ガスの中の伊吹は、花いっぱい      伊 吹 山
                     (ゴンドラ駅〜伊吹山〜北尾根〜寺本バス停)


●場 所 滋賀県伊吹町
●標高 伊吹山 1327、1m  御座峰 1069、9m  国見岳 1126m
●山行日 2002年6月29日
●コース ゴンドラで3合目へ〜伊吹山〜御座峰〜国見岳〜寺本バス停
●多治見から  登山口まで 多治見駅ー近江長岡⇒伊吹登山口 そこからゴンドラで3合目へ
 
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽 川浦 中山
●コースタイム 多治見駅発       
近江長岡駅       
3合目発         
伊吹山          
御座峰          
国見岳登山口     
寺本バス停                
6:58
8:38
9:00
11:30
14:05
15:55
17:25 

地図はこちら


花の山なら雨でも行く


外は薄い朝焼け。朝焼けは天気が下り坂のしるし。
名古屋に近づくと雨!!。あ〜あ。
近江長岡へ近づくにつれ道路が乾いてきた。
ふ〜ん、天候は南の方が悪いからね。
小型バスに乗って神社下で降り身支度する。風が強く天候も悪くなる一方。
縦走するかピストンかで迷う。


ゴンドラから下を眺めていると紫色の花や白いトラノオ、橙色のニッコウキスゲが見える。
嬉しいな、この季節に来たことがないからどんな花に会えるかと楽しみ楽しみ。



途中、ゴンドラがゆれるほどの強風地帯があって
ここで止まったらどうするんだろうとふっと思ってしまった。
降りて雨具をつけているとヒューヒューと風の音
周りのトタンも揺れている。


天候が悪いと静かな山になる

9:00、3合目出発。
外へ出てしまえばそれ程強くは感じられないのはいつもどおりのこと。
ニッコウキスゲ!!と思ったがよく考えてみれば花の色が薄黄色。
ユウスゲ
ではないかというと「でもまだ咲いている」と中山さん。
でもやっぱり色がやさしすぎる。
そしてトウバナも。しっかり囲んで足を踏み入れないようにしてある。



リフト乗り場の方に向かう。薄紫色の花はクサフジだった。
それと始めてみるキバナノレンリソウ
何度も図鑑で見ていたので初めてでも顔なじみに思える。
こんな中、草刈機の音がする。おかげで上のほうもずいぶん歩きやすくなっていた。感謝。



9:30〜9:40、休憩。草刈がしてある風のこない所で。
黄色いハタザオが長い実をつけている。「薬草のふるさと伊吹」で調べると、
キバナハタザオ。名前そのままの形。
小さくてがっしりしたアザミはミヤマコアザミ
カラスノエンドウそっくりのマメ科は、「薬草・・・」で調べるとイブキノエンドウ
北海道と伊吹山に帰化したそうである。
平地のカラスノエンドウより花が大きく花色も薄い。




登るにつれクサタチバナが多くなってきた。
前回はたった1株だけだったのにずいぶんポピュラーな花なんだね。
花を見ながらゆっくり登る。上から降りてくる人も少数だがいる、静かな山である。



頂上直下で休憩。11:00〜11:10。
ぬるぬる滑りやすい道に注意しながら頂上丘に着。
周りのお花畑はまだまだ早い。
しかし、グンナイフウロはもう既に終わっている。春の花なんだね。
トイレもガスの中で場所が見えず見当をつけて歩いていく。
新しくなってから始めて利用する。とてもきれいで水洗。
おまけにペーパーまで置いてある。




ガスの中から音だけが・・・


さあ、これから北尾根の入り口まで歩かなければならない。
このガスなので一番近いまん中の道を下ることにする。
歩きやすくいい選択であった。ここで時間をとりたくはないから。



結構駐車場までが長く予想外であった。
駐車場にはバスが数台止まっているがガスで真っ白
周りが全然見えない。出口も分からないが見当をつけて舗装道路を歩き始める。




すぐ、ゴーッとエンジン音が聞こえてきた。でも、ライトが見えない。
目近に迫ってからやっと見えてきた。
相手が我々を認知しない危険を感じてヘッドランプをつけるように指示する。
しかし、いかにも頼りない明るさで心もとない。
いざとなれば側溝に逃げ込むことに心を決める。




左側の登山口を見逃さないように、途中から左を歩くことにする。こちらは逃げ場がない。
やっと、北尾根登山口。12:05〜12:15。強風を覚悟して下る。
風の通り道なので寒いし強い。


静馬ケ岳からはたらたら稜線歩き。今までの花とは違う種類となる。
とくに下りは滑りやすく一歩一歩気をつけて足を出す。
林の中は風もなくなり、しっとりと落ち着いた雰囲気となる。


稜線の途中で休憩。13:10〜13:15。もう1時間たったの?と思えるほどである。


御座峰、14:05着。小広場に大垣山岳会のプレートが立ててある。


アップダウンを何度も繰り返し、ササユリ街道をとおり
(なぜか風の強い所に咲いていた)
バイカウツギやウリノキの道を通って15:05〜15:15、国見岳着。




ここからは急な下りが待っていた。
ザイルやトラロープ
などがダブルで垂らしてある。
滑りやすくおっとっと・・・の場面がわたしにも川浦さんにも起きた。


急な下りの後は楽々道を選び、傘を出しても支障のないたらたら道を下っていく。
国見峠、15:55.着。工事中でブルドーザーの音が聞こえていた。
工事関係者らしい人は「バス停まで歩く」というと驚いていた。




3人共傘を出して舗装路を歩くことにする。
2時間は見ておくとよい」なんてガイドブックには書いてある。
途中、新しい道やガードレールに惑わされ、地図を開いてみたが分からず。
とにかく沢に沿ってくれば寺本に着くはず・・・と思い、歩を進める。


やっと見覚えのある神社とお店に着。17:25。



幸いなことにバス停には屋根もベンチもあり濡れた服を着替え休むこともできた。
約1時間待って乗車。
わたしは背中が濡れると気持ちが悪いので雨具の上下を着たままとする。
揖斐線は初めてという2人。がら空きの電車の中でゆっくりする。

 


 
 

観察した花 登る途中で
コバノミミナグサ イブキシモツケ ヤマガラシ イブキタイゲキ クサタチバナ
ミヤマコアザミ ニッコウキスゲ グンナイフウロ ゴマギ キバナカワラマツバ
キツリフネ カノコソウ キバナハタザオ クララ クサフジ
イブキノエンドウ イボタノキ ダイコンソウ ヤマブキショウマ ユウスゲ
ホタルブクロ(白) ヤマホタルブクロ(白 ウツボグサ オドリコソウ クルマバナ
カラマツソウ キリンソウ イブキトラノオ ギボウシ ウツギ
ハクサンフウロ

北尾根で
イブキノキケンショウマ シュロソウ ルイヨウボタンの実 ヒヨクソウ ヤグルマソウ
ツルガシワ ミツバウツギ ヒメフウロ クワ ニワトコ(赤い実 )
マタタビ ササユリ アオヤギソウ ウリノキ ツルアリドオシ
キヌタソウ ヤマボウシ バライチゴ ヤマアジサイ(白) バイカウツギ
バイカウツギ


トップページへ戻る