銀白の世界    北霊仙山
                 (柏原駅〜北霊仙山〜汗拭き峠〜醒ヶ井バス停)



北霊仙山山頂
天候に恵まれ登頂できた



●場 所 滋賀県米原町
●標高 1020m
●山行日 2001年3月11日
●多治見から
  登山口まで
多治見駅ー柏原駅
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽 林 中山 平野 
●コースタイム
多治見駅
柏原駅
登山口
1合目
4合目
小屋
北霊仙山
5合目
1合目
醒ヶ井バス停

6:58発
8:34〜8:50
9:35〜9:40
10:10〜10:15
11:00〜11:10
13:45〜13:55
14:05〜14:10
15:05〜15:15
15:35
16:35〜16:58


今度こそ尾根に引き込まれないように

先月の公開山行でルートを間違え時間切れとなってしまった。
その課題にチャレンジするためにも、もう一度計画する。

前々日、前日と雪は降っているので期待に胸が膨らむ。
電車の中から見る山も白い。

鶏小屋の分岐から雪道になる。
先行者の踏み跡も複数ある。

あれ?もう帰るパーティーがいる

1合目手前から眺める木々の上には
ふんわりと雪が積もって、茶色と白のコントラストがとても美しい。

4合目からいったん下って、冬道に取り付く。
上から2人パーティーが下りてくる。
あれれ?どうやらトレースがなくて引き返したらしいと分かる。

前方に踏み跡なしの真っ白な雪

我々は、先月の課題を達成するために、ひたすら前へ進む。

尾根の途中で踏み跡がなくなる。ちょうど夏道から来る5合目の上あたり。
やった〜!ラッセルができる!
夏道の赤いテープなど気にせず、どんどん尾根を進む。

分かりやすい所で平野さんに交代。
「どこでも上を目指して歩きやすい所を歩いて!」とアドバイス。

わかんの出番

主稜線に出たところで右折。上手に木々の間を縫って
きっちり6合目に出る。

6合目上の小ピークから歩きにくくなったのでわかんを着ける。

トップを歩くと、木々を押し分け進まなくてはならないので
雪が頭に落ちてくる。
雨具の上を着る。これで安心して突入できる。

  
    樹氷の中で  触るとぱらぱら落ちてくる

意識して左の尾根へ

前回の失敗を繰り返さないように、意識して左の尾根を歩くことにする。

右の斜面は歩きやすいが、この前の尾根に引き込まれないためである。

石灰岩の所はやっぱり歩きにくいが
この前よりは潜ることが少ない。

しっかり尾根の分岐を確かめてから左の尾根に入る。

所々に古びたテープがあり、間違っていないことを確認する。

小屋跡を目指して

尾根が突き当たった所で休憩。さて、どちらへ行くべきか?
遠くを見ると崩壊した小屋が見える。あっちだ!

夏道の赤テープは、谷のほうへと続いているが
雪があるとき谷へ下りると遠望が利かない。
尾根へ出れば周りもよく見えるから・・・と尾根を目指す。

左に谷を見ながらどんどん下った記憶を頼りに
追い抜いた先行パーティーが右へ振るのを気にせず
どんどん下ると・・・・・ぴったり!うるし滝分岐に着!

風が強いのでエビの尻尾も大きい!

つい夏道をとろうとしたが、雪が深く歩きにくい。
また、尾根・尾根で進むと、9合目の標識!

後はひたすら登って、小屋跡に到着。

  
    北霊仙山山頂 直下  後ろに伊吹が見える

あと少し!
北霊仙山に着!!

  
    北霊仙山山頂

風が強いので大きなエビの尻尾が岩にも付いている。
写真を撮ってすぐ下山。

冬は直登で霊仙山へ登るらしい

霊仙山の頂上に人影。
でも、お虎ケ池方面からのトレースはないので
今だけ限定の直登する冬道を通ったらしいと分かる。

下で合流することは分かっているので
目測で、あのあたりへ・・・と目標を決めどんどん下ると
思ったとおり、立派な幹線道路が出来ている。

どこでも雪原を歩けてしまういいシーズン!
お虎ケ池の縁にテントが張ってある。いいねえ〜、こんなところに泊まるのも・・・・

霊仙山から下ってきた団体を追い抜いて、前へ。バスの時刻が気になるから。

1合目にはビールがある

走るように下って1合目へ。ビール1本を3人でわけ
いい心持で泥で汚れた靴を洗いながら沢道を下る。

追い抜いた団体は、登山口に止まっていた車に乗って
林道を歩いている我々を追い抜いていった。

バス発車時刻の20分前には着いた。

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