二の谷偵察・・・通行不可・・・三の谷へ |
虫の軍団に襲われる・・・ 小 秀 山 |
●場 所 | 岐阜県 | |
●標高 | 小秀山 | |
●山行日 | 2001年6月9日 | |
●コース | 三の谷往復 | |
●多治見から 登山口まで | 多治見=中津川=乙女渓谷キャンプ場(P) ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽 守山 中山 川浦 | |
●コースタイム | 多治見発 乙女渓谷 二の谷偵察後登山口へ 三の谷登山口 かぶと岩 頂上 登山口 |
5:33 6:50〜7:00 7:30 8:05 10:50 11:50〜12:20 15:05 |
渓谷美で有名な二の谷が通行禁止になってから久しい。5年ほども前になるか? 渓谷に張り出すように架けられた桟橋が豪雨のために流されて以来ずっと通行禁止。 そろそろシャクナゲも咲く頃。いったいどうなっているので通行禁止なのか 知りたくて、偵察を兼ねた山行を計画する。 5:33発。中央道で中津川へ。おかげで登山口に6:50着。7:00発。 桟橋が傾いているくらいか・・と思っていたが、2つ目まではかろうじて残っていたが、 その次がきれいさっぱりとなくなっていて、対岸へ渡ったことはいいがそこから 沢登りの世界となった。 岩も土も濡れて滑るので、大岩を乗越して下りる時滑って片足が水の中に入ったり、 靴を踏み台に借りたりしてやっと下りるような状態。 その後も岩と泥を乗越すのに時間がかかり手間取る。。 巻くにしても、この先標準コースタイムで1時間20分かかる夫婦滝まで、 どのように展開していくのか分からず引き返すことにする。 7:30、登山口に戻り、林道をひたすら歩いて三の谷の登山口に向かう。
営林署の小屋の前から登山道が続いている。いきなりボタン色の大きな花。 クリンソウらしい。いかにも植えたような状態で有り難味が半減。 このコースは樹林の中をひたすらジグザグに登るだけの眠たくなるようなコース。
しかし、尾根近くになるとドウダンのオンパレードとなり、目が覚めるほど。 サラサ・シロ・ベニなど判明のできないドウダンがいっぱい。 そろそろ尾根か・・・と思われる頃、ピンク色の花が落ちている。??? 盛りを過ぎたシャクナゲの花。これから期待できそうで胸が躍る。 二の谷からくる道との分岐から、急坂を登っていく途中、ふと目を上げると 濃いピンク色が見えた。シャクナゲ!! 後ろの2人に『すごいよ〜』と声をかけると、『何がすごいの〜』と返ってくるので、 『シャクナゲが咲いているよ〜』とまた返事を返す。 この辺りから急にシャクナゲが多くなり、それも今が丁度見頃ときている。 あちこちに先目を見張るような美しさ。アカヤシオも残り花がちらほら。 かぶと岩からはたらたらの小秀平。シャクナゲ・コイワカガミ・ミツバオウレン・ ツバメオモト・数々のドウダン・コヨウラクツツジなどを鑑賞しながら、楽々頂上に着。11:50。 定番のアイスデザートを作って食べていると、虫の大群が飛来。 慌ててサングラスとバンダナで防ぐ。防虫ネットを持っている2人はそれを被って防ぐ。 早々に出発。12:20。時間の関係か?、午前中には気にならなかったのに、 小さい虫の軍団に襲われまるで蚊柱のよう。 そんな中でも昼寝をしている人がいるのには驚いた。 下山中もずーっとまとわりつかれ、前を歩いている守山さんのザックの周りを ブンブンと飛び回り、まるで虫を背負って歩いているような光景。 きっと私の背中も同じだと思うが、運良く自分の背中は見えないので気が楽。 ブンブンするだけならまだいいが、時折ちくっと刺す。目の中にも入り込んでくるし、 立ち止まると集中攻撃。 被害ゼロとはいかずに、痛痒いこと!!! 数日間、耳の近くが腫れて痒かった。 登山口に近づくにつれ、虫の数が減っていったが2時間あとでもまだ立ち止まると集る。 登山口、15:05〜15:15。水場で顔を洗ってさっぱりして駐車場へ。 虫もここまでは付いてこなかった。 |