リハビリ山行 今度は中央アルプス
            
  木曽駒ケ岳


  ●場 所 長野県上松町・木曽町・宮田村
  ●標高 2,955.95 mm 
  ●山行日 1997年8月29日〜8月30日
  ●多治見から
  登山口まで
多治見=木曽駒高原:新和スキー場駐車場(=登山口)
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
  ●参加者 丹羽、守山
  ●コースタイム   1日目 8/29
多治見IC
スキー場(一番上の駐車場)=2合目
幸川
4合目
6合目
8合目
玉の窪山荘
頂上小屋

5:20
7:15〜7:35発
8:25〜8:35
9:25〜9:35
1045〜10:55
13:30〜13:40
15:00
15:30着
2日目 8/30
頂上小屋
8合目
7合目 Aコースへ
4合目
3合目 トラバース
駐車場

6:55発
8:30〜8:50
9:45〜9:50
12:28〜12:40
13:30〜13:35
14:30着
                   周辺地図こちら     


【1日目 8/29

同じような時期にこれで3回目の木曽駒。

今回は同行者の車でスキー場に駐車することにした。

5:20多治見IC。5:50中津川。
スキー場の一番上の駐車場に駐車、7:15。ここがもう、2合目。7:35発。

林道の脇には、クサボタン・サラシナショウマ・コウシンヤマハツカ・サルナシ などが
目を楽しませてくれた。

トリアシショウマ(3回3出葉で計15枚)と、
ヤマブキショウマ(2回3出葉で計 9枚)の違いを予習していったが、
結局、はっきり区別はできなかった。

幸川を渡ったところで休憩、8:25〜8:35。ここから登りになった。

薄暗い針葉樹林の中、カニコウモリオクモミジハグマがいっぱい。

リハビリ山行なのでスピードはゆっくり。

下のスキー場も、駐車している車も、足元に見えるようになってきた。

水場で休憩、9:25〜9:35。4合目。ちょろちょろという音が聞こえる。

おなかが空いたので5合目でも休憩タイムを取った。10:00〜10:15。
バナナを貰った上におにぎりも食べた。

  

6合目では梨を食べた。10:45〜10:55。

7合目 11:45〜11:55。
ここで地図を見ながら山名を相談していたが、後で間 違いだと分かった。

8合目の手前で、クロマメノキの実(本当はクロウスゴ、勘違いしていた)が
どっさりなっているのを見付けた。

急いで登る必要はない。楽しんで登ればいいのだからと、
腰を据えて採集することにした。12:40〜13:05。

お猿が見たら飛び上がって喜びそうなくらいの大豊作!
とってもとっても取りきれなかった。

8合目に13:30〜13:45。水を汲んだ。
今日の水量はまあまあ。

ここからの登山道の両側もクロウスゴがど〜っさり。
また採集しようかと思ったが、空が暗くなってきたので
明日にまわすことにして、素通りした。

  

小屋下で休憩。14:40〜14;45。
あと一登りで玉の窪山荘

  

小屋を15:00通過。
計画はここで泊まることになっているし、水もあるが、
あま りにもがらんとしているので、頂上小屋まで行くことにした。

  

二人ともゆっくりな ので疲れていないこともある。

頂上小屋に15:30着。行動時間は8時間だが、歩行時間は1〜2割り増し。
休憩をたくさん取ったから。

先客が20人くらい。
蚕棚の上はがら空き。

今回は全部小屋の食事まかせなの で、気が楽。

ビールとおつまみでと思っていたら、なんとお茶とお茶請けが出てくるのには驚いた。
お茶請けはかりんとう。ビールにも合う。

着いた時は汗たらたらだったが、だんだんと寒くなってきてフリースを着込んだ。
これであったかくなった。

夕食は、北アルプスより、八ヶ岳より質素。
ただ、ワインがついているのがア イディア。6500円。

去年はおじさん一人だったが今回は若者もいて、食事の用意をしていた。

部屋の隅にあった山の本を見ていると、ここの特殊な花として、
ヒメウスユキソウ・コバノクロマメノキクロウスゴと思ったのはこれなのかなあ?)
サクライウズ・ カイタカラコウ・コメバツガザクラとあった。

寒いので布団に潜り込むことにした。

団体のパーティーがうるさいので「おしゃ べりは食堂でしてください」と言ってしまった。

おかげで静かになって眠れた。


【2日目 8/30

朝、5時20分頃が日の出らしいが、同行者は寒さに弱い。
一応、「御来光、見に行く気ある?」と聞くと、「ある」と答えたので、
どっさり着ていくよう勧めてから出かけた。

頂上に着く前に日が出たようで、降りてくる人もいた。

時間差で静かになっていいや・・・と思って登って行った。
5:20〜5:30、頂上

  

  

南アルプスも八ヶ岳も見える。
富士山の 頭も、御岳・乗鞍も見える


小屋に戻ったら既に朝食が始まっていた。

「遅くなってすみませ−ん」と言って 昨日と同じ場所に座った。

朝食後、6:55、小屋発。6℃。

また、カメラを忘れるというどじを踏んでしまった・・・

9合目、7:15〜7:20。トウヤクリンドウをカメラに収める。
今日のカメラは手動式。

昨日素通りしたクロウスゴの実がいっぱいなっているところで
採集に励んだ。8:05 〜8:20。もう十分というほど取ったので止めた。

  

8合目、8:30〜8:50。冷たい水でミルクを作った。

7合目、9:45〜9:50。
ここからトラバースして、福島Aコースへ

水場で休憩、10:08〜10:18。

同行者はどちらの水がおいしいか飲み比べていた。

5合目の上、キイチゴのところで休憩、11:13〜11:23
  
     

4合目で休憩、12:28〜12:40。

3合目で休憩、13:30〜13:35。

ここからトラバースして駐車場へ

このトラバ ース道、同行者に言わせると「今までで一番おいしい空気」だそうな。
クサソテツ(勝手に命名)がいっぱい生えていて
酸素がたくさん出ているような気がした。

途中、「しりもち坂経由山荘へ」の標識を左に見て右折した。
だって左折したら車からどんどん離れてしまうような気がしたから。

この勘はあたっていた。ぴっ たり車の前に出た!

駐車場に、14:30着。

冬ならスキー場。

今は秋の草花が咲いている草原の中を、駐車場目指して
歩きやすそうなところを選んで歩いた。

なんと! キキョウ・ハギ・オミナエシ・ススキな どの秋の七草が
ど〜っさり咲いていて思いがけない楽しさ。

  

最後に大きなプレゼン トを貰った気分。

車で「駒の湯」へ。

途中、去年シデシャジンを見たカーブで車を停め、散策。
記憶は確かだった。

草刈り鎌で切られてはいたがちゃ〜んとあった!

改装された「駒の湯」で入浴。

豪華な畳の間を通って風呂に入るシステム。

ふ〜ん・・・
足の包帯を取って浴場へ。

包帯と厚紙で固定してあるので安心感がある。

出てからフロントにいた男性に聞くと、
「昔の茶色い湯は、今はろ過して使っている」・・・とのこと。

ふ〜ん・・・

広々とした浴場になっていたが、私は薄暗い岩風呂よりこの方が好き。

15:35発。 18:00、多治見IC通過。



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