稲森谷〜馬の背尾根 鎌ケ岳頂上はパス |
●場 所 | 三重県菰野町 | |
●標高 | 鎌ケ岳 1161m | |
●山行日 | 2001年11月23日 | |
●多治見から 登山口まで | 多治見ー名古屋ー四日市ー湯の山温泉⇒三交湯の山温泉バス停・・・登山口 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽、中山、林 | |
●コースタイム | 多治見 名古屋 三交湯の山温泉バス停 二股 尾根 三岳寺 しまや |
6:42発 7:31発 8:55着〜9:05発 10:25〜10:40 12:15〜12:20 14:45 14:50 |
三交湯の山温泉バス停、9:05発。 まだまだ、ふもとは紅葉が美しい。 自然歩道を見送りいよいよ稲森谷への分岐に入る。 いくつかの堰堤を過ぎ稲森谷へ。 やはりテープがないと登山口すらも分からないだろうと思われる。
すぐ、この前(11/4)間違って選んだ二股につく。 ここで磁石を使って確認するのが今日の主な目的。 境目を張り合わせた地形図も用意してある。磁北線も引いた。 しかし、あれれ??赤い針を合わせると大矢印はこの前の沢の方を向く。 立つ位置が悪いのか?おかしいなあ?何度計りなおして結局は分からないことが分かっ た。 20分も費やしてもである。 奥村さんの地図の「赤い鳥獣保護区の指標」だけが決め手とはね〜。 ぐらぐら動く石や、落ち葉が詰まった沢や小さなへつりや小さな滝を越えて 大きな壁の下に着く。11:35〜11:45。 それまで、左へ進む指標はなし。 多分ここからだろうと思われるケルンはあったが。 さて、地図でいうとどこにあたるのか、調べてみる。
谷が急に狭まっていて、しわしわがあるところか?と同定する。 が、大きな壁も左に曲がることも地図では現れてこない。 左の草つきの沢に入ることにする。 右には大きな岩を乗越す谷も存在していたが右の万へ行きそうなので止めた。 (が、結局は同じ方向に進んでいくと後で分かった)
落石が起こりそうなガラガラを過ぎるとすべり落ちるような急坂となった。 足掛かりが無く、笹にでもつかまらなければずるずると滑ってしまう。 右側・左側の笹につかまってトップを追い越してがむしゃらに上を目指す。 上に着けば縦走路がと期待したがまだまだ。 もう一人のメンバーは、さっきの谷の続きに降りている。 白い石が見下ろせる。 声を交わしながら、私たちは笹の中をそのままに進む。 獣道だろうか、薄いが踏み跡らしきものが続 いているから。
おや?人の声・・・と思うと姿が左上に。 直ぐ上が縦走路らしい。 こっちだよ〜 ここをあがって〜と声をかける。 斜面に足跡が数多くついている。 誰か使っているんだ。 縦走路に12:15〜12:15。 さてここから直ぐに馬の背尾根が派生しているはず。 この時間から頂上を目指し、新 しい道を下るのはちょっと不安。 結局パスをして尾根の分岐から下山することに決め る。 分岐まではけっこうきつい登り。分岐には「三岳寺」とある。
さあ、ここでまた磁石を使う。 1つは湯の山温泉に固定しておき、残りは動かし用とする。 ここからの課題は「この前はどこに出たのか」。 長石谷への降り口の指標と出た直 ぐに「三岳寺」の指標があったことは覚えている。 まず、たらたら。次に急坂を下る。 見当をつけながらまた、たらたら歩き。 ほとんど90度に曲がるところで磁石を出 し湯の山温泉を確認する。 通行止めのように何本も枯れ木が置いてあるが、 もしこの 枯れ木がなかったら前進してしまうかもなあ・・・ また90度の曲がり角。 枯れ木もあるが、磁石で湯の山温泉を確かめる。 目の前にきれいな黄色に色づいた葉っぱ。「タカノツメ」 の葉っぱ。
直ぐ本当の722mピークに着。 誰かが手書きしだ指標が巻きつけてある。 後は長石尾根に似た急な下りの道を快調こ進む。 と、古びたベンチと男性の立像。 そして23札所の石碑。 どうやら人里に近づいたと分かる。 で、出たところが「不動」 「三岳寺」で地図に合わせたところぴったりに着いたわけ。14:45。 石段を降りて いくとホテルの玄関先に素晴らしい紅葉。 今年最後のきれいな紅葉かも。 橋の手前のいつもの石段の所に出る。 15:25の直通バスまで「しまや」でビール を飲むことにする。 「おばちゃん」は連続で「雨乞」と「雲母」に出かけたとか。 元気でよかった。 |