稲ケ谷から  東雨乞岳往復


  ●場 所 滋賀県近江市・甲賀市
  ●標高 雨乞岳:1238m 
  ●山行日 1992年11月3日(火・祝日))
  ●多治見から
  登山口まで
多治見=勝川駅=鈴鹿スカイライン=稲ケ谷登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
  ●参加者 林、丹羽、中山
  ●コースタイム 勝川駅
御在所SA
稲ケ谷登山口
東雨乞岳
登山口
8:40発
9:30~9:45
10:45~11:00
13:25~13:45
15:35~16:15
                               周辺地図こちら    


朝、迎えにきてもらった車の下から何か漏れていることに気付き、
佐藤モータースへ寄ってなおしてもらった。

約1時間の遅れを、勝川駅へ連絡。
駅で待つメンバーに伝えてもらった。

勝川駅で合流して、鈴鹿スカイラインへと向かう。

なんと車の多いこと!徐行運転のための遅れも重なり、
登山口へは11時頃になりそうなので、
車の中で地図を見ながら、ちょちょっと行けそうな稲ケ谷からはいること にする。

武平時からは雨乞まで3時間、
稲ケ谷からなら1時間50分。

出発前の遅れをここで取り戻せそうと思った。

ここで留守宅に電話をしなかったので、後で総括された

鈴鹿スカイラインをずいぶんと下った登山口にやっと着いた。10:45。

初めての道は、いつも何かしらドキドキとして、些細なことにも感動を覚える。

沢に沿っての道が続いているが、観光客がふらっと入るような易しい道ではない。

崖っぷちの細い道を辿り、岩を下り、滑りやすい沢を渡り、
(水量が多かったのか岩がぬれていた)
70°か80°の急登をぐいぐい登るスリリングな道であった。

イワウチワ、イワカガミの大群落があり、
花の時期には谷がピンク色に埋まりそうで楽しみがまた増えた。

地図には「1時間50分」、 登山口には「2時間」と書いてあったが、
行けども行けども頂上へ着かない・・・

やっと、尾根が見えてきて『もうすぐだ』と思ったら、
笹のトンネルを通らなければならない。

頭より笹の方が高く、ちょうど人1人通れるだけの道が開いている。

そこを、もぐ らかねずみになったような気分
腰をかがめて通過。

頂上近くなってやっと頭が笹から出てほっとする。

そこが、縦走路との出合い

左へ行けば、本当の雨乞岳(でも、展望は良くない)
右へ行けば、東雨乞(ニセの雨乞で、展望は360°)

右を選ぶ。

タイムリミットの13:25、やっと頂上着。

ビールもじゃがバタも諦め(ビール1缶を3人で分けたのみ)下山。

単独行の男性にまたおせっかい。『ビールはいかがですか』 ・・・と。

御在所、鎌、宮指路、仙ケ岳、野登山、綿向山、国見などが、
ぐるりと見える。

  

さあ、下山。13:45。

下りはあっというまに距離をかせぐ。

沢の水も、水量が減って渡りやすくなっていた。

登山口の手前で、ビールとじゃがバタで宴会。15:35。

地図のコースタイムは誤り。
上り、2:30。下り、1:50。



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