頂上付近の紅葉は終わっていた
        恵那山   (広河原〜神坂峠)



広河原登山口へ下る林道から
恵那山を望む

●場 所 長野県
●標高 2190m
●山行日 2003年10月19日
●コース 神坂峠下進入禁止地点〜広河原登山口〜恵那山頂上
〜大判山〜鳥越峠〜神坂峠下登山口
●多治見から
    登山口まで
多治見=土岐=中津川=強清水=神坂峠下
進入禁止地点(P)
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 大谷 加藤敦 加藤律 高田 村田 丹羽 鶴賀 
蓑田 早川
●コースタイム
土岐発
神坂峠下進入禁止地点
広河原登山口
恵那山頂上
恵那山頂上小屋
大判山
鳥越峠
神坂峠下登山口(P)
6:00発
7:30〜8:00
8:45通過
11:15〜11:45
11:55発
13:35〜13:40
14:15通過
15:00着
地図はこちら


阿智村〜中津川間の大谷林道は通行禁止

今月の会山行は、長野県阿智村「広河原登山口」から
恵那山に登ることになった

電話で問い合わせてみると
中津川からの大谷林道は途中で通行止めとなり
広河原登山口から30分くらい手前の駐車場に
車を止めなければならない・・・・とのこと

最初の計画では、1台を神坂峠に置き
もう1台は広河原登山口付近に置く・・・ことはできなくなった


進入禁止地点で
1台はここに置き
もう1台は下山予定の
神坂峠付近に置いた

2台の車をあっちとこっちに

土岐を6:00に出発し、約1時間半で神坂峠通過

1台を神坂峠付近に置き、もう1台を進入禁止地点まで進めて
人とザックを降ろし
引き返してさっきの1台の人とザックを迎えにいく
・・・という計画となった

進入禁止地点、7:30着  全員そろって8:00出発


進入禁止地点には
「鳥腰峠へ」
という標識もある
いったいどこで合流するのだろう


紅葉のきれいな秋道を歩く

雲1つない真っ青な空
紅葉が始まりかけている秋らしい様子の中林道をどんどん下る

カラマツはきれいに茶色になっているが
燃えるような金色ではない・・・との声もある

真っ青な空と紅葉が
あまりにきれいだったので

道間違え1人目

下から林道を上がってくる単独の男性
こんな時間にどうしたんだろう??と声をかけると
彼は、神坂峠から恵那山へ行くつもりが
鳥腰峠で道を間違え下ってしまった・・・と言う


広河原登山口へ下っていく途中の
大谷林道から恵那山を望む
この左側の尾根が
広河原登山口から登る尾根らしい

鳥腰峠から下山?

前から気になっていたあの広い道のことらしい
それでどこへ降りてきたのか尋ねると、
工事現場の沢・・・だと言う
へ〜え そうなんだ〜


我々が広河原から登ると言うと、
もう一度挑戦する・・・と言って林道を下ることになった


道間違え2人目

ヘアピンカーブを何度も曲がってくねくねと沢まで降りる
橋を渡って今度は右側に沢を見て歩く頃
今度は2人組の夫婦連れ(らしい)に出会う
またまたおせっかいの虫が働いて
どこへ行くんですか?と声をかけると
広河原から恵那山へ・・・だと言う

あれれ?広河原はこれから下っていくところなんです・・・と言うと
おしゃべりしていて登山口に気づかなかったかも・・・・だって
一緒に引き返す

「広河原登山口」という大きな標識も立っているのに
なぜ見落としたんだろう??  8:45着
神坂峠からだともっと時間がかかっただろう・・・
進入禁止地点まで入っておいてよかった〜


板が3枚渡してある渡渉点
これがあの問題の沢か・・・

広河原の沢を渡る
これが数日前に増水した沢に流され
死亡事故を起こした問題の沢と渡渉地点

傍らには「増水時渡渉禁止」の札も立っている

今日は橋の下におとなしい沢水が流れているだけだが
当日はきっと濁流だったのだろう
多治見でも強い雨が短時間に降っていた
橋も流された・・・と言うが
板が渡してあるだけの橋であるから増水時には簡単に流れていく

始め30分はぐいぐい登り

「よく踏まれた登山道」になりつつある道
結構急登である
ぐんぐん沢が下になっていく
30分登りつめたところで休憩  9:15〜9:25

ここから少し緩やかになる
ナナカマドの赤い実だけが残った木
ダケカンバの茶色の幹


展望のいい尾根で
尾根からは南アルプス・中央アルプスが・・・

急な笹道を登って展望のいい尾根で休憩  10:45

しかし、先ほど追い抜いた20余名の団体の声が近づいてきたので
早々に出発

尾根道は以前雪のある頃登った事がある
いつその黒井沢道と出会えるのか?と探しながら歩く
似たような景色がいくつも出てきて
これが黒井沢道か??と錯覚するほど


南アルプスの山並みの向こうに
白い頭だけ見える富士山
何度も来ているが始めて見た



尾根通しで頂上へ

黒井沢道との合流点?と思われるところで休憩 10:45〜10:50
「あと30分で恵那山頂上」と書いてある標識あり

ここから二登りで頂上 11:15着 
大勢の人達が昼食中
静かな場所を探して下る
富士山が見える!!という声につられてじっと目を凝らすと
青い山並みの向こうに白い頭だけ見える富士山!!
ちょうどいい場所もあったので大休憩

 

きれいな紅葉
ハナノキのような葉っぱ
さあ、下山・・・下山のほうが長い

11:45発  トイレ(水洗と非水洗の二つあり)を済まして
頂上小屋11:55発
この辺りはもう紅葉は終わり
葉はみんな落ちてしまっている

いつもの急坂を下って、冬ここまでは来れた・・・地点を確認し
大判山へ 13:35着  13:40発

鳥腰峠、14:15通過
まだ急な登りが待っていた


ピークより富士見台を望む
この後、右折して下山

神坂峠下の登山口に下山

登りつめたピークで休憩 14:40〜14:50

ここから神坂峠へ行かずに駐車場所へ下りたい
きっと右の尾根へ行けば行けるはず
・・・・と思い下り始める


光る笹と紅葉
ここからの道をパノラマコースと言うそうな・・・

予想はぴったり当たった!!
10分で駐車場所のまん前に到着!! 15:00着

運転手さんに乗ってもらって、進入禁止地点へ行き
もう1台の車を持ってきてもらう

15:15発  途中混雑も下が17時過ぎに土岐に着

秋の花は少ない

ツルリンドウの実がワイン色になっていたくらい


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