まだ春が早かった・・・ 霊仙山
                 柏原駅〜谷山谷分岐〜上丹生バス停


●場 所 滋賀県米原市
●標高 霊仙山 1040m (ゆっくり花を観察したくて、山頂はパス)
●山行日 2000年4月22日
●多治見から
      登山口まで
JR多治見駅ーJR名古屋駅ーJR大垣駅ーJR柏原駅・・・登山口
 
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽、林
●コースタイム JR多治見駅
JR柏原駅
1合目
5合目下
8合目
うるし滝分岐
うるし滝
堰堤下
上丹生バス停
6:58発
9:00発
10:10〜10:15
11:05〜11:15
12:00
12:55〜13:05
12:55〜13:05
14:35〜14:55
15:35〜15:42
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晴れると信じて

前日の金曜は大雨。でも天気予報は明日(4/22)は晴といっている
PM7時 の天気予報を聞いてから計画書をつくるというきわどさ。

夜中ものすごい風雨。
朝には止んで晴れるらしい気配。

大垣からの電車に乗り換え。ゆうに座れる程のゆとり。
ところが米原駅の信号が故障したせいで関ケ原駅で20分ほど待つはめ。
やっと柏原に着いたのが9時10分ほど前。おかげで出発は9時となる。

2匹の犬に追われ

林道の倒木も大方片つけられ、今日もその作業中で、チェーンソーの音が聞こえて くる。
「おじやましま〜す」といって通る。

9:40〜9:42。登山口
風があって寒いので風の来ない所へ移動して休憩しようと思ったら、
2匹の犬が近寄ってきたので慌ててパッキングして出発。

ミヤマカ タバミ・ショウジョウパカマが多い。

1合目、10:10〜10:15。木々の新芽が芽吹いて柔らかい色合い。

2合目過ぎのカタクリはまだ早かっだが、暖かい日だまりのカタクリは咲いていた。

いつからか、さっきの犬がついてくるようになり、犬嫌いの同行者をトップにするが、
小犬は前へ、親犬は後ろにと挟まれた格好でどこまでもついてくる

4合目も通過。
もう引き返すか、もう引き返すかと、怒鳴ったりしたが効果なし。

ひときわ大きな声で恫喝したら帰っていった。
ほっとしたものの、5合目下で休憩しているとまた、カサカサという音。
「もーう!!」またまた大声で威嚇する。
早々にザックを片付けて出発。

犬に追われゆっくり休めず、6合目の先の木陰で一息つく。やっと締めたらしい。

谷山谷をうるし滝へ

トラバースの道はまだ芽吹きが始まったばかりで寒々としている。

8合目の手前から、泥ぐちやの世界。
まだまだ花は先のこと。

うるし滝への分岐に12:05〜12:10。
谷山谷へすぐ降りることにする。

下から上がってきた2人連れに、「雪はどうですか?」と尋ねると、
「雪より沢を渡るのに苦労した」と・・・

なるほど靴は我々の方が汚れている。

「??そんな苦労する谷って あったっけ??」思い浮かばず。

谷山谷の初めっから水が流れ、涸れることなく伏流水にならずに、溢れ流れている。

ヤマシヤクヤクの株をあちこちに見上げながら泥々の道を下る。
靴の裏に泥がついているので岩の上に足を置くとつるっと滑る。おっとっと。

水場から下は春

水場の上は、まだまだ春は遠い
水場の様変わりはこの前来たときに分かっていたが、昔の面影無し

水場から下では、春を謳歌していた。
ニリンソウ・ヒトリシズカ・ヤマルリソウ・ フタパアオイ・ハシリドコロなどの花が
たくさ〜ん咲いている。
これこれ、この景色を見たくて毎年この時期に訪れることにしている。

うるし滝に12:55〜13:05。

その後も、スズシロソウ・ヤマブキ・カテンソウ・ミヤマカタバミなど
ず〜っと花の道が続いている。

今回、何度も何度も数え切れないほど沢を渡り
いつもと違った谷山谷の風景を楽 しんで堰堤まで。

西出商店のおじさんはまたまた登山道の整備。
挨拶をして通る。

ヤマシヤクヤク通りはやっとつぼみができたほどでまだまだ。

堰堤手前の河原にも二筋の沢が流れ、上高地風の景色となっていた。

ミツバを採ってバス停へ

パスにはまだ 早いので、ゆっくり休憩する。
そうだ!、ミツバを採って帰ってもいいかと腰を上げ、
パスの時刻ギリギリまで採集に励む。

ミツバの卵とじ・・・香りが強く、栽培のミツパなど足元にも及ばない。

バス停、15:35着。15:42発。

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