さすが静かな南アルプス |
塩 見 岳 |
(鳥倉林道〜三伏峠〜三伏峠沢小屋〜塩見岳往復) |
塩見の頂上で |
●場 所 | 山梨県 | |
●標高 | 塩見岳 3047m 烏帽子岳 2726m | ||
●山行日 | 1999年10月10日〜10月11日 | ||
●コース | 鳥倉林道終点(P)〜三伏峠〜本谷山〜塩見岳〜 三伏峠〜鳥倉林道終点(P) |
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●多治見から 登山口まで |
多治見=多治見IC=中央道=松川IC= 鳥倉林道終点(P) ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 林昭 丹羽 蓑田 林雅 | ||
●コースタイム | 1日目 10月10日
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2日目 10月11日
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地図はこちら |
連休にどこへ行こうかとあれこれ悩んだ末に、南アルプスに決まる。 小屋は営業していないので期間外開放の小屋を利用すること、 シュラフ持参の山行なので荷物が重くなること、 2日目の行動時間が長くなることの3点がネックだったが、やはり決行。
1日目は小屋まで着けばいいので出発もゆっくりのお気楽な予定。 鳥倉林道入り口を見過ごし前進してしまい、引き返す。 橋を渡らず左に上がっていく道がそれ。 たくさん標識が並んでいる一番上にちゃんと表示があった。 約30分、林道の最奥のゲートに着。 既に車がたくさん駐車してあるので、後戻りをしてやっと道端に停める。 今日は蓑田さんの新車で。出発9:53。
ここから登山口まで約30分歩かなければならない。登山口、10:25着。 新しいルートは胸がわくわくする。 林雅さんがバテ始めたので共同装備を蓑田さんと分けてもつ。 3回の休憩の後、三伏峠に着。13:30。 もし沢小屋が満員だったら・・・ ここの冬季小屋へ引き返してこなければいけないかも・・・と思い偵察に行く。 ザックだけあって人影はないが、日が入って暖かく 4人くらいの余地はまだある・・・と見てからとってかえす。 しかし、ここは水場がない・・・。計画通り沢小屋まで下りる。
ガレを右に見て懐かしい道を分岐へ。 どんどん下りて、やっと水の音が聞こえてきて一安心。 三伏峠沢小屋に着、14:30。 まずは寝る場所を確保しようと中へ入る。 2人ずつ、離れてはいるが場所を確保してから烏帽子まで散歩に出かける。 林雅さんがえらそう。 素晴らしくいい天気で展望もよかったのに、待っている間にガスが出始め、 富士山も塩見も見え隠れし始めて残念。 小屋へ帰る、15:05着。 三伏沢小屋前のテント場
すぐ夕食の用意。牛肉の野菜まきとニンニクの芽ときのこを炒める。それにポテトサラダとご飯の定番。 私はビールを2本持ち上げているので、沢で冷やしておいたらキュンと冷えておいしくなった。 箕田さんはブランデーを壜入り!で持ち上げている。 気持ちよく飲み、気持ちよく酔い、 洞井さんのまねをするなどして陽気になってしまった。 |
すっかり暗くなってから小屋に入る。周りは既に静か。うるさくしていたようで申し訳ない・・・・。 朝方、起きて見上げると満天の星。幸先がいいなあ・・・。
4:15起床。外で食事を作る予定だったが、 早起きの人が中で作っている音と匂いがしたので、 シュラフカバーを片付けてその場ですぐ食事つくり。 5:50発。沢沿いの道を登って本谷山へ。恵那山が大きく見える。 記憶にある道を逆に行くわけだから気分も新しい。 塩見への登り
頂上直下の岩場を過ぎ、頂上に9:20着。 い〜い眺め。夏、苦しい思いをして登ってきた稜線もバッチリ見える。 頂上は我々だけ。東峰へも足を伸ばす。 10:00までゆっくり展望を楽しみ、景色に浸る。 |
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さあ、下山。塩見小屋の見学もしていく。 本谷山に12:15〜12:25。沢小屋に12:55着。 既に人影はなく我々が最後。重く感じるザックを背負い、13:20発。 峠小屋からは、1回休憩を取っただけで登山口へ、15:40着。 行動時間、10時間弱。さすがに足が疲れた。 明るいうちに林道に出られたし、駐車場にもギリギリ明るいうちに着いた。16:15着。 あのたくさんあった車も今は数台のみ。 それほどの渋滞にも出会わず、20:10には多治見に着。 静かで天気がよくて何よりだった。 |