冬道を通って 恵那山へ   会山行



恵那山山頂
●場 所 岐阜県中津川市
●標高 恵那山 2191m
●山行日 1999年1月31日
●多治見から
  登山口まで
多治見=中津川=黒井沢登山口
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ⇔その他
●参加者 谷口、加藤眞、中山恭、丹羽、八横、大谷、土本、中山秀
●コースタイム
多治見
黒井沢の駐車場
登山口
野熊の池
恵那山山頂
野熊の池
登山口

5:10発
6:50〜7:15
7:50〜7:55
9:45〜9:55
13:25
15:05〜15:20
18:35着
周辺地図はこちら


黒井沢駐車場まで車が入った

多治見、5:10発。

6:50、黒井沢の駐車場着。あたり一面雪の中。
先に着いて身支度を終えた2人パーティーが出発。
ラッセルして登るなら、2人だと体力の消耗が激しいのですぐ追いつけると
たかをくくっていたが、予想は外れちっとも追いつけなかった。

冬山の身支度にはコツがいる

身支度を整え、7:15発。
と思ったら、女性メンバーの1人がフリースは着ているし、スパッ ツの上に
雨具のズボンを履いているしで(先輩の男性を見習ったらしい)、
反対だと指摘され、履き直して出発。

登山口に、7:50〜7:55。ここでまた2人、フリースを脱ぐ。
冬山は、寒いくらいで丁度いいのが基本。

2回目の休憩で、野熊の池へ。9:45〜9:55。

尾根へ出る手前で、雪が深くなってきたので輪かんを着けることにする。

尾根に出る所で、先程の2人パーティーが難渋していた。
ここまで良くぞ来れたものと感謝と驚きを表して、先に行かせてもらう。
彼らは小休憩を取るらしい。

前には誰もいない

まっさらなふんわりこんもりの雪の世界に入る。

  

いつもの景色とは大違い。踏み跡はないので
とにかく尾根を通り、歩きやすい所を探し
ながら進む。

トップはたいへん。後からついていく者(私)は楽々で、
後ろを振り返りながら、空を見上げながら雪の世界に浸って進む

3回目の休憩、11:25〜11:35。展望のいい所で。

その間に先程の2人パーティーが追い越していった。

2パーティーが合流して山頂を目指す

たらたらの尾根をルンルンで後からついていくと、(先発は足速組、後発が我々のんびり組)
何やら先程の2人組と相談している。

  

トラバースしないで直登の冬道を一緒に行かないかという相談らしい。
リーダーの指示を待っていたわけ。

2人組が以前に行ったことがあると言うので、乗っかり山行をすることになった。
これだけの人数だものいい選択だとおもう。

トップは「100」で大変だが、気持ちいい〜

さあ、それからは、トップを交代交代してどんどんラッセルをしながら
進むことになった。

ちょっとの段差なのに登りにくいことといったら…
雪の下の笹はツルツルと滑るし、足の付け根まで潜る深い雪だし、
トップが100としたら、その後ろからは80、60、40…と
だんだん「えらさ度」が低くなってくる。

平らな尾根へ出た所で、「私にもやらせて下さい」といってトップを歩かせてもらった。

気持ちい〜い。前に道なし。私が道を作る。この快感!!。何ものにも代え難い。

しかし、長くは続けられない。
スピードが出ないし、息が切れてくるしで次と交代する。

またまた、楽な最後尾へ移動。

やっと頂上に着いた

登るにつれ、木々に樹氷がつきクリスタルで素晴らしい景色となってくる。

アップダウンが何度もあり、今度こそ頂上かと思うことが何回もあったあと、
やっと頂上に着いたのがタイムリミットギリギリの13:25。

2人組と人数の多い今日のパーティーのおかげと感謝する。

記念写真を撮ってすぐ下山。13:35。

  

下りはあっという間

下りはいつものように速いこと速いこと

このあたりは私がラッセルをした、このあたりは○○さん…などと
記憶をたどりながら、また、惜しみながらあっという間に分岐に着。

野熊の池、15:05〜15:20。

輪かんのまま行こうか、アイゼンに替えようか迷う。
みんな思い思いの装備で下山する。

私はアイゼンにしたが、アイゼンプレートのおかげで雪が着かず快適。
輪かんは横に広がって歩きにくかったので快適さがアップ。

途中、橋の所で先発と合流して、一緒に登山口まで。

登山口、18:35着。
いいなあ〜 雪山のラッセルは〜

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