新しいルートで30周年記念山行交流会 |
国見岳(腰越峠経由) |
(朝明キャンプ場〜腰越峠〜山岳寺跡〜国見岳〜根の平峠〜朝明キャンプ場) |
入会以来はじめての大人数での山行 国見岳頂上で |
●場 所 | 三重県菰野町 | |
●標高 | 国見岳 1165.7m | ||
●山行日 | 1996年11月9日〜11月10日 | ||
●コース | 朝明〜腰越峠〜山岳寺跡〜国見岳〜根の平峠 〜中峠〜ハト峰〜朝明 |
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●多治見から 登山口まで |
多治見=朝明キャンプ場 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | テント泊(浦本 丹羽 宮田 神戸 玉置 蓑田) 朝集合(中山秀 早川 水野裕 会員外1名) |
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●コース タイム |
前日 11月10日
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11月11日
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地図はこちら |
30周年記念・海外登山のトレーニングが目的の山行。 入会以来始めて10人という大人数の参加者となった。 6人は前夜発、テント泊。4人は当日朝発の2部制。 17:05、車2台で出発。通勤ラッシュの間を縫って、朝明ヒュッテのテント場へ。 暗いので標識も見逃したらしく行き過ぎてしまった。 いつものバス道に戻ってからは、1本道なのでカーブだけに気をつけて走る。
朝明ヒュッテのテント場に着。真っ暗の中、先着のテント数張りを避けて2つ張る。 エスパースの張り方なら分かるのでそちらを手伝う。 4人用と2人用の2張り。 大きいエスパースで交流会。6人入って満員。 ビールと焼酎とおつまみで。11時頃就寝。
夜中パラパラと雨の音。川の音と風の音が耳に付く。 5:30、起床。雨は止んでいる。温かい飲み物とパンで朝食。 朝発の車が着いた。道路が空いていたからだと。 駐車場には大団体。彼らは鈴鹿7マウンテンのお客らしい。 目的地は釈迦・・・と聞いてほっとする。
我々は、腰越峠経由の国見岳。まだ私が通ったことのないルート。 リーダーに進言して決めたプラン。 しかし、登山口が分かり難い。 今まで何回もここにきているがそんな分岐に心当たりがない。 新しい地図を見たり標識を見たりして、やっと橋を渡ってすぐ右へ曲がるらしいと分かった。 「家族歩道」の標識しかない。 とうとう土地の人に聞く羽目。 川に沿って伊勢谷のほうへ進んでいくとやっと壊れた標識に「腰越峠」の文字。
う〜ん、なかなか良い道。静かだし、谷沿いだし、紅葉もいいし。 鈴鹿で好きな道の3本に入れようかと思うほど。 堰堤を登ろうとする時、リーダーから「落石に気をつけて〜」と声がかかる。 ついさっき崩れ落ちたような岩が散らばっている。
谷を渡り細い急登の道を、枝を掻き分け登る。 ぐんぐん登るので流れはずーっと下の方になった。 ジグザグに登っていく。一山越え、2山越えると涸れた谷に出る。 踏み跡もはっきりせず、テープも疎ら。 探しながら、探しながら谷を登る。
急な坂を上ったところが腰越峠。伊勢湾がきらきら光って見える。 今度は「足元注意」地点をトラロープにつかまりながら 急坂を下りたり、滑るように下って山岳寺跡に着、9:25。 こんなに狭いところに寺が???と思われるような鞍部。風の通り道で寒い。 参詣の階段を下りると川を渡り、いつもの国見尾根への道と合流。 何度も来た道。ほかの9人は初めてだという。 ゆるぎ岩や藤内壁や石門などを案内しながら国見岳に着、11:05。
ここからの藪漕ぎはすごいしぬかるんでいる。 下って下っての連続で、根の平峠に着。 まだまだ藪が続く。 初めての水晶岳にも登り、中峠、金山、ハト峰を通って最後の下りに注意して林道へ。 やっと気が楽になっておしゃべりしながら駐車場へ。 新しい道を覚えた〜。 |