輪かんは楽しいな 霊仙山   6合目まで



5合目上(今日の最終地点)
●場 所 滋賀県米原町
●標高 北霊仙山 1040m
●山行日 1999年1月17日
●コース 柏原駅・・・4合目・・・6合目(4名)・・・柏原駅
●多治見から
  登山口まで
JR多治見駅ーJR柏原駅・・・登山口
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ⇔その他
●参加者 丹羽、林昭、林雅、加藤律、佐藤幾、大谷
●コースタイム
JR多治見駅
JR柏原駅
登山口
2合目
4合目
5合目上
6合目
4合目
柏原駅

6:42発
8:30〜9:00
9:50〜10:00
11:03〜11:10
12:00〜12:15
13:10〜14:00
・・・
14:35〜14:40
16:30〜17:07発に乗車
周辺地図はこちら


雪はたっぷりの予想

15日の天候が悪かっだので、17日に延期。

御在所で50cm伊吹3合日で120cmという積雪情報を楽しみにして出かけ る。

岐阜・大垣までは雪は無し。
関ケ原辺りから突然雪が目立ってきた。

下車してすぐ、雨具のズボンとロングスパッツを着けて準備をするのだが、
雪山初めてのメンバーはどうしても遅くなる。

やっと整えて、柏原駅を9:00発。

雪が凍結した林道は歩きにくい

林道を歩くだけに問が開く。
どうも話し相手がいると遅れるらしいと判断。

登山口手前の斜面は、岩・石がごろごろ落ちてきている。
人の足跡型に雪の穴があいている林道は、凍結して歩きにくい。

登山口、9:50〜10:00。

ゆっくりタイプの人はトップがいい

ゆっくり気味の人に付き添って後から行こうかと、SLに相談すると、
「トップで行ってもらったら」と返ってきた。
そういえば、トップだと遅れなかったっけ。

雪上トレーニングだもの、交代でトップを替わることにする。

沢に沿って登る道に、杉の木が倒れていて、またいだり、潜ったり
沢の上の雪を踏み抜いたり、倒木を避けて沢の方へ降りて迂回したりと、
難儀しながら1合目へ。

休みたそうな人の声を無視して通過。
何といっても、ここまでにずいぶん手間取って時間がかかっているから。

2合目へ。11:03〜11:10。

2合目の標識の頭だけが出ている。

雪の重みで木が倒れ・・・

伊吹も今日は白い。
木の枝が雪の重みで倒れていて、掻き分けて歩くのに一苦労。
ここからもまたいだり、潜ったりと忙しいこ と。

メンバーを替わりばんこにトップにして、私は2番手。

4合目に12:00着。ええっ?もう? お昼時?

小屋の前に3人パーティー。何と!愛知労山の顔見知りの女性とその仲間。
彼女らの足跡をたどってきたわけ。

ずぼりと潜るので輪かんの出番

12:15発。 ここから踏み跡がない嬉しいな。新雪が踏める
ずぼり、ずぼりと歩いてい たら、SLから「輪かんを着けよう」の声がかかる。

「そうだよね。ここで着けな くていつ着ける」・・・で、
足踏みをして雪を慣らし広場を作る。

私はすいすいとすぐ完了。
SLと輪かん初めての男性がてこずっている。
あとの3人に「ザック下ろして何か食べてていいですよ」と休憩の合図。

男性は、だいぶたっても着けれず。およそ20分もたった頃何とかできた。

私は一足速く、 こんもりふんわりの雪の世界に足を踏み入れている。

そして、後ろの雪山初めての女性を呼んで「雪を楽しんでね」と言いつつ、
まっさらな雪の上を歩く。

  

自分一人楽しんでいても悪いかなと思い、後ろを待つ。反省。

輪かんはすいすい  無いとずぼり

輪かんの無い3人は歩きづらいので、輪かん組3人が先に進むこととする。

とこ ろが新雪はすぐ終わってしまった。
他のパーティーの輪かん部隊のしっかりした踏み跡が、いつもの夏道を通っている。

な〜んだ。
でも、彼らの後でも、輪かん2人組(私とSL)は、すいすいなのに、
輪かんなし組ずぼっと潜り、足を取られて歩きに<そう。

輪かん初めての男性は、きちんとセットされていないため外れてしまい、
手に持って歩いている。

腰が痛くつらそう・・・

林道を見ながらのトラバースの後、夏道からはずれ、斜面を登っていくと、
女性メンバー1人の足取りが重くなっている。?・・・

どうしたのかと後ろを振り返りながら進むが、
つらそうなので尾根へ出たところで休憩を取る。12:50。

その間に、輪かんを手に持っている男性に、輪かんのセットを勧める。
彼はシュリンゲで縛るようにした。

10分ほど休んで歩き始めるが、やっぱり足取りが重い。
腰が痛いのだという。

時間も迫っている。
6合目まで行くと展望がいいから・・・と考えていたが、
腰を折って歩いている様子を見て、今日はここまでと決断する。
13:10。

5合目上で、留守番組と6合目行きに分かれる

丁度先発隊が尾根に広場を作ってくれていたので、
「ここで暖かい飲み物を作っているから6合目まで行ってきたら」と勧める。

SLと2人で留守番

輪かんも貸して歩行訓練をしてもらう。
6合目の標識は分からなかったといって帰還。

丁度ココアもできた。ぽかぽかと暖かい
それに静か。い〜いなあ。

14:00、記念写真を撮って下山を始める。

  

下りは速いし、快適。

4合目に、14:35〜14:40。

ストックの大リングは大切

また、潜ったり、またいだりして登山口へ。

電車に間に合うかどうかのギリギリ の時間。
一度は超スピードで歩いてみたが、途中で断念。
ピールを買ってゆっくり飲んで乗車することにする。

女性メンバーの腰の痛みは、ストックの輪っか(リング)が外れてしまったので、
雪の中でストップがかけられず、雪に潜ったときに支える力が入らず
腰に負担がかかったのだうう と分析。


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