フクジュソウの穴場   鈴北・鈴ケ岳




フクジュソウ

●場 所 滋賀県
●標高 鈴ケ岳 1130m  鈴北岳 1182m
●山行日 2001年4月22日
●多治見から
  登山口まで
多治見=コグルミ谷登山口(P)
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 林 丹羽 中山
●コースタイム
多治見
コグルミ谷登山口(P)
長命水
白瀬峠分岐
真の谷分岐
鈴北岳山頂
鈴ケ岳との鞍部
鈴ケ岳山頂
トンネル入り口
コグルミ谷登山口(P)
6:00
8:05〜8:20
8:55〜9:05
9:30
9:55〜10:05
10:45〜10:55
11:35
12:00〜12:15
15:10〜15:30
15:50発


フクジュソウを期待して

この季節、藤原は人でいっぱい。
「静かな御池・鈴北・鈴ケ岳へ行こう」と山友達が計画書を作ってくれた。
多治見6:00発。6:30、春日井駅で1人ピックアップ。高速で関ケ原ICへ7:27。
このルートなら混まないもんね。 R365で三重県に入る。

すいすいと走って、登山口に8:05。
駐車場は風の通り道。寒い寒い。 8:20発。
思った通り、このコースは空いている。
列を作って登らなくていいから嬉しい

春の花がいっぱい

長命水まで、ハナネコノメがいっぱい。
真ん中が黄色いネコノメはボタンネコノメ。チヤルメルソウはタキミチヤルメルソウだと後から来た男性に聞く。
へえー。私の持 っている図鑑にはない。新しく出版された図鑑に違いが詳しく載っているらしい。

長命水、8:55〜9:05。
ここからはまだまだ春の初め。木の芽も出ていない。
カタクリの葉っぱはあるがまだまだつぼみも固い。

白瀬峠への分岐には新しく『カタクリ峠』と名前がついていだ。へえ〜。9:30。
ミスミソウの小さな小さな花があ ちこちに。

真の谷との分岐に9:55〜10:05。
御池への道には人だかり。
静かな山行のためには、御池をパスすることに話がまとまる。

まっすぐ真の谷を登っていく。中山さ んは初めてだという。へえ〜。
岩コツコツの道だが、人通りが少なく満足
キクザキ イチゲ・アズマイチゲは大きな白い花で遠くからもよく目立つ。

鈴北〜鈴ケ岳間にフクジュソウの大群落!

鈴北へは、山火事のため見晴らしが良くなっているのでショートカットにする。
20年ほど昔は、笹が背丈よりも伸びていて笹の中を泳ぐようにして登った記憶があるのに、今は楽々。

10:45〜10:55、鈴北頂上。風の来ないところで休憩。

  

鈴ケ岳への縦走路は、笹薮を抜けてしまえばるんるんの静かな道。
何か人だかりが しているなと思ったら、フクジュソウの大群落。わ〜い。

    

メンバーの1人は、「今年見られないかと思っていたのに思いがけないご馳走」だって。
まだまだ、咲き始めたばかりのつやつ やした花もたくさんある。
近くまで行ってじっくり観察。

北側斜面のおかげで雪が遅くまで残っていたんだろうね。
鈴ケ岳との鞍部に、11:35。
ここからは笹薮が茂っていて歩きにくい。ショート カットで笹薮を短縮する。

ピンクのミヤマカタバミ発見。

  

普通の白いミヤマカタバミはどっさり。

鈴ケ岳山頂に12:00着。琵琶湖が見える。物見台のように石垣が積んである。 12:15発。

御池谷は、花が少ない・・・

御池谷を下ることにする。
この谷は藤原・御池と花の山に続いているし、石灰岩の山なのに花が極端に少ない

土石流があったのか石灰岩が白く剥き出しになって斜面いっぱいに転がっている
13:05〜13:10、谷の途中で休憩。

  

ここまで降りてくると新芽いっぱいになり緑に染まりそう。
いったん林道に出てから、今度はまた、鞍掛峠まで登り返さなければならない。

沢のところで休憩、13:50〜13:55。
谷ひとつ越した向こうの山、はるか高いところを走っている車道がだんだん目の高 さになりついで目の下になるほどぐんぐん登る。
そしてトラバース。
前回、鞍掛峠の トンネルの向こう側へ降りて、トンネルの中を歩いたが、排気ガスの中は嫌と意見が 一致し、トンネルの上を歩くことにする。

トンネルの出口へ降りる分岐からすぐ鈴北からの縦走路に合流。14:40。

とたんに賑やかになり、花も多くなった。
ここではカタクリが咲いている。暖かい尾根なんだね。

列を作って立ち止まりながら歩くことになる。

紫や白のスミレ・ハタザオ・ヤマルリソウなどがいっぱい。

トンネル入り口は車でいっぱい

なんと、トンネルの入り口には乗用車はもちろん、大型パスまで待っている。

人混みを避けて水場で顔を洗う。15:10〜15:30。

延々と、車道を歩いたような気がするが、20分くらいか。

駐車場15:50発。 帰りも混雑することなくすいすいと帰れた。

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