藤原岳 セツブンソウがいっぱい!! |
藤原山荘前で |
●場 所 | 三重県いなべ市藤原町 | |
●標高 | 1144m | ||
●山行日 | 1999年3月27日 | ||
●多治見から 登山口まで |
JR多治見駅ーJR名古屋駅―近鉄富田駅ー三岐鉄道西藤原駅・・・坂本谷登山口 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽、早川、加藤律、林雅 |
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●コースタイム | JR多治見駅 西藤原駅 坂本谷登山口 白瀬峠 藤原山荘 聖宝寺 西藤原駅 |
6:42発 9:00〜9:05発 9:25〜9:30 11:50〜12:08 13:45〜14:15 ・・・ 16:35〜16:46発に乗車 |
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西藤原駅、 9:05発。沢山の人で駅前はごった返している。 さっとトイレを済まし、雑踏の中を抜け出す。 坂本谷登山口、9:25〜9:30。 滝状岸壁の上で休憩、10:15〜10:25。 ここから楽しみにして いたフクジュソウとセツプンソウは、もう終わっていた。 2月の冬山合宿でテントを張った時の、テント場の跡に割り箸ペグを発見。すべて回収。 曲がり角前にあるいつもの場所のセツプンソウは盛りを過ぎていたが、 広範囲にわたってずうっと咲いていた。 (帰りの9合目に比べると、花の密度が小さいと思った) 雨が強く降ってきたので雨具を着けながら休憩している脇を、 登山者がどんどん通り過ぎるが、誰1人セツプンソウに気付いていない。
あの大雪の跡は、すっかりかげも形も無し。 中電の鉄塔分岐からは、どの道を通ったのかと確かめながら歩く。 水場手前の乗越は、「左にルートを取りすぎたなあ」、「ここの雪は深かったなあ」と、 感慨にふけりながら歩く。 水場のところの木の枝についていた赤テ ープを確認。 そこから真っ直ぐ登っていったんだ・・・ 夏道は右に蛇行しながらジグザグで登っていく。 多分、炭焼き窯の跡があるこの辺に着くはずだったんだ・・・と思う。 しかし、あの乗り越えられなかった岩場がこんなに小さいなんて・・・信じられない。 男性メンバーは登りに弱いのか、「足が攣る」と言ってスピードが落ちている。
白瀬峠の下で休憩しているパーティーがいる。 どれも風を避けてか斜面にいる。我々は峠まで登り、 ツエルトを開いて潜る。 あったか〜い。ザックの上に腰掛ければ快適なのだが誰もしない。11:55〜12:10。 尾根道は風が強い。展望も悪く、何も見えない。 鉄塔への登りで男性メンバーから「足が攣った」と。 女性メンバーに、「先に行って山荘で待っていてもいいですよ」と言うが 「ゆっくり一緒に」 の返事で、私は3番目になる。 笹原は、どろぐちゃ道。 たらたら道を歩いていると「足が上がらない」との訴え。 雪の上で休憩を取る。12:45〜12:55。 最高にどろどろの道を、顔まで泥はねをつけて山荘へ。 あのキクザキイチゲは見当 たらず。 やっと、フクジュソウが頭を出したばかりのところが沢山。 天狗岩の分岐もまだまだこれから。 藤原山荘に13:45着。まあまあの時間。 たくさんの人が休憩している。 3人とも、「明日は休みだから少々遅くなってもいいので山頂へ行こうか」と言っていたが、 「あの泥ぐちゃ道が行き帰りで40分」というと「止める」との返事。
お湯を沸かして紅茶を作り、ウイスキーをたらす。 さ〜っと一瞬ガスが切れて山頂が見えたかと思ったが、またすぐ見えなくなる。14:14発。 下りも泥ぐちゃ。 まだまだ登ってくる人がいる。この時間に???
前に遅いパーティーがいるのでショートカットをして追い抜いたが、 後が続かないので待っていようと、ふっと見ると、なんと9合目の立て札 (以前と場所が変わって、冬道分岐に建てられている)の前は、 2m四方びっしりセップンソクの群生。 こんなに 固まって咲いていて、それも丁度見頃と来ている。なんてラッキー。 冬道の方が静かだからと勧め下っていく。 しかし、花はまだまだ。
8合目の分岐もまだ花の影は無し。 聖宝寺へと下っていく。下りには元気になっていた男性メンバーがまたまた「足が攣った」と。 失礼! ついスピードを上げたのがいけなかったようだ。 男性メンバーを3番手、ラストは私にして、ゆっくり行ってもらう。 6合目、15:10〜15:15。 3合目、15:35〜15:40。と間隔を短くする。 水場の手前で、先のパーティーが怪我をしたらしく手当てをしていたところを 追い抜いて水場へ。 泥靴を洗いロングスパッツを洗って聖宝寺へ。 16:46の電車に乗ろうとスピードアップする。16:35着。 |