オコジョと出会った! 恵那山


  ●場 所 岐阜県中津川市
  ●標高 2191m 
  ●山行日 1994年10月2日
  ●多治見から登山口まで 多治見=中津川=黒井沢登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
  ●参加者 中山、丹羽、中村
  ●コース 黒井沢登山口〜野熊ノ池〜水場〜避難小屋〜山頂往復
                         周辺地図こちら    


6:30多治見発。

8:10ゲート着。先客は10台程。
8:30発。

他の会員から、私のペースが遅いとそれとなく言われたので、
意識して足取りを早くしてみた。

と、辺りを見回す余裕が減り、
周りの景色、草花に気付かず行き過ぎてしまうこともしばしば。

こんな山行は私向きではない。早く歩くことにどれ程の意義があるのか・・・と思った。

林道は、両側からススキなどが被さっているし、
川からはゴーゴーと水の音。

今年の夏は、ずーっと水とは御無沙汰だったので感激。

登山口からば、水が手に届くほどの近くを流れる大好きな道となる。

営林署の小屋の下で休憩。9:00−9:05。

計画書のコースタイムでは、ここから野熊ノ池まで55分となっているが、有り得ない。 
ガイドブックの間違い。

橋を渡り、雪の日難儀した斜面を通り、水場に着。
もう、トリカブトは種。
暑い夏 のためか、花はいつもより早く咲き終わったよう。
9:55〜10:00休憩。

尾根にでると、南アルプスが見える・・・と楽しみししていたが、眺望ははっきりしない。

野熊ノ池は賑やかなので、さっと通過。

「金色の針」のカラマツは、まだ緑。期待外れ。

尾根へでて、伊那谷を見下ろしながら休憩。

ちらほらと紅葉が始まって、ナナカマドの赤が目立つ。

夏、枯れたという水場
味は、やはりワサビ平には負ける。11:50〜12:00。

頂上近くなると、ドウダンツツジの赤が遠くからでもあちこちに目立つようになってきた。

避難小屋を素通りして頂上へ。12:20、着。

  

  

展望は良くない。

ココアタイムとする。
今日はビールを凍らせて持ってきたが、 途中、いつまでもとけないので
尾根へ出てから、ザックの外に吊しておいたが、今度はとけ過ぎて生ぬる・・・
私はもっとギンギンに冷たいのが好き。

たっぷり休んで13:30発。
避難小屋も案内する。

帰り、北八ツふうの原生林の中、大きな岩の横に木橋が掛かっているところで、
チューチュー?という声。

最初小鳥がいるのかと、足元を探すと、なんとオコジョ!
パッと名前が出てきた。
頭が小さく、胴の長い、スマートな体
まだ、夏毛。
恐れるふうもなく、じ−っとこちらを眺め、目と目がバッチリ合ってしまった。

後ろから登山者が 来たら穴に潜って、
ちょっと先の穴からまた顔を出す愛嬌者。

後ろから登山者が来なければもっと長くいたかったのに、
追われて先を急いでしまった。
惜しかったなあ・・・

中村さんは、ずっと先を歩いていたので会えずじまい。

野熊ノ池に15:00着〜15:10発。

それからは、ノンストップの早いスピードで追い抜き、登山口へ。

16:00着。16:25発。


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