越百(こすも)山 |
越百山山頂 |
●場 所 | 長野県塩尻市 | |||
●標高 | 越百山:2613.2m 仙涯嶺:2734m | ||||
●山行日 | 1994年6月11日〜6月12日 | ||||
●コース | 越百山登山用(P)〜登山口〜越百小屋〜越百山〜仙涯嶺〜越百山〜越百小屋〜登山口〜越百山登山用(P) | ||||
●多治見から 登山口まで |
多治見駅=JR中津川駅で名古屋からの同行者2名と合流し越百山登山用(P)へ ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ⇔その他 |
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●参加者 | 丹羽、林、中山、中村 | ||||
●コースタイム | 1日目 7月27日(土)
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小屋で寝具持参の素泊まりを計画。 JR南木曽駅で合流。伊奈川ダムの登山口まで車で。 ダムの少し先、駐車場の看板のあるところで停める。 もう少し先まで、ゲートのあるところまで行けることに後で気付く。10:05発。 林道を、約1時間歩いて登山口。11:05着。 車が2台程停まっていたが、後で越百小屋の主の友達と分かる。 (鍵の番号を教えてもらって1時間を省略したわけ) 「大曲り」のジグザグを登りきったところが4合目、11:55。 シャクナゲのない「シャクナゲ平」、木の根がごつごつと浮き出たまさしく「痩せ馬の背」の道、おこじょがいるのかしら?「おこじょ平」と整備された道を進み、上の水場へ。 少し下ったところから、水の音。顔を洗いに出掛ける。 オサバグサ、イチョウラン、イワカガミ、ズダヤクシュ、ミツバオウレン、ヒメイチゲ、コミヤマカタバミなどどっさり。 登って登って、静かな樹林帯の中へ。倒木もある。 福栃山の雪も難無く通過。少し下ったところに越百小屋。15:10着。 明日の天気が悪そうなので、今日のうちに越百山の頂上へ。 30分なんて大間違い。 16:20頂上着。 越百山山頂 途中もう1組のパーティー(小屋の主の友人たち)とすれ違う。 今日は、2パーティーのみ。 寝袋を持ってこなかった1人は、隣の小屋に泊まろうかとも考えたが、 幸い、もう1組のパーティーからシュラフを借りれることになって、無人小屋で4人寝ることになる。 今日も、しゃぶしゃぶ。 夕飯が終わった頃、向こうの小屋から声が掛かり、出向く。 土岐市の伊藤さんが、「10年がかりで環境庁から土地を借り、小屋を自費で建てた」「スキーが好きで、お客がこないときは、南駒の方までスキーに出掛ける」とか、「採算を度外視なのは下界に家があるから」とか、「同じ職場で山好きが集まった」とか、コ ーヒーを飲みながら話を聞く。 無人小屋へ戻って寝る。 夜中、騒々しい声が聞こえてきてうるさいなあと思って聞いていたが、「あっ、流れ星!」の声に飛び起きる。 外は、満天の星。 遅くまで起きていた人は、流れ星を見付けたとか。 私は、残念ながら一つも… 「たくさん見える」・・・と喜んでいる人も。 寝る前、雨が降っていたのに、こんなによく晴れたこと! 明日、天気がよければ3:00起きで、ご来迎を見にいこうと話がまとまる。 ガスが出てきたのでシュラフに戻る。
「どえら〜いい天気やで〜」の声で起きる。 ご来光登山は待ち時間が寒いので、行かない人1人。 土岐のパーティーの後にくっついて出発。3:30。 いつもマイペースで登っているので、人の後に付いて歩くのは苦しい。息がゼーゼーする。 しかし、そのスピードのお陰で40分後には頂上着、4:10。 後から追い付いた伊藤さんが、テント(寒いので膝掛けに)、熱いお茶、キャンディーまで用意してくださった。 暫く待って、やっと日の出。 越百山山頂でご来光を待つ まだまだ早い時間なので仙涯嶺まで行くことにし、伊藤さんに伝言を頼んで出発。4:43。 尾根は歩きやすく、ウラシマツツジの花も咲いている。 留守番の人用に、御土産を少し貰う。 南駒ヶ岳への路は、急激に下って、ガレガレを急に登る危険地帯。 仙涯嶺で休憩、5:55〜6:05。 南アルプス? 伊藤さんが滑りにくるスキー場とはどこだろうと話しながら戻る。 と、行きには見え なかったキバナシャクナゲが斜面一杯に咲いているのを見付け、留守番しないで一緒に来くれば良かったのに…‥と言い合う。 越百山に7:00着。越百小屋、7:27着。帰り支度をして出発。8:45。 越百小屋前で 4合目、10:18。 登山口、11:55〜12:10。 駐車場、12:50着。 |