やっと宿題が果たせた   北穂〜槍    
                                  (涸沢〜北穂〜南岳〜槍〜上高地)






出発前に撮った北穂の頂上

●場 所 長野県南安曇郡穂高町
●標高 北穂高岳 3106m  南岳 3033m
中岳    3084m  大喰岳 3101m
槍ヶ岳   3180m
●山行日 2002年9月14日〜16日
●コース 上高地〜横尾〜涸沢〜北穂〜南岳〜槍
〜槍沢ロッジ〜上高地
●多治見から登山口まで 多治見駅ー松本駅ー新島々駅⇒上高地・・・登山口
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽  守山  林雅行 
●コースタイム 1日目 9月14日
多治見発
上高地発
涸沢
北穂高小屋 
 0:20
6:45
12:40〜12:50
15:50
2日目 9月15日      
北穂高小屋
南岳小屋
槍岳山荘
槍沢ロッジ
6:30
10:00〜10:20
12:35〜12:50
15:50
3日目 9月16日      
槍沢ロッジ 
上高地
 6:30
10:10
 
地図はこちら

1週間前の天気予報は連休中晴れマーク。
この機会だ!!と思い昨年台風で断念した北穂〜槍への続きを計画。
テントか小屋か、自炊か小屋の食事か、奥穂からか北穂からか、
車か「ちくま」かなど悩んだ末、例会後ミーティングをする。
小屋泊まり、自炊、北穂から、「ちくま」に決定。



JTBで切符を買う。
自炊は1日目、守山さん。
2日目は丹羽が考えることにして朝食は自分で持ち上げることになった。


JTBでチケットを購入
指定席も喫煙車2人、禁煙車1人(私用)とばらばらだったが取れた。
おかげで列車の中で体を休ませることができた。


天気はだんだんよくないほうへ下り坂。
でも、「日・月は、晴れ時々曇り」にかけて出発。



1日目 9月14日(土)
始めへ 1日目 2日目 3日目

真夜中発の急行「ちくま」で松本へ。松本からは臨時列車。
切符を買う人がずらっと並び前もって買っておいてよかったと納得。
新島々からのバスも「さっと乗ってね」と念押ししておいたので
1台目のバスに3人乗車でき、早朝上高地へ。


上高地6:45発。時々太陽も覗く曇り空


快調に飛ばす

河童橋のトイレで用を済ませる。ここだと空いていて良い。 
小梨平のトイレはもっと空いていた。


横尾に着。9:35〜10:00。 本谷橋までは緩やかな登り。


本谷橋、10:55〜11:00。大勢の人が休んでいる。ここから登りに入る。


途中1回休憩して涸沢小屋に12:40着。ナナカマドの実が真っ赤
いい時間についた。12:50発。


ここから急坂になり、50分持たず40分になったところで休憩を取る。
テント場のテントの数が思ったより少ない。ザイテングラートへもこれから登る人がいる、



雨とガス

だんだんガスが出てきて、雨もポツリポツリしてきた。
「鎖場で半分」という頭があるので、あ〜あと思いながら雨具の上を着ける。
すぐ鎖場。周りは真っ白のガスの中。
テント場が見えれば頂上も間近と言いつつ登るが、前回の登りよりえらい。

これは自炊用の食料と缶詰や果物、ポットが重かったかと少し後悔するが
パンが食べれなくなることを予想しての持ち物だからやむをえないか。


テント場を過ぎた所で休憩。あと少しだがえらくて休憩を取る。


北穂の頂上に着。誰もいない。写真は明日にして直ぐ小屋へ、15:50着。



濡れたものはトイレ奥の乾燥室へ。3階「第2尾根」下が私。
結局3人ずつばらばらの割り当てとなった。
先客は女性1人。
東京から朝5時に上高地に着いて雨にも濡れずに小屋に到着したと言う。


北穂の小屋には自炊室がなく外のテラスで雨降る中「チゲ鍋」を作ることになった。
雨味」がつくくらいで今ひとつ盛り上がらない。
早々に片付け部屋へ。もう1人女性が増え2枚の布団に3人ということになった。
この季節で??


夜中、大雨。



2日目 9月15日(日)
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ガスの中 槍へ向けて出発

4:30、起床。明かりが着くので目が覚める。雨が降っている〜

食事は各自の行動食で済ますことにして、6時まで待って進退を判断をすることにする。



このまま下山か?とも考えたが、そのうち雨もやみガスと霧雨状態。
計画通り縦走と決める。
岩が雨で濡れているので十二分にも気をつけての出発。6:30。


岩にはつけすぎるくらい白ペンキの丸印がべたべた状態。
最初は鉄のわっかを掴んでの下り。次に鎖場。
続いて鎖場というように小さな石が不安定にのっかっている岩場をどんどん下っていく。
残念というか幸いというか、滝谷の岩壁はガスの中でうっすらとしか見えない。



ザレた斜面の鎖場を通り過ぎるころ、後ろから単独の女性が追い抜いていった。
すご〜い、こんなところでこのスピード!!と驚いた。
危険地帯で後にも先にも追い抜かれたのはこの1人だけ。


大きな岩を下降する所に来た。ここも鉄のわっかのみ。
足をどこへ置こう
かとわっかを掴みながら迷う。
左には足がかりなし。右側を見ると岩に隠れるようにわっかがあった。
それをぐっと掴んで体重を乗せ足を伸ばすとスタンスがあった。




ここが飛騨泣きか・・・

着地してから仰ぎ見ると大きな1枚岩、これが今日の1番の難関では?と思える。
もしかしてこれが「飛騨泣き」?と思ったとおり、後でガイドブックを読んで納得。
下りた所に小さな広場、休憩を取る。
7:20〜7:25。ポケットに入れておいた行動食を食べる。



さあ、まだまだこれから先がある。慎重に、掴めるものは掴んで登り下る。
トップにいて私のペースで進めれたので疲れも知らず
どんどん下って、A沢のコルに出た。7:45。
 

ここでは風が来て寒いのでもう少し上がって岩陰で休憩、7:50〜8:00。
ブドウ・みかん・コーヒーを取り出し英気を養う。


上から降りてくる2人パーティーを待って岩場を登る。
下りるより上るほうが足場が見つけやすく楽々に思える。
登りきった所から馬の背?(多分)に上がる。
やせ尾根を右へ行ったり左に行ったりとしながら進んでいく。
ここでのペンキマークはありがたかった。
 

長谷川ピークは対面の蝶ケ岳からはよく見えたが、
実際歩いているとどこか分からず通過してしまった。



のんびり地帯もあるんだ

「比較的歩きやすい岩稜」地帯・・・大キレットの鞍部はストックを出して歩けるほど。


南岳下の風の来ないところで休憩、9:10〜9:20。
降りてくるパーティーを待って登りはじめる。
ストック持っていてもいいかな?と思えるほどの登り(私は片付けた)だったが、
そのうち本格的な登りになった。


ぐいぐい登ると次は長〜い梯子。一つ終わったらまた二つ目が。
雨に濡れている鉄梯子は手袋をしていても冷たい。
梯子を上れば終わりだと解釈していたがまだまだ登りが続く。




やっと南岳小屋手前の「ここで危険地帯終了」の標識を見てほっと一息。
南岳の小屋で休憩。「どうぞお入りください」の言葉に誘われ中へ入る。


土間は玉石風で、木のベンチ。
雨具を脱げともザックを外へ置けとも書いていなくてありがたい。
行動食を食べコーヒーを分けて飲む。10:00〜10:20。


ここから南岳へ。なんでもない稜線の1角がそれ。


今度は中岳へ。頂上の裏に回って風を避け休憩、10:50〜11:00。


次に大喰岳へ。



もう着いてしまったの? 予定変更!

ところがどこが頂上か分からないまま、下り始めるので
おかしいなあ?と思いながら進んでいくと何ともう飛騨乗越に来てしまった。
ええっ??こんなに早く??
時間的に考えればまだ大喰岳のつもりだったのに・・・。



中岳
ガスで視界悪し


槍岳山荘に12:35着。
きっかり休憩を入れて3時間できてしまった。いいペースである。
ここで泊まるつもりだったが、早く着いてしまい
「これから寝るまで何するの〜」と思い、槍沢ロッジまで下ることにする。
ここから約3時間で下りれる。



12:50発。下るにつれ、だんだんとガスが切れ初めて周りの景色が見えるようになり、
槍の穂先もほんのちょっとだけ見え、やっと雨具を脱ぐことができた。
身軽になってどんどん下るが、疲れが溜まってきたのか昨日のペースにはならず、
足も痛くなってきた。
水沢で休憩、14:00〜14:05。天狗原分岐、14:25。



一息で下りれず、花の多い広場で休憩、14:50〜15:00。
膝の屈伸をするとあいたたた・・・・状態



槍沢ロッジ15:50。テント場からが長かった。


女性はすぐ入浴できると聞いて入る。 
小さな手桶でお湯を汲んで髪も体も汗を流す。
男性と交替してその間に作っておくわ・・・と言ったが
乾燥米にお湯を入れただけでもう彼らが出てきた。
聞くと大勢が入ってきたからだと。


お風呂のあとの自炊しながらの熱燗やビールは格別。夜中また雨。



 
 3日目 9月16日(月)
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5:00起床。雨の中、6:35出発。
横尾でやっと雨具から解放された。7:40〜7:50。


10:10、上高地着。3時間35分。(コースタイムは4時間半)
ビール・着替えをして10:40発のバスに乗車。





その他

●落石が多いと聞いていたのでヘルメットを用意したが、北穂の小屋を早朝に立ったので
前後に人が少なく、落石の音も聞こえなかった。

●また、いたるところに白ペンキの丸印があって、親切すぎるというか
こんなにまでしなくてはいけないのか?とも思えた。

●ナナカマドの赤い実と緑の葉っぱがとてもきれいで、まだまだ紅葉には早い。
槍沢上部の草黄葉はきれいだった。

●終始トップで歩いたがマイペースで歩けてよかった。
去年のドキドキ感が今年はなかった。経験は大切。




確認した花など

サラシナショウマ ノコンギク ヒョウタンボク オオカメノキ(赤い実) ノリウツギ
トリカブト オヤマリンドウ ゴゼンタチバナ(赤い実) ウメバチソウ アザミ(横向き)
ゴマナ ハンゴンソウ ナナカマド(赤い実) ミヤマアキノキリンソウ

 


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