恵那山 冬道で頂上へ |
恵那山山頂で |
●場 所 | 岐阜県中津川市 長野県阿智村 | |
●標高 | 恵那山 2191m | ||
●山行日 | 2000年3月20日 | ||
●多治見から 登山口まで |
多治見=中津川=黒井沢林道=駐車場・・・登山口 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
||
●参加者 | 丹羽、中山、林 |
||
●コースタイム | 多治見 黒井沢駐車場 登山口 水場 尾根の下 冬道分岐 山頂 「野熊の池」上 登山口 |
6:55発 8:30〜8:50 9:20〜9:30 10:45〜10:55 11:40〜11:50 12:50〜13:00 13:50〜14:00 15:15〜15:25 16:40〜16:55 |
|
周辺地図はこちら |
霊仙はすっかり春山になっていたので、 まだ雪が楽しめる北の方の山一恵那山一に 決める。 車を出してくれる山友達もいて、決行。 ところが黒井沢に近づくと林道は深い雪。 車の腹を擦りながら、落石をどけながら(前の車)駐車場へ。8:30着〜8:50発。 山の上の方が白く霧氷ができているらしい。 駐車場は風の通り道か、寒くてフリースが脱げない。 暫く歩いてやっと暑くなってきたのでフリースを脱ぐ。 登山口は堰堤の工事が終わって新しい橋が架かり、標識も立派になっていた。9:20〜9:30。 先程の車の単独行の男性は、スキーを履いて登山口で曲がらず直進。 へえ〜。どこへ行くんだろう。
今日は良い天気〜。 空は青く、山は雪が多く、静かでいうことなし。 石ゴロゴロの道も雪のおかげで楽々歩ける。 橋を渡りいよいよ急な登り…になっても雪のために歩きやすい。 しかし、トラバースになるとこれがまた怖い。 さらさらの雪で踏んでも踏んでも雪が締まらず、 先行者の足跡も雪で消えてしまい、つるっと定をすくわれて滑りそうで、 一歩一歩時間がかかる。 もう休憩の時間だし、ストックを握る手は力いっぱい雪に突き刺すので くたびれてきているが、こんな急斜面で休むわ けにいかない。 水場のある谷までと思い、どきどきしながらやっと着いた。10:45〜10:55。 水はちょろちょろと流れている。
ここからはトップを交代して貰って後ろからつ いていく。楽ちんだね〜 谷は嵩が上がって、変わった風景になっている。 尾根からは、野熊の小屋経由の道のみ。 直進。深い雪。足を抜くのに疲れる。 野熊の池は雪の下。ベンチも雪の下。 軽く登って、あとはたらたらと尾根までの登り。 尾根の下で休憩、11:40〜11:50。真っ青な空。
尾根からは展望バッチリ。 御岳・乗鞍・中央アルプス・南アルプス・・・今日はなんてはっきり見えるんでしょう。 またまた雪が深くなる。 ズポッ、ズポッと足がはまり込むので輪かんを着けることにする。 歩きやす〜い。
ダブルストックのメンバーは威力を発揮してすいすいと歩き、間が開く。 輪かんを着けると、新しい雪の上の方が歩きやすく、 人のたどった道は歩きにくいことが実感できる。 男女2人連れとすれ違う。 彼らはアイゼンを着けている。 あとから思えば輪かん無しで頂上まで行けたのかなあ?? 冬道に入ってから休憩を取る。12:50〜13:00。 1時間あれば頂上まで行けるだろうという計算。 頂上手前で2人組のパーティーに出会う。 これで冬の恵那山は2回目だが、赤テープだけでトレースが無かったら 頂上まで行く自信はないなあ・・・
踏み跡があったおかげで無事頂上着。13:50〜14:00。 頂上の桧の枝には、レースのように雪が凍りついて素敵な光景。 ゆっくりしたいが時間が迫っている。 即、下山。 下山もダブルストックは強い。どんどん離して行ってしまう。 新しい雪の上を選んで歩く。その方が歩きやすいから。 池の手前で輪かんをはずす。15:15〜15:25。 あとはノンストップで登山口まで。 あの怖いトラバースも、帰りは足型が付いて歩き やすくなっていた。 作業小屋で、先程の2人を追い越した。 登山口、16:40〜16:55。 明るいうちに暗い林道を抜け出れて良かった。 行きに見た猿の死骸はなかった。 * 黒井沢林道は雪が深く、落石も多かった。 前の車の単独行の男性は、何度も車から降りて石をどけていた。感謝!! * 山頂への冬道は、先行者のトレースが無ければ分かりにくい尾根の道。 |