シカ道?を通って頂上へ |
竜ヶ岳(ホタガ谷西尾根〜中道) |
竜ヶ岳頂上 白くガスっていて寒かった |
●場 所 | 三重県三重郡大安町 | |
●標高 | 竜ヶ岳 1099、6m | ||
●山行日 | 2003年11月15日 | ||
●コース | 宇賀渓(P)〜林道終点〜西尾根登山口〜縦走路〜 〜竜ヶ岳頂上〜中道〜宇賀渓(P) |
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●多治見から 登山口まで |
多治見ー勝川駅=東名阪=四日市IC=宇賀渓(P) ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽、高田、小保、鈴木あ、鶴賀、こざわん、こざにゃん、 渡辺、中山 |
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●コースタイム |
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地図はこちら |
有料駐車場 1台500円 無料駐車場は既に満車 |
2万5千分の1の地図を見ながら、 一般登山道ではないルートで山に登る緊張感と ドキドキ感にはまってしまった。 今度は竜ヶ岳のホタガ谷西尾根を登ることにして 例会で計画を出すと、 すぐ、5人が行きたいという意思表示。 その後出入りはあったが、当日は9人のパーティーとなった。 1台は多治見から、もう1台は勝川からと、2台で宇賀渓を目指す。 宇賀渓キャンプ場の有料駐車場に止め(がら空き)、8:55発。 |
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ホタガ谷西尾根登山口 標識はない 4万分の1登山地図の 黒破線で蛇谷へ行くルートらしい |
林道の終点から、少し先が西尾根登山口。 吊橋を2つ渡って左岸となった。 尾根に取り付くはずだから・・・と右側に気をつけて進んでいくと ??もしかしてここかな?と思うところに出た。 蛇谷へ下りていく登山道は、登山地図には黒い破線で書いてある。 西尾根は谷へ下りずそのまま尾根通しに登ればいいはず。 |
ガイドブックと照らし合わせながら調べると、 ちょうどこの辺りでいいはず。 小さな赤いテープも密かについている。 9:30〜9:40の休憩を取ったあと、順番を決めて出発。 トップは高田さん。
始めのうちは、あまりにもよく踏まれた道なので、これで本当にいいの? と疑問に思うほど。 落ち葉が積もってつるつると滑りやすい道を登る。 一番高い尾根ばかりではなく、少し下を(左側)巻くように 登るところもあるが、結構急で汗が落ちるほど。 ちょうど30分経つと、尾根がなだらかになったので 休憩とする。10:10〜10:20。 右手の谷はホタガ谷、その向こうが遠足尾根。 左手の谷が蛇谷。遠くが県境縦走路・・・とよく見える。
トップを交代。後ろにアドバイザー(高田)をつける。 尾根が広いところでは、『歩きやすくて高いところ』を歩き、 岩がゴロゴロしているところでは、鹿の団体が通ったような 足跡がいっぱいある鹿道(?)を通り、 急な斜面を登った平らなところで休憩にする。 鹿もこの平らなところでは安心できるのか、あちこちにフン場ができている。 新しいフンは、光って艶があリ、臭いが強い。 古いフンは、パサパサして臭いも薄い。 ザックを置くところを選んで、休憩、11:00〜11:10。
今の位置はどこか?いろいろ議論する。 急な登りのあとのたらたら尾根の始まりが現在位置(と思う) しかし、高田さんの持っている高度計と数値が合わない。 その数値を信用するとまだまだずっと下。 そんなことはないよ〜〜、時間だってこんなにかかっているもの・・・。 登りに暑かったので、オレンジジュースがひときわおいしく感じられた。
地図はここから緩い登りへと入り、そのまま、縦走路にぶつかるようになっている。 左手に大きく立派な竜ヶ岳の姿。 12:00には着く・・・と言う声に、まさかそんなに早くは着けないな・・・と思った (が、ぴったり12:00に頂上着であった) またトップを交代。アドバイザーは同じ高田さん。 丈の低い笹が出てきた。こんなに低いなら楽々歩けてしまえる・・・と思ったが 縦走路にぶつかるほんの少しの間は、背を越す高さとなり 泳ぐように掻き分け・掻き分けてやっと縦走路に出た。
笹の中を泳ぐときは、ぴったり前の人にくっついていくと楽・・・だと、 鈴木さんは経験からコツを会得。 縦走路はなんて楽なこと・・・ 小酒井さんは、「こんな道は物足りないね」・・・とつぶやく。 同感・・・。 右手に堂々とした山並み。(あとで調べたら静ケ岳だった) 登頂意欲を掻き立てられる |
竜ヶ岳頂上 |
頂上直下で、「あと10分で頂上」というと、 ええっ?という反応。 でも、高そうに見えてもやはり10分で到着〜〜。 ガスが出てきて、高山の気分も味わえる。 12:00、頂上着。 |
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竜ヶ岳頂上から静ケ岳の稜線を望む ガスが切れたときを狙って |
記念写真のあとは風の来ないところを探して休憩。 風の来ないところなんてなかったが・・・。 笹が刈り込まれて広くなっているが、刈られた笹がつんつんとして 座るにはちょっと痛かった。 |
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トップを交代して12:25、発。 笹の中の下山道。あっという間に頂上が高くなる。 しばらくは、尾根を下り、その後横谷へ下りる。 急だがしっかり踏まれた登山道を木に掴まりながら下りる。 横谷への分岐で休憩、13:15〜13:25。
またトップを交代。 下るにつれ黄葉がまだきれいに残っているところがあり、 目を楽しませてくれる。 この中道には急な鉄梯子が2回出てくる。 今か今かと待っていると・・・ありました〜。 |
1つ目の鉄梯子 長いがしっかりしている |
1つ目の鉄梯子。 長いけれど、しっかりしているので大丈夫。 ストックはザックにくっつけて両手を使って下りる。 |
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2つ目の鉄梯子 短いが傾いていてイヤらしい |
2つ目は、短いが、傾いていたり間が広かったり、 梯子と梯子の途中にある土の部分は、 岩が落っこちそうだったりでイヤらしい下りである。 トップを交代。 雨もぱらついたが、降ってはこないようだし、 竜ヶ岳が初めての人が多いので、長尾滝まで足を伸ばす。 14:25〜14:35。 水量も結構あってなかなかいい眺めである。 |
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長尾滝へちょっと寄り道 |
もとの道に引き返し、谷に沿って林道終点を目指す。 途中の5階滝は、名前の通り。 西尾根登山口に着いた。元に戻ってきたわけ。 下りの中道には、1つも鹿のフンがなかった。 登りにあんなにたくさんあったのに・・・・。 |
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林道近くの吊橋 こんなのを2つ渡る |
吊橋を2つ渡って林道終点に15:20着。 おつかれさま〜。 途中の水場で顔を洗ってさっぱりして駐車場へ。 15:40着。 1台は多治見へ直行。もう1台は高蔵寺行きなので、ここでお別れ。 四日市ICと桑名IC利用と、別々なのに、なんと!!! 東名阪で前後に並んでしまった!!!。 不思議不思議????? 今度は間違えないように勝川ICで下りられた〜。 |
T.Kozakai 撮影 |
もうすぐ縦走路 丈の高い笹にこれから入っていく |
竜ヶ岳頂上を望む |
竜ヶ岳の頂上で 9人勢ぞろい |
1つ目の鉄梯子 足元に気をつけながら下る |