鈴鹿で春山合宿  

      
コグルミ谷〜御池〜鈴北〜真の谷(テント泊)〜三筋滝
                   〜藤原岳〜白瀬峠〜真の谷〜コグルミ谷



鈴北岳山頂で
●場 所 三重県いなべ市藤原町
●標高 御池岳1247m 鈴北岳1182m 藤原岳1144m
●山行日 2000年5月3日〜5月4日
●多治見から
  登山口まで
多治見駅ーJR名古屋駅―近鉄富田駅ー三岐鉄道西藤原駅・・・坂本谷登山口
 
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 Aパーティー  林昭、中山、川浦、守山、林雅
Bパーティー  丹羽、加藤律、水野正、、加藤幸、近藤
●コースタイム  1日目 5/3
多治見
コグルミ谷登山口
御池岳
鈴北岳
真の谷テント場(泊)

6:25発
10:30
12:55〜13:00
13:30〜13:40
14:40着
2日目 5/4
真の谷テント場
君ケ旗分岐
三筋滝
藤原岳展望丘
真の谷テント場
コグルミ谷登山口

5:35発
6:55
7:25〜7:35
10:35〜10:50
13:20〜13:40
15:40
    周辺地図はこちら


出発前のこと
  
春山合宿で、雪のある山へ連れて行く力は、私にない。
無雪期のテント泊」を掲げ鈴鹿にする。

5/3〜5/5の連休中天候を見て決めたい・・・と思っていたら、
「5/ 5は駄目」「5/3は駄目」などと声が出たので、パーティーは2つまでと決める。

参加希望者の中で、暫く山へ行っていない3名が心配なので、
10kg背負って5〜6時間歩くトレーニングができますか」と 電話をかけた。

1名は、「鈴鹿はそんなこと必要な所なの?」と返事が返ってきた。
結局、後から電話で「参加しません」の返事が来た。

もう1名は、「前山(合宿に向けてのトレーニング山行)に行くから・・・」と。
「では、10kgになる ように持ち上げて下さい・・・」と返事をする。

もう1名は、「まだ、病み上がりだから今回は止めます」の返事。

これで10名。5名ずつの2パーティーとする。

4/29、前山(合宿に向けてのトレーニング山行)の頂上で、4名の装備を点検する。

ミーティング用に、前もって倉庫から装備を持ってきてもらい、
分担の物と重量を一覧表に しておいた。

1日目  5月3日(金)

ゲートでヒヤリ
 
6:35、多治見発。
多治見駅裏と春日井駅で、各1名をピックアップして)、大山田PAで休憩(8:45〜8:55)。
四日市IC、9:05。コグルミ谷登山口へ向かう。

ところが西藤原町を過ぎた所でゲートが降りている。ええっ??
近くにいる人は「ここからは通れません」と言う。

ここからコグルミ谷登山口まで歩いたのでは、だいぶ時間がかかる。

しかし、行けないなら歩くより仕方が無い。
なるほど車が数台停めてあるわと思っ て車に引き返し、靴紐を締めていると、
後から来た車が、他の男性と話をしている。

なになに?と聞きに行くと、
ゲートは閉まっているがカギはかかっていない通過したらゲートを閉めていけばよい」
と言うような話をしている。

どうやら暴走族防止と山菜取り防止用らしく、先程の男性は地域の人らしい。

てっきり道路に関係するその筋の人かと思ったら違うらしい。

何はともあれ有り難い。

無事ゲートを通過

車に引き返し、コグルミ谷登山口手前の駐車場まで行く。10:10着。

少し歩いて10:30、コグルミ谷登山口発。

Aパーティー5名・ Bパーティー5名

水場の手前で休憩、11:00〜11:05。

ミヤマカタバミ・ニリンソウ・コパイモ・エンレイソウtユリワサビ・ハナネコノメ など。

11:35〜11:45。白瀬峠との分岐で。空模様が怪しい。

12:20、真の谷との分岐に荷物をデポして出発。

休調が悪いというAパーティーのLとSLの2人は残留

他の8名はまとめて同一行動を取ることにする。

御池岳、12:55〜13:00。
鈴北岳、13:30〜13:40。

    

ガスが出てきて空模様がよくないので鈴ケ岳はパス。

帰り道、ふっと切れたガスの隙間からショートカットができることが分かり、
時間を短縮する。

デポした所へ14:15。 ここの下りでAパーティーの男性メンバーが1mばかり落っこちた。
何事もなかったのか不思議。ラッキーだった。

御池〜鈴北に登ってからテント場へ
 
テント場へ、14:40。
残留していた2名は、もうテントを張って待っていた。

夕食、色々アルコールが出される。
私はビールを持ち上げている。

食料担当は女性2名。木曽駒の教訓を生かして準備は万端。

  

夜、騒がしいパーティーに注意。
いつまでたっても静かにならないし、あたりを憚らない大声だもの。

BパーティーのSLは、「丹羽さんの声で目が覚めた」と言っていたが・・・

2日目  5月4日(土)

高い崖(最大の難所)を通過
 
4:00起床、5:35発。

今回、1人ずつ携帯トイレを持参して使い具合を試すことになっている。

AパーティーのLは、体調が悪く1人で残留

以前、土倉岳へ来たときに少しは下っているが、その先は未踏の地。嬉しいな。

6:20〜6:25、沢で休憩。

私は携帯トイレを試みる(その後ずっと持ち歩いたが臭いが気になる)

高い崖に着いた。以前、ここからのあまりの落差に引き返した所。

BパーティーのSLは、右側の斜面にどんどん取り付く。
トラバースになっているが急な傾斜で足を滑らせれば下まで落ちていく(最大の難所だった)。

崖を高巻いて下りるときもはらはら・・・

最後 から来るAパーティーのSLは、ストックが外れまた取りに引き返すハプニングも。

「怖い」と言いメンバーの足の置き場をアドバイスしながら無事全員下に降りた。

渡渉中、ドボン
 
君ケ畑分岐に6:55。

第2の難関。滝がある。
ここも高巻いて下りた所がどうやら「三筋滝」。滝をバックに休憩、7:25〜7:35。

  

静かな沢、誰にも会わない。

何度も沢を渡渉しているうらにAパーティーの女性がドボンと落ちる。8:00〜8:15。
休憩を取りながら着替えをする。
ズボンは雨具のズボンで代用。

男性は今どのあたりかを地図で調べている。

現在位置と進行方向を確認しながら
 
赤テープも少なく、沢沿いに行っていいものか斜面を行った方がいいものか迷う所あり。

男性2名は斜面を、私ともう一人の男性は沢沿いをそれぞれ偵察。

  

後のメ ンバーは沢沿いについてくる。

少し進んだ所に茨川への分岐。その左斜面に赤テープ。そちらへ登る。
尾根へあがったところで休憩。

ゆっくり気味の女性メンバーとともに、後から到着。

さて、ここはどこか? 男性メンバーの指す所は間違い。

計画書では、治田峠への分岐から尾根に上がることになっている。
事前の分岐から尾根へ上がったわけ。 つまり蛇谷

時間がかかっているので結果的にはこの方がよかったわけだが。

カタクリの咲いている丘の上で休憩。尾根は風が強いので窪みの中で。

分岐で先発隊が待っていてくれた。
一緒に藤原岳展望丘へ
ここからは大通り然として人通りの多いこと!

藤原岳からテント場へ
 
10:35〜10:50。藤原岳展望丘で。

  

さあ、テント場へ。

白瀬峠の手前の尾根で休憩、12:25〜12:35。

急な道を下って真の谷へ
先発隊はここの降り口が分からな かったらしく2回l同じ道を通ることになったと後で聞く。
 
13:20、テント場着。もう、テントも片付いてパッキングするばかり。
ありがとう〜。

13:40発。
14:05〜14:10、白瀬峠

15:40、駐車場。15:50、発。

各自から一口感想

・えらかった。よく寝た。
・テント初めて。寝れない。
・25年ぶり。手を付いて降りれば良かった。打ち身。
・休調が悪く参加。1人で沈殿していた。
・めったに行けないコース。花が多かっだ。
・花が多かった。よく寝た。調子良い。
・前日熱。10数キロ歩いたのは初めて。事故以来初めてで自信が付いた。
・入会以来初めて。
・花が多かった。1日めガス、2日め誰にも会わない。人に会って安心した。 


山行記録「1996年〜2000年」へ戻る

トップページへ戻る