素晴らしい展望  蝶・常念周回


 






 
●場 所 長野県
●標高 蝶ケ岳 2677m 常念岳2857m
●山行日 2000年8月26日(土)〜8月27日(日)
●コース
1日目 多治見〜三股駐車場〜蝶ケ岳ヒュッテ(泊)
2日目 蝶ケ岳ヒュッテ〜蝶ケ岳〜常念岳〜三股駐車場
●多治見から
 登山口まで
多治見IC=中央道=豊科IC=三股駐車場
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機
●参加者 丹羽、守山、平野秀、平野明、中原起
●コースタイム 1日目 8月26日(土)
多治見
三股駐車場
蝶ケ岳ヒュッテ(泊)
5:00発
8:15〜8:30
13:00着

2日目 8月27日(日)
蝶ケ岳ヒュッテ
蝶ケ岳山頂
常念岳山頂
三股駐車場
5:30発
6:00
9:00
14:55着
周辺地図はこちら    


1日目 8月26日(土) 

多治見から約3時間で駐車場へ

多治見、5:00集合、発。

中央道を使い、梓川SAで朝食。6:55〜7:25。 おにぎりとみそ汁で。
食器を忘れた人は、紙コップを数個確保してきた。

豊科ICを降りてからは、ナビ役が地図を見なから誘導

車中からツインピークスが 見える。「あれが常念か?」と話題になったが、後で前常念と分かった。

約3時間で、三股の駐車場へ8:15着。
大きなはずの駐車場は既にいっぱいらし く、ずいぶん手前で停めて用意している登山者を見だが、念のため様子を見に行く。
なるほどぎっしり。かろうじてゲートの前が停められないこともない・・・といった場所だった。

車はぎっしり かろうじて停めた

ゲート前は強制撤去」と書いてあったか、離れていれば大丈夫だろうと車の出入りにじゃまにならない所に駐車。

8:30発。
ゲートの横を通り林道を暫く行くと行き止まり。
そこが登山口。車が1台、多分蝶ケ岳ヒュッテの荷上げ用だと思われる。
水(蛇口)とトイレもある。

「力水」は好評

薄暗い樹林の中を沢音を聞きながら登る。

30分ほどたつので休憩をしたいが水の 近くで・・・と適当な場所を探す。
あった、沢にすぐ下りられる所で休憩
タオルの先を濡らしてこれからに備える。9:00〜9:10。
すぐ上に「力水」。最後の水場とも書かれている。これは飲まなくっらや・・・と 1ロずつ飲む。
「おいしい!!」と声が上がる。

尾根までは登り・・・と覚悟を決めている。
右に見えるのか明日の下山ルート前常食の棲線
小さな雪渓も見える。

たらたらの針葉樹林が長く続き、花も無いので退屈してくる。
森林浴だ」と声が出る。

下山してくるパーティーも何組かあり、にぎやかなルートである。

途中休んでいる2人パーティーに「下山ですか?」と聞くと「登りだけど迷っている」と言う返事。

葉っぱの先から落ちる水も好評

休憩時闇が近づいてきたので、適当な場所はないかと探していたら、ほんとにチョロチョロと少〜し流れる音。
見ると、葉っぱが置いてあり、その葉先からつ〜っと水が落ちるのをコップに受けれるようになっている。休憩、11:00〜11:10。
長にコップに水を汲んでみんなにまわす。冷たくておいしいと好評。

すぐその先に、本来の水場があった所だろうが、涸れていて役に立たない。
ずっと上まで行かないとないらしい。
でも、そんな所で10数人の人が休んでいる。

お花畑も出てきた

ここからまた登りに入る。

大きな針葉樹がすくなくなり、ダケカンバなど稜線に近い雰囲気になってきた。

所々にお花畑があって元気付けてくれる。トリカブトの仲間、ソパナが多い。

12:00〜12:10、休憩していると、降りてくる人が「もう少しですよ」と言う。
おかしいな?登山口には5時間半と書いてあった。(計画書には4時間50分)
まだ、12:00で3時間半しかたっていない。
5時間半かかるなら、ヒュッテには 15:00頃か?と思っていたので信じられない。

メンバーから、プラムや氷水を貰う。おいしい。

思っていたより、早く到着

なるほど、だんだん稜線らしく森林限界が近づいてくる。
お花畑も出てくる。ヒュ ッテが見えた。
ざっと見て20〜30分といった所。

大滝山からの槍・上高地からの道を合わせてハイマツ地帯へ。
分岐点は、花の盛りの頃ならさぞかし・・・と思われる お花畑。

高校の山岳部員だった女性メンバーは、「私は体力限界」といって皆を笑わせる。
槍をパックに写真を撮 ってから蝶ケ岳ヒュッテへ。13:00着。

  

  

休憩を入れて4時間30分の登り

ビールを飲みながら部屋割りを待つ。
1階の広めのお布団1枚に3人

山を見ながら昼寝

まだこの頃はがら空きだったが夕刻にはぎっしりの人となった。

外へ出て展望を楽しみながらピールの続きを飲む。
み〜んな見える。

サブリーダーは30年ぶりという。
そのほかの3人は初めて。よかったね、こんな日に来られて。

女性メンバーは散々迷った挙げ句に参加を決めたらしいが、来れて良かった…と感慨深そう。
みんなが喜んでくれて私も嬉しい。

もう1人の女性メンバーは、昼寝をしている人を見て「私も・・・」と出かける。
槍・穂高を見な から昼寝なんて贅沢なこと!!
次いで山岳部員だった女性メンバーも。

男性メンバーはもう1本ピールの追加。
サブリーダーは、「酔っ払った」・・・と言ってる。

そのうち「ヤマケイ」の団体が入り、彼らに山の脱明をするというので、端の方で 聞くことにする。
途中から私も聞きに行ったが、山の稜線を見なから山の名前を教えてく れるのでとてもよく分かる。

手際よく食事つくり

15:00頃から食事作りにする。
玄関先に長椅子を二つ出して、テーブルと椅子 にして、建物の傍の丁度いい出っ張りも椅子にして場所はできた。

水1リットルを150円で買い、まずはお湯沸かし。みんな経験者の如くさっさと手際よく進めてくれる。

  

  

サブリーダーは、手作りの水ギョーザを冷凍して持ってきてくれたが、蓋を閉めるのを忘れくっついてしまった・・・という。

お湯の中へ入れれば離れるから」・・・と言って全部入れてしまう。
もったいないよねここまで持ち上げたんだから。

煮てしまえば大丈夫。ポン酢のあっさり味とニラの香りがあいまっておいしい。
そ のほか定番の御飯・ポテトサラダ・干し大根の煮物
御飯は、前々からの買い置きで 「おこわ」「五日御飯」「白御飯」

ピール・ブランデーのお湯割りを飲みながら十分に飲み・食べする。
これがいいん だよね。夕食の時間を待つでもなく好きなときに食べられるのが。

ガスが出て展望はあきらめる

食べ終わるとやることがない。布団はびっしりなので落着かない。
そうこうするうらにガスと風が出て、外に居てもつまらなくなる。

若者2人パーティーの献立を参観 した後、談話室で本でも・・・と思うガイマイチ。
しかたない、布団に入ろう。

トイレは、はじめきつい臭いがして気後れがしたが2回目に入ったら臭わなくなった
換気扇でも
つけたのかしら?
紙の分別はここも行っている。

夜中、満天の星

小屋用のシーツを持参。
どうも隣と肩が触れ合うようで嫌なので、肩の位置を変える。これで安心。

今国は布団無しでシーツ1枚ですんだ。

玄関は夜中開けっぱなしらしいが、間のドア を閉めきっているので暑くてしかたない。
人数も多いし・・・

夜中、トイレに起きたついでに外へ出てみると満天の星
天の川も見えた。

部屋 に帰り、メンバーに「素敵な星だよ」と言う。二人は早速見に出かけた。

2日目 8月27日(日) 

御来光〜

4:00になるのを待って起床。

自炊場は誰も居ない。
昨日の白飯(大)に水を足して味噌雑炊とし、水ギョーザスープと白飯(小)と残ったおにぎりも入れて塩・ しょうゆ味の雑炊と2つを作る。
後は、白菜の漬物と煮豆

「5:15の御来光を見逃さないように」と言って後片付けをする。
十分ゆとりで御来光を見る

  

反対側の槍・穂高がだんだん色ついてくるのもいいねえ。
昨日のガスガスとはうってかわった天気。嬉しいな。

  

  

何回も写真を撮って5:30発。

  
 
「稜線を下りると展望はなくなるので、ピークごとに休んでゆっくり行こうね」と言う。

槍・穂高もくっきり

小ピーク、5:40〜5:45。展望休憩。
蝶ケ岳頂上に、6:00着。

  

槍がだんだん近 づいてくる

向こう側の山腹にこちら側の稜線の影が映っている。

  

  

  

  

ここからは急な下り。
途中、雷鳥に出会った。稜緑にじっとしてシルエットみたい。

どんどん樹林の中を下って鍋底に着

鍋底に着いたら、今度は登り

ここからまた、登り。

樹林の所々には小さなお花畑。
小さな池の所で休憩、6:45〜6:55。

たらたら進んだり、登ったり下ったりして2592mピークに着。
ここは大きめのお花畑。

また、下って登った所が2512mピーク。

常念岳の展望台と言ってもいい素晴らしい眺めが眼前に。

  

元高校山岳部員は、「歩き難い」と言ってズボンを伸縮性のものに変える。

頂上までおよそ、30〜40分と踏んだがそうはいかなかった。
奥行きが見えなかっ たから計算が違った。

岩礫が多い裸地で、どこでも登れそう。ザラヴラしているのでスリップしそうで歩き難い。

上からランニングスタイルで駆け下りてくる2人がいる。
登りの人を避けよ うと不安定な岩ゴロゴロに足を入れた所大きな石が動いて今にも落ちそうになるのを手で押えていた。

だんだん大きな岩が重なってくる。
その岩の演を踏んだり、岩の間を縫ったりしな がらコルに着

常念岳に着いた〜

  

まだここから急な登りに入るので休憩、8:40〜8:50。

  

あと、20〜30分と踏む。ぴったり!! 9:10、常念岳頂上着
祠の前で休憩。オレンジを貰う。

前常念からは下り

この先、大天井・燕と続いているが、我々は前常念から下る

分岐はどこか?と探す。ガスが出ていると勘が働かない。
あった、絢の後ろに赤いペンキ印。

岩の靖を踏んで下る。
台地の所に分岐が見える。左は常念小屋へ。右が前常念へ

チンクルマの種・イウギキョウ(たった一輪)、お花畑の跡か?

前常念も岩・岩の重なり。手前のピークで休憩、10:18〜10:25。

すぐ前常念に着三角点がある。

ここからまだまだ岩・岩の連続。バランスがよくないとおっとっと・・・

黄色のペンキを探しながら歩きやすい岩を探しながらどんどん下る。

岩岩の下りが続く

段差が大きいので膝に負担がきたのか、元高校生部員から、「休憩を」の声。
休憩、11:00〜11:10。岩ガレの下で。

どこまでこんな岩が続くの?と質問があるが、「樹林帯に入るまで」としか答えられない。

スピードを落とし、早めに休憩を取ることにする。

笹薮の所で11:45〜11:50。

やっと樹林帯

樹林に入ったが、岩の代わりに木の根っこがあって気を抜くことはできない。

元高校生部員の膝ががくがくなのでテーピングをすることになった。

サブリーダーは、公開山行のとき、熟練者が巻いているのを見て覚えたとかで、太いテープを出してズボンの上から上手に巻く。

これで大部楽になった・・・とは言うが、まだまだ段差があって不安なので、私のスト ックを貸すことにする。

段差のたびに振り返りストックの付き万を見ていると、上手に膝に負担をかけないように足を下ろしている。
「上手になりましたね。習得できましたね」と声をかける。

膝の痛い人の荷物を分けて持つことにする。
それほど重いものは無し。

急に雨がさあ〜っと降ってきて雨具 を付ける。雨脚が強かっだから。
でも、すぐに止んだので雨具を脱ぐ。

だんだん、歩きやすい道になってくるのでそろそろか・・・と思う頃、沢が見えてきたので沢で休憩。14:30〜14:40、

水場の水は、不評

水を汲み、タオルを水で浸して涼を取る。
ここの水は、登りの途中飲んだ「力水」よりおいしくないの評。

すぐ蝶との分岐に出る。

登山口にはやっぱり車1台。

お風呂に入って帰宅

ここから林道を歩いて駐車場へ。14:55着。
これだけ休んでゆっくり歩いて9時間25分
コースタイムは8時間半。ま、妥当な線。

15:05発。ホリデ〜湯でお風呂に入る。

シャワーは満員なので、浴槽のお湯で洗う。
露天風呂にも入りいい気持ち。

「ピールを飲んでもいいよ」とドライバー。
「一口だけで家まで我慢」だって。ありかと〜

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