乙女渓谷から 小秀山 |
●場 所 | 岐阜県中津川市・長野県木曽郡王滝村 | |
●標高 | 1982m | |
●山行日 | 1993年6月13日(日) 前夜泊 | |
●多治見から登山口まで | 多治見=乙女渓谷キャンプ場駐車場・・・登山口 ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 林、丹羽、中山、犬飼 | |
●コースタイム | 6/12 多治見駅 乙女渓谷キャンプ場(泊) 6/13 キャンプ場 滝の下(朝食) 小秀山山頂 分岐 林道 キャンプ場 |
6/12 13:50発 15:50着 6/13 4:50発 5:35〜6:00 9:50〜10:00 10:55〜11:00 12:27 12:55着 |
周辺地図こちら |
多治見駅で林さん・犬飼さんと合流し付知へ向かう。 約2時間で乙女渓谷キャンプ場に到着。 大きな広場に吊り橋がそっくり置いてあり、高床式風のテント場に なりそう。 明日からの雨にもここなら大丈夫と思い、橋の上にテン トを張り 早速、焼き肉とビールで宴会を始める。 たらふく食べ、シュラフに潜ったのはまだ外が明るい頃。 林さんも 中山さんも日頃の睡眠不足からか、 私たちのおしゃべりも聞こえなかったり、夢うつつだったりしていたとか。 夜中、ゴーゴーとうるさいほどの川の音と、 パラパラとテントを打つ雨の音に眠りが邪魔され、何度も目が冴える。
翌朝、4:00起床。 テントをたたみ、4:55出発。 昼ごろから雨という天気予報だが、早くなることもあり得るので、 危険な岩場だけはせめて雨の降らないうちにと急ぐ。 夫婦滝まではハイキングコースと言うことだったが 殆んどが川にせり出した桟橋で、川の瀬音を聞き 足元を流れる水を見ながらの快適な遊歩道である。 ピーチクピーチクと小鳥の歌声。シジュウカラらしい。 シャクナゲの時期は終わっていて、あ〜あと思いながら歩く。 35分ほど歩いた川のそばで朝食とする。 なかなかお湯が沸騰しなくてて苛々したが、 パン・コーヒー・野菜サラダの献立を楽しむ。 空は 今にも降ってきそうな厚い雲に覆われている。 先が長いので早々に出発。 夫婦滝は落差が70メートルとかで、細いけれども垂直に落ち見事。 滝の左側にピンクの大きなシャクナゲの木を発見! キャンプ場ではもう遅かったのに、ここらは今がちょうど見頃。 1本見つけるとその隣・その上・・・ というように 滝にそってずうっとピンクの魂が目に入る。 シャクナゲは水が好きなのかしら。 ジグザグに登って、シャクナゲのすぐそばまで近付くことができた。 ピンクと白がなんともいえない具合に混じり合って 豪華ではあるけれども、けばけばしさばなく、 薄化粧で上品な色合いが素晴らしい。 ここをはじまりとしで、ずう〜〜〜〜〜っと山頂まで シャクナゲを見ながらの山行となった。 ここの素晴らしい事は、目の前、頭のすぐ上、枝を手にとり香りを嗅げる すぐ近くにまで、ありふれて咲いていること。 そして、蕾の濃艶な紅色。 後で図鑑を調べたところ、ホンシヤクナゲばかりでなく、3種類程が入り混じっていたようだ。 |