三ツ口谷〜 鎌ケ岳 〜長石尾根 |
鎌ケ岳山頂で |
●場 所 | 三重県菰野町 | |
●標高 | 鎌ケ岳 1161m |
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●山行日 | 1992年2月11日 | ||
●コース | 一の谷茶屋・・・三ツ口谷・・・鎌ケ岳山頂・・・長石尾根・・・湯の山温泉バス停 | ||
●多治見から 登山口まで |
JR多治見駅ーJR名古屋駅・・・近鉄名古屋駅ー四日市駅ー湯の山温泉駅=タクシーで一の谷茶屋へ・・・登山口 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ⇔その他 |
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●参加者 | 丹羽、林、中山 | ||
●コースタイム |
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近鉄湯の山温泉駅からタクシーで一の谷茶屋へ。1420円。 一の谷茶屋から眺める御在所は高くそびえていて、 赤いゴンドラが綺麗に浮き出ていた。 雪は昨日少し降っただけで期待するほどではないよう。 堰堤を降りた所の、三ツ口谷分岐で休憩。 そのまま登って行こうとしたら、凍っていて危険とのことで引き返し、 アイゼンを着けることにした。 岩から染み出た水がカチンコチンに凍って、氷の岸壁となり 足元も凍って滑りやすくなっていた。 冷や冷やしながら乗り越えた。
雪のない場所では、アイゼンがキーキーと嫌な音を立てるが、 雪がしっかりある所では滑り止めとして威力を発揮する頼もしい道具である。 この道は、滝の手前から右手へと登る急登の道と、楽な山道に分かれているので、 安全な山道を選んだが、それほど楽というわけでもなかった。 滝は上から下までずうっと氷、それは見事なものだった。 谷に沿ってどんどん登っていくと分岐に出る。 ここからからはトレースがなく、雪の上に初めの一歩を記しながら歩くのはとても爽快。
こんな素敵な経験、他のメンバーにも経験してもらいたくて、トップを代わった。 ザレ場は、右の方へ道を取れば武平峠からの尾根道へ出やすいはずなので、 立ち往生しているトップに変わって前へ出る。 頂上までは、右手でピッケルを突き刺し、左手で岩をつかんだり、 ある時は、ピッケルを放り投げて岩にしがみつきなどしてやっと頂上に着。 鎌ケ岳頂上 目の前には、御在所、雨乞の雄大な山容が迫っている。
下山は、尾根道の方が雪が多くて快適そうに思えたので長石尾根のルートをとった。 南斜面は見事に溶け、北斜面には十分な雪が残っていた。 雪道を楽しむ 途中、長石谷へ行こうとしたがテープもなくなり引き返すはめ。 堰堤でアイゼンを外し、身軽になって登山口へ。 いつものように、「しまや」で宴会。 |