坂本谷登山口
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ⇔その他
●参加者 林、早川、丹羽
●コースタイム
1日目 11/22 
西藤原駅
坂本谷登山口
白瀬峠
真の谷テント場

9:15発
9:47
13:08〜13:00
13:50着
2日目 11/23 
テント場
御池岳分岐
コグルミ谷分岐
御池丸山
鈴北岳分岐
鈴北岳
テント場
坂本谷登山口
西藤原駅

6:30発
6:48.
7:21
8:07〜8:12
8:56〜9:00
10:05〜10:11
11:37〜12:33
14:50
16:10発に乗車
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 1日目 11月22日

ザックが重い〜

いつもの電車で西藤原駅へ。上着を脱いで半袖で出発。8:15。

ザックを担ぐと、ずしりと重い
私は共同装備として食料を持つ。
秋の夜長のためのSAKEも1パック入っている。

平坦な部分はいいが緩やかでも登りになると1歩1歩が遅くなる。
ここでこんなでは、あの滝状岸壁をどう登るのか不安になってくる。
坂本谷登山口、9:47。

一息入れて、いよいよ登りになる。

うつむくと頭の上からザックが押す

「よいしょっ、こらしょっ」と、つい掛け声も出る

ザックが大きいので体が振られ、滝横の細い道などヒヤリとさせられた。

花は見事に何もない。

空はだんだん暗くなり今にも降り出しそう。

これから登っていく上の方の空は、雪雲風。
親子連れと単独の女性は、途中で引き返した。

猿が石落とし?

すれ違った女性から猿の悪戯の話を聞き、まさかと思っていたが、
左上方からゴロゴロと本当に石が落ちてくる

手のひら大の石、こぶし大の石と、いくつもいくつも落ちてきて気味が悪い。

帰りには、対岸の上の方から頭ぐらいの大きさの岩が勢いをつけて
ゴロンゴロン。
行きと同じ所で、また落石の音。

テント場の朝4時頃には、サルの水浴びのような音が聞こえた。

ザックが重いので下ばかり見て左右を眺める余裕がない。
滝状岸壁は、思っていたほどきつくなくあっさりと通過。

雨がぱらぱら降り始めたので雨具を着けたが、10分もしないうちにやみ、
青空がのぞき始めたので、また雨具を脱ぐ。

曲がり角に12:20。ここから風が強くなり、上着を着ることにした。
白瀬峠、13:08着。

  

後は降りてテントを張るだけなので、のんびり20分ほど休んだ。

テント場へは一番乗り

テント場へ13:50着。

誰もいないので、一等地に張った。

テント泊はこれで5回目か?だいぶ慣れた。

さあ、宴会。夕食(ごはん・豚汁)

気象通報を聞いて後は寝るだけ。

暗くなってから到着したパーティーもいて、結局6張
隣のテント内のいびきが聞こえたり、夜中寒くてセーターを着たり、
フライのジッパーを閉めたり(忘れていた)

4万1400円の新品のシュラフを持ってきたSLは、
「暑くて寝れない」だって。

 2日目 11月23日

まず御池岳を目指す

早朝4時頃、パタパタと音がする。
??聞いたこともない音だったが、後から猿が水浴びしていた音だと推測した。

5時起床。

片付けてすぐ朝食作り。

いつもの雑煮。テントはそのままで、6時半出発。

御池へは1年前に来ている慣れた道。
谷を詰めて御池への90度の曲がり角に6:48。

コグルミ谷との合流点、7:21通過。
そこからすぐ、泥ぐちゃ道分岐。
霜柱がまだ溶けず固いのに、それでもツルツルと滑りやすい。
靴と言わず、靴下まで泥が付く。

奥の平分岐に、7:54。
御池岳山頂に8:07〜8:12。

笹のトンネルを通って鈴北岳へ

奥の平へも足を延ばそうと進んでみたが、笹・笹・笹で嫌になり、
ボタンプブチ分岐からUターンする。8:25。

もとの分岐からツルツル・ヌルヌルの道を注意して下り、鈴北への分岐に8:56。
坦々とした道になった。

冬、ここで遭難があったと聞いた。
吹雪だと地形が分からずさまよってしまうらしい。
途中、遭難碑があったが「こんな所で?」と思うような所。

真の池、9:36〜9:46。
笹は鈴鹿につきもの。またまた笹のトンネルをくぐらなければならない。

鈴北山頂、10:05。
笹原の中の空間といった所で、ヒューヒューと笹があっちへなびきこっちへなびきしていた。

  

先着パーティーは、食事中。

さあ、帰ろう!

同じ道をどんどん下って11:37、テント場着

テントを撤収して、パッキングしてコーヒータイム。

泥だらけの靴を洗って、12:33出発。
13:01、白瀬峠。たくさんの人に出会った。

坂本谷登山口に、14:50。

鱒の定食とビールで乾杯!

16:10発の電車に乗車。

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