すばらしい紅葉
              涸沢〜奥穂
             (上高地〜涸沢〜奥穂〜涸沢〜上高地)


2日目 10月10日

ザイテングラードも列を作って・・・

      
       出発前 テント場はまだ陽が当たっていない

   
    すばらしい黄葉・紅葉 朝日に照り輝いている
  
6:50発。涸沢小屋のテラスを横切って登山道へ入る。
テント場はまだ陽が当たっていない。
黄葉は昨日にまして鮮やかになってくる。

  

     

  

ザイテングラードに入ると歩みがゆっくりになり
待ち時間が多くなり休みながら歩いている・・・といったところ。

3人で頂上へ

穂高山荘前のテラスに9:00〜9:30。
周りの景色を眺めながら休憩。
  
  
    穂高山荘のテラスで

中山さんは山頂をパスすると。えーっ、せっかく来たのに・・・
登っている途中でもうえらかったらしい。高度障害かも。

小屋で待っていてもらうことにして、3人で頂上を目指す。

    
    奥穂への登り 交通整理がいるところもある

梯子のところや狭い場所では交通整理が必要となり、またまた待ち時間となる。
ところがその場所は北側で風が吹きぬける場所ときているので
寒くて寒くてぶるぶる震えながら待っている。

交通渋滞を抜け出した後はすいすいと頂上まで一気に登る。

  
     奥穂の頂上

荷物が軽いのでハイキングのよう。

    

4人で涸沢岳へ

西穂へ続くジャンダルム・前穂・北穂・涸沢岳などが
ぐるり360度の展望。

  

  

  

  

下りもやはり交通整理をしながら梯子付近を降り、小屋に着。

中山さんはさっきより気分がよくなったとか。
少し休んで涸沢岳なら危険なところがないから行こうと誘う。
あの奥穂からの展望をぜひ見てほしいから。

ほんの少しの登りで涸沢岳頂上着。12:10〜12:15。
北穂へと続く急峻なルートが続いている。

  

  

霧が流れるとブロッケンが何度も見えた
手を振る自分の姿が霧の上に現れてくる。何度も手を振る。

小屋に戻り、テント場へ。下りのザイテングラードも時間待ち。

  

パノラマコースへと道をとりテント場に15:05着。

夜中の地震!!

夕食が終わった後、満天の星を見ようと外にいると、
真っ暗な山道をライトが点々と降りてくるのが見える。
北穂から、屏風の頭から、涸沢岳からも。
どうしたのだろうこんな遅くに。

夜中地震が来た。こんなところで地震!!。
登山道が崩れたら帰れなくなるのか・・??と心配しながらも寝ていた

3日目 10月11日

今日もい〜い天気

帰りの混雑を予想して早めに帰る
計画では屏風の頭からだったが登りはもう結構・・・
ということから行きと同じ道をとることにして日の出前に出発。

今日もいい天気。見事な紅葉ともお別れ
名残を惜しんで振り返り振り返り下る。朝はまだ人通りも少ない。

静かな山道を歩き横尾から徳沢に着。


とたんに人が多くなり姦しい。特に中年の女性の集団。
声高に話し、あたりの静寂をなんとも思わずに
自分たちだけの世界を作っている。
足早に追い越すか、それとも間を開けるかのどちらか。

  
     鮮やかな色!!

早く下山したのですいすいと帰宅

上高地の観光客の間を縫ってバスターミナルへ。
まだ早いので並ばずともすぐ番が回ってくる
小型のマイクロタクシーで沢渡へ。
松本への道も高速も空いていてスムーズに多治見着。

後でヤマケイの漫画を見ると、あの上高地でバスの便を待つため暗くなるまで待っていて、
山ヤは、コンロを出し防寒具を着て飲めや歌えやで気楽に待っていたが、
観光客は寒風にさらされ、おなかも減りで散々だったとか。

われわれの選択は良かったわけ。

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