広河原〜白峰三山縦走〜奈良田


 


2日目 8月8日

北岳

3日目 8月9日

間ノ岳

4日目 8月10日

農鳥岳
●場 所 山梨県
●標高 北岳 3193m  間ノ岳 3189m
農鳥岳 3026m
●山行日 2000年8月7日(月)〜8月10日(木)
●コース
1日目 多治見駅〜塩尻駅〜甲府駅〜広河原山荘
2日目 広河原山荘〜北岳〜北岳山荘
3日目 北岳山荘〜間ノ岳〜農鳥岳〜大門沢小屋
4日目 大門沢小屋〜奈良田〜身延駅〜富士駅〜静岡駅〜名古屋駅〜多治見駅
●多治見から
 登山口まで
多治見駅ー塩尻駅ー甲府駅⇒広河原
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機
●参加者 丹羽
●コースタイム 1日目 8月7日(月)
多治見駅
甲府駅
広河原
広河原山荘(泊)
10:08発
13:59着
16:07
16:25着

2日目 8月8日(火)
広河原山荘
二俣
八本歯のコル
吊尾根
北岳
北岳山荘(泊)
4:50発
6:55〜7:05
9:35〜9:55
10:35〜10:40
11:00〜11:05
12:30着
3日目 8月9日(水) 
北岳山荘
間ノ岳
農鳥岳
下降点
大門沢小屋(泊)
4:50発
6:30
9:20〜9:30
10:05
L:00着

4日目 8月10日(木)
大門沢小屋
林道
奈良田温泉
身延駅
富士駅
静岡駅
名古屋駅
多治見駅
5:30発
7:15
8:00〜9:25
11:00
12:48
13:29発
15:04〜15:18
・・・
周辺地図はこちら    


去年熊の平小屋から見た立派な農鳥岳へ行かなかったことを悔やんでいた。
北岳の花いっぱいのトラバースにも、また行きたかった。

公共交通機関利用の山行なので、それしかできないコースを考えた。
つまり静岡県側に下山することを。

1日目 8月7日(月) 多治見〜広河原山荘

農鳥岳へ行きたくて

多治見10:08にちょうど列車が入ってきたのであれ???と思いながら乗ってしまった。
時刻表を調べたところ、何と14分後にも特急が出ているのである。

甲府からいつものバスで広河原へ

甲府の駅前は信号が多くちっとも前進しない。
ちょうど「六科」の信号に出るパス道。南アルプス街道入口、15:00。

川の水は極端に少なく、泥水で濁っている。
谷川岳のハイキング事故があったばかりなので色が気になる。

山岳地帯に入ると、パスのスピードが速いので、車中からは花がよく見えない。
フシクロセンノウ・タマア ジサイ・カワラナデシコははっきり見える。

夜叉神峠、15:30。

トンネルを出ると雨が降っていた。雨脚も結構強い。
あ〜あ。山はガスの中。去年と同じく傘を差して広河原山荘へ。16:25毒。
今日はさすがに人が少ない。

夕食は5時からなのでピールを飲んだらすぐである。
20人くらいか。布団は指定された所ではなく、角の隅の万を確保
だって中高年パーティーの隣りはうるさいから。

去年と同じ豚肉の生妻焼きにウイン付きと同じ献立。

雨はずっと降っている。
いつから降っているか尋ねると「毎日午後から降る夕立だ」そうな。

2日目 8月8日(月) 広河原山荘〜北岳山荘

樹林のうす暗い道を歩く

広河原山荘の食事は早い。4時半。
3:50起床。全部パッキングを済ませておいて食事の声を待つ。

4:15に声がかかり1番で席に付く。
お湯は山荘から貰えると聞いたので沸かさない。
1、5リットル貰って1リットルはポカリスエットタイプに 、後の0、5リットルはテルモスに入れ暖かい飲み物用とする。

4:50発。
空には飛行機雲が茜色に染まってとても美しい。

樹林の中は薄暗くようやく足元が見えるほど。
センジュガンピ・コウシンヤマハッカ(咲き始めたばか り)・ミソガウソウ(もうおしまい)・クサボタン・アカバナの仲間・オオハナウド・タマ刀ワホトトギス・キオン・ハンコンソウ・ソパナ・コマナ・ホタルブクロ・ヤマホタルブクロ

  
  大樺沢の登りで

  
    これも、大樺沢の登りで

   
      鳳凰三山を振り返る  地蔵岳のオベリスクも見える

昨年たくさん咲いていたパイカウツギは全然見かけない。
ミソサザイ・コマドリ・メボソムシクイの声。

迂回路は登りやすくなった

5:45〜5:55。迂回路手前、川の傍の大きな岩で休憩。
落石のための迂回路は、ずいぶんと道がよくなった。

ストックを片付けてよじ登っていった頃に比べ、土砂が隙間を埋めて段差を小さくしたので、すいすいと登れてしまった。

  
    これも、大樺沢の登りで

下って川へ出ると6:15。水は一滴も無し

6:55〜7:05、で。コーヒーを作って飲む。
トイレは場所が変わって登山道の方に移っていた。

ミヤマハナシノブ・ヤマホタルブクロ・センジュガンピ・オニシモツケ・ミソガワソウ・タカネナデシコ・アカバナの仲間・ミヤマシシウド

  
     ミヤマハナシノブ

うっかりして道を外した

道をはずした。真正面に踏み跡があったのでつい。
途中からこれはバットレスへ行くルートだとは分かったが左側に行けば登山道に出るのでは??と思いながら後ろから2人ついてくるので引き返しもせずにどんどん登っていき、そろそろ左側へと思ったら、見慣れない風景。

あっ、これはだめだわ。
下ろうと思って足元を見ると、やはり誰か間違えたようで草が倒れている。
あ〜あ、ストックを伸ばしてがむしゃらに下へ下へと降り、そろそろ右側へと思って行くとちゃんと登山道があった。

これで20分くらいのロス

8:45〜8:55、バットレスを右に見る小さな沢で休憩。

二俣のすぐの所は花がいっぱいだが、それを過ぎるとばたっと花が少なくなる。

こんなことなら右俣コースの方がよかっだかなあ・・・でも、こちらにはタカネピランジがある・・・と考えながら歩く。

モミジカラマツ・マルバギシギシ

右側に取り付く手前で水を汲む。この上には人がいないから大丈夫と考えて。
冷たくておいしい水だった。

  
     

梯子の数も増え、しっかり整備されている。

時々、北岳パットレスから「おーい」 という呼び交わす声が聞こえるが、人影は見つけられず。

八本歯のコルから北岳へ

八本歯のコルに、9:35〜9:55。ここでお弁当タイム。池山吊尾根を見ながら。

斜面の所々に薄いピンクの固まり。みな、タカネピランジ。そのほかキタダケヨモギ・ミヤマミミナグサ・イワオウギ

    
    タカネピランジ               タカネピランジは、こんな岩場が好き

トラバースとの分岐に着。ここから吊尾根までも花が多い。
特に急に現れたキンロパイ・シコタンソウ・チシマギキョウ・イウベンケイ。がらっと花が変わる。

吊尾根にザックを置いて北岳山頂往復へ。10:35〜10:40。
この登りも土砂が段差を小さくして登りやすくなり、危険度なし
以前の注意点「北岳からの下りに注意」は必要なし。
あっという間に北岳頂上、11:00〜11:05。

  
    北岳山頂

ガスっていて展望無し。
雷も心配なのでタカネマンテマの咲いている所は締める。

ハハコヨモギ・ムカゴユキノシタ・タカネツメクサ・ミヤマミミナクサ

下りはワッペンを付けた団体の後ろに追いついてしまった。中高年グループ。
「お先にどうぞ」を言わないでゆっくり下っていくので、後ろが詰まってしまった。

11:2 0、分岐に着

何とそのリーダーらしき人が「この辺にキタダケソウがあるので15分くらいまで自由に探して下さい」と言っている。
この8月にあるはずないじやないの。

トラバース道は花いっぱい

ザックを担いでトラバース道へ下る。
下りは早い早い、分岐に11:35着〜11:40。休憩。
さあ、楽しみのトラバース道。

     
     
          トラバース道で


キンロパイ・タカネナデシコ・チシマギキョウ(もしかして南アルプスにはイウギキョウはない??)・キタダケトリカブト・ シコタンソウ・タカネコウリンカ・ハクサンイチゲ(少し)・イウペンケイ・ミネウ スユキソウ・テガタチドリ(いい匂いだと山友達が言っていたが私にはトウモロコ シのような匂いに感じた)・ハクサンフウロ・タカネクンナイフウロ・イワオウギ・ イブキトラノオ・ムカコトラノオ・ミヤマアカバナ・シナノオトギリ・コパノココメ クサ・ヨツパシオガマ・ミヤマシシウド・ミヤマコウゾリナ・タカネイブキボウフウ・ タカネヒゴタイ・チョウノスケソウ(少し)・ウラジロキンパイ・ミヤマオタマキ・ ムカコユキノシタ・ハゴロモソウ・ミヤママンネンクサ・タカネシオガマ・タカネツメクサ・ミヤマミミナグサ・イブキジャコウリウ・ミヤマウイキョウ・オヤマノエンドウ(少し)・ミアヤマアキノキリンソウ・タカネヤハズハハコ・ハハコヨモギ・タカネ二ガナ・コケモモ・イワオウギ・イワツメクサ・オンタデ

    
    キタダケトリカブト                 タカネイブキボウフウ

    
     キンロパイ                     チシマギキョウ

北岳山荘に12:30着。ピールは冷たくな〜い。
1部屋に3人の超ゆったり。
夫婦パーティーと同室だったが、詮索好きでは無いのでこちらもだんまり。

虹が見えた

うつらうつらしていると、屋根を叩く雨の音。
稲妻も走っているらしい。
一度外へ出て様子を見ると雨脚が結構強い。
濡れずに着いてラッキーだった。

4:30の夕飯を食べ終わる頃に「虹が出ている」という声。

外に出てみると大きな虹が一つとその右横にうっすらともうーつの虹が見える。

カメラを出して部屋の窓 から撮る。
他の部屋のおじさんがずかずか入ってきて、ここがいいといって夫婦パーティーが敷いた布団の上に平気で乗って写真を撮りはじめる!!

  
     部屋の窓から

驚いて声が出ない。私なら気持ち悪くてそんな布団に寝れないよ〜

又、外へ出て、周りの展望を楽しむ。
皆、外へ出ている。

花の本を見なから地図を見なからラジオを聞きながら時間を持て余す。

消燈前に静かになってしまった。

3日目 8月9日(火) 北岳山荘〜間ノ岳〜農鳥岳〜大門沢小屋

素晴らしい展望の中を歩く

3:10起床。外へ出て空を見上げると半分は星が見える
雲が出ているらしい。風もある。

自炊室へ行ってポカリ用のお湯を沸かす。
昨日汲んでおいた水も使う。

4:30食事。佃煮中心のおかず。

4:50発。富士山も北岳も仙丈も甲斐駒も間ノ岳も見える。中央アルプス側は雲海。
  
  
    仙丈ケ岳

太陽が5:00頃、雲の闇から出る。雲が茜色になる。

  
    中白峰への途中で

中白峰で、日焼け止めを塗る。

御飯をしっかり食べたせいか足取りは軽い。

中白峰あたりは花も多いが、だんだんと疎らになり岩ゴツゴツばかりとなる。

  

  
    北岳と北岳山荘

シコタンソ ウ・イブキジャコウソウ・タカネツメクサ・イワツメクサ・ミヤマミミナグサ・コケモモ・ミヤマキンポウゲなど今までの復習の花。新顔はシコタンハコベ

    
    チシマギキョウ、オヤマノエンドウ(実)、イワベンケイ   北岳とイブキジャコウソウ

  
    仙塩尾根を這いあがる雲

間ノ岳からは、人が少ない

6:30、間ノ岳着。間ノ岳までは往復の人が多かったが、農鳥方面は誰もいない。、

  
    塩見岳とそれに続く稜線

  
     農鳥小屋と、農鳥岳

先回の「熊の痕跡」に懲りて鈴をつけて歩くことにしようと北岳山荘で購入してある。。

慣れない耳障りな音も熊避けと思い、「鈴と同行」する。

間ノ岳の下りはガレで注意が必要。
急な下りを、落石を起こさないよう気を付けて足場を探す。

昨年歩いたコースが見える

登る人2人とはすれ違う。後ろからは誰も来ない

小屋まで下りて間ノ岳を振り返る と「よくまあ、こんな所を下ったものだ」と自分をほめたくなるほど。
農鳥小屋に7:4 5着、通過。

熊ノ平小屋と三国平へ行くトラバース道が小さく見える。

  
    農鳥小屋の横から  熊ノ平小屋を見下ろす
  
農鳥岳への登り。
きつい登りの時は、2m四方を見て登る
(どんな急な登り下りや岩場でも2m四方を見ていればたいしたことはない・・・という私のおまじない)。

  
    農鳥岳への登りの途中で、間ノ岳と農鳥小屋

中腹で休憩、 8:10〜8:15。
西農鳥岳の頂上はどこか分からないまま(棒が1本あった所か?)矢印に導かれて農島岳へ9:20〜9:30。
    
    農鳥岳頂上                  チシマギキョウ・タカネツメクサ

一人だけだったので写真は標識のみ。
前にも後ろにも人はいない。
間ノ岳や北岳にガスがかかりはじめる。鳳凰三山は真っ白の中。まだ9時だよ〜

間ノ岳の後ろ側も農鳥岳の後ろ側も花が多い

いよいよ稜線から離れる

下降点から大門沢までは2時間半の行程とある。下降点、10:05。
やっと下降点で人影を見る。若者3人。彼らはガスの中、広河内岳へ登っていった。

ウサギギク・エゾシオガマ・タカネヤハズハハコ・ミヤマクウガタ

草すべり」のような所で休憩、10:15〜10:20。草すべり風終了時刻10:30。

    
  下降点から大門沢への下り                駆け下る沢

その次は薄暗い「白根御池小屋からの樹林の下り」のような所を下る。
壊れた梯子・段差の大きい所を通って、だんだん沢の音が近づく。

タマガウホトトギス畑 やカニコウモリ畑やサラシナショウマ畑のような所あり。

やっと明るい所に出た。

休憩していたパーティーの男性から「ここから覗くときれいですよ」と教えられ、滝のように駆け下る沢を見る。

11:50〜12:10、昼食とする。みそ汁と弁当で。

何度も沢を渡ってどんどん下る

明るい場所では、ショウマ・クガイソウ・タカネナデシコ・オトギリソウの仲間。

川の右岸を下って行く。
丸木橋にはトラロープが掛かっていて安心できる。

  
     
   こんな橋が幾つもある 2本の丸太でいい方

何度も 沢を渡って樹林帯を下る。八ケ岳風。
センジュガンピ・ヤグルマソウ・マイヅルソウ (実)・ツバメオモト(実。どういう分けか実が無くなっている)・ヤマアジサイ・ コパノイチヤクソウ・モミジハクマ(葉の切れ込みが深い)・オクモミジハグマ(葉の切れ込みが浅い)。

大門沢小屋でシャワー

大門沢小屋に13:00着。ここでやっとたくさんの人(7、8名)に会えた。
どうやらここから下山して民宿に泊まるらしく、迎えの車の手配を無線でやってもらっているらしい。

ここから奈良田まで地図では3時間40分。
行けないことはないが、雷も心配。山の雰囲気に少しでも長く浸っていたい。昨年の横窪沢小屋のい〜い雰囲気をもう一度(料理がおいしい・おじさんもおばさんも親切)。足も結構疲れている・・・の理由で宿泊を頼む。13:00着。

皆、去って静かになってしまった。

シャワーは4時からという。
ピールは流水に冷やしてあるが冷たくなくて苦い。それに550円とは高い。

今日中に奈良田へ下ればよかった…と後悔

着替えて服やタオルを洗う。
暑いくらいの日差しで乾かないかとハンガーにかける。
結局雨が降ってきて日差しはカット。

1番の食券を2枚貰い1番の場所へ。
いつものように布団の上にシュラフカバーを敷いて潜る。
母親と息子の2人で賄っているらしい。

「皇太子御成り」の写真が飾ってある。
こんなすごいトイレの小屋に??
三伏峠小屋のトイレに匹敵するくら いす・ご・い。1回で懲りた。

あえて今日下山しなかったのを後悔!!
料理が貧弱。トイレがすごい!!
去年の横窪沢小屋を10とすると大門沢小屋は2か3。

あ〜あ、こんなことなら下っていけば良かった。
奈良田の民宿ならお風呂はあるし料理もいいだろうし・・・
(翌日 になって余計そう思えた。3時間40分どころか、林道がずいぶん先まで伸びていて2時間で林道に出てしまったから。吊り橋を4つ渡った所がもう林道)

雨は少しぱらぱらする程度。ガスが出る。
泊りは10数名のみ。私のラジオは入らない。時間を持て余す。

   4日目 8月10日(火) 大門沢小屋〜奈良田=
       パスでJR身延駅一富士駅一静岡駅一名古屋駅一多治見駅

9:25発のバスに絶対乗りたい

夜中、星はばっちり見える。
4:10起床。お茶は昨日のうちに作ってある。

さあ、顔を洗おうと外へ出ると水が出ない。どうやら取水口でつまったらしい。

5時の朝食が早めにできるらしいと勘が働いてそれまでに全部終了させておく。
ザックを下に置いてすぐ出発できるように準備。

昨日から何度も指を折って計算している。
5時に食事で5:30発。それから約 4時間でバス停ならギリギリ。
乗り遅れたら14:05までない。
そりゃあ、白旗史郎さんの写真展示も魅力だけれど4時間も過ごせない。
絶対9:25に乗るんだと決めていたから、昨日の夕食がちょっと早めだったので朝食もそうかな?と予想していたわけ。

1番に食べ始め、1番に食べ終わりすぐ5:05発。
歯磨きはゴーゴーとしぶきを上げて流れる川の水で。

奈良田の温泉が9時からときいていたので、少しでも早く着こうと思いノンストップで歩く。

丸木橋を渡り終わったら、あれ??ストックの先 の輪っかがない・・・
橋を渡るときにはあったのに・・・戻って探すと泥の中にあった。

丸木橋を四つんばいで渡ってきた女性には驚いた。
又、後ろから来た若者テント泊パーティーに道を譲る。

吊り橋が見えた。4つ渡ると書いてあったのでいよいよか・・・と覚悟する。

1人ずつなので待っている間に日焼け止めを塗る。

右・左・右と吊り橋を3つ渡って出た所が既に林道。7:15。それも舗装された立派な道

    
        吊り橋

地図ではまだまだ「アップタウンきつい」登山道が続くことになっているが、林道が延長されたので2時間で登山口に書いたわけ。

奈良田温泉へ

ここから40分で奈良田のバス停。ノンストップで。
カップル・若者も抜かしてトップに出る。舗装路は疲れる。

奈良田の集落に入った。
看板に「奈良田温泉は、夏の闇は8:30から開ける」と あったので(8:00に着)左に曲がって温泉へ。

玄関先に縁台があったので開くのを待つ間、待機しながら準備する。

他のパーティーもそろい7人で待つ。

温泉は、女湯2人だけでのんびりと。ヌルヌル・ツルツルしたお湯でさっぱり。

朝から風呂上がりのピールで締める。9:00。

そこへ大門沢小屋で一緒だった男性2人が到着。彼らは14:05のパスにするという。

バス―電車を乗り継いで帰宅

バス停へは近道があって5分で着。
バスはもう待っているが乗車はできない。9:25発。

11:00に身延駅着。寝だめができるのだろうか。全然眠くならない。

待ち時間がおよそ30分。
駅前で昼食をと探すが結局冷やしラーメンにする。つけ汁で食べるでんぷんばかりの食べ物。

11:29発。乗車時闇の長いのを利用して、もし、甲府周りで帰るとしたら・・・ と試算してみた。
・・・・・・・・・・・・
身延駅、12:05発の特急(これならゆっくりお昼が食べられた)、 甲府、12:56着。
乗り換えて13:32発の特急。
塩尻に14:32着。
乗り換え て14:45発の特急。
多治見に16:14着。
・・・・・・・・・・・・・・・・
へ〜え。同じくらいなんだ。
但し全部特急券がいるので金額的にはどうなんだろう??と疑問が残った。

普通電車で富士駅に12:48着。ここから東海道線普通に乗り換え静岡駅まで。
新幹線に乗り換えようと改札を出ると声をかけられた。

慌てたので上りのプラットホームに入り冷や汗。

また顔を合わせたくないので違う階段を探したが無し。
逆から戻って下りのプラットホームに出る。

13:29発。途中、浜松駅で「ひかり」に乗り換えれば、多治見到着が約30分早くなるが、がら空きの座席を去りがたく居座ったので、名古屋に15:04着。15:18の快速で多治見へ。

遠かっだ!! およそ、7時間

新幹線乗り換え時は、2枚の切符を同時に自動改札口へ入れること。
ちゃんと認識するんだから賢い機械だね。


山行中に出会った花

ア行
ウサギギク・アザミ の仲間・ オオヒョウタンボク(実)・エソノヨツハムクラ(葉が丸い)・
エソシオガマ・イブキジャコウソウ・アオノツガザクラ・ウラシマツツジ(実)・
オオハナウド・オオハクサンサイコ・アカバナの仲 間・オトギリソウの仲間・
イワオウギ・イワツメクサ・オヤマノエンドウ(実がいっぱい、花は少し)・イワベンケイ・
ウラジロキンパイ・オ二シモツケ・アカバナシモツケソウ・オンタデ・オオイタドリ・
ウラジロナナカマド(葉の先に鋸歯)・ウメパチ リウ(咲きかけ)・イブキトラノオ・
オオウバユリ・エンレイ ソウ(実)・オオバタケシ マラン

カ行
カイタカラコウ・キオン・カニコウモリ・キタダケヨモギ・カンチコウゾリナ・クモマニガナ・
コキンレイカ・クガイソウ・ コパノココメクサ(南アはこれ)・コケモモ・コゼンタチバナ・
コバノイチヤクソウ・キツリフネ・キンロパイ・コマガタケスクリ・キタダケトリカブ ト・
クモマミ ミナグサ(花弁は2中裂)・コフタパラン(種)・クルマユリ

サ行
シラネヒコタイ(頭花が一つ・タカネヒゴタイと同じ物という説もあり)・シロウマオウギ・
シコタンソウ・ズタヤクシュ(種)・サンカヨウ(実)・シナノナデシコ・
シロバナタカネピランジ・センジュガンピ

タ行
タカネやハズハハコ・タカネコウリンカ・タカネニガナ・チシマギキョウ・タカネッメクサ・
タカネシオガマ(終わりかけ)・トウヤクリンドウ(咲きかけ)・ツマトリソウ・
タカネイブキボウフウ(ツ ボミは紅紫色)・タカネグンナイフウロ・ チンクルマ・
チョウノスケソウ(少し)・タカネナナカマド(全線に鋸歯、葉につや)・ タカネナデシコ・
テガタチドリ・タカネシュロソウ・タケシマラン(実)・ツバメオモト(実)

ハ行
ハハコヨモギ・ホタルプクロ・ハ リブキ(実)・ハクサンフウロ・ハゴロモクサ・
ハクサンイチゲもう終わり)

マ行
ミネウスユキソウ・ミヤマアキノキリンソウ・マルパタケフキ・ミミコウモリ・
ミヤマオトコヨモギ・ミヤマコウゾリナ・ムシカlJ(実)・ミヤマクワガタ・ヨツパシオガマ・
ミソガウソウ・ミヤマシシウド・ミヤマハナシノ ブ・ミヤマホツツジ・ミヤマウド(実)・
ミヤマウイキョウ・ミヤマタニタデ・ミヤマキンバイ(少し)・ムカゴユキノシタ・
ミヤマダイコンソウ(終わりかけ)・ミヤマカラマツ・ミヤマ マンネングサ・ムカコトラノオ・
ミヤマキンポウゲ・モミジカラマツ・ミヤマオタマキ・マルパギシギシ・マイヅルソウ(実)・
ミヤマミミナク(花弁は2中裂、垂に浅く裂ける)・ミヤマチドリ?or・キソチドリ?

ヤ・ラ行
ヤマハハコ・ヤツガタケタンポポ・ヤマホタルブクロ・ヤマガラシ


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