静かな山行 鎌ケ岳 |
(馬の背尾根〜鎌が岳〜長石尾根) |
●場 所 | 三重県菰野町 | |
●標高 | 1161m | |
●山行日 | 2003年2月9日 | |
●コース | 湯ノ山温泉〜山岳寺〜馬の背尾根〜岳峠〜鎌が岳〜長石尾根〜湯ノ山温泉 | |
●多治見から登山口まで | 多治見=勝川IC=東名阪=四日市IC=湯ノ山温泉登山口付近 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽・守山・こざわん・林雅・高木・川浦・川井 | |
●コースタイム | 多治見発 湯ノ山温泉(P) 登山口 岳峠下 鎌が岳頂上 湯ノ山温泉(P) |
6:10 7:50〜8:10 8:20 11:25〜11:35 11:55〜12:00 14:50 |
地図はこちら |
雨の中6:00集合。朝のうちは雨だが晴れてくるという予報を信じて決行。 四日市ICを出て登山口へ。さすがに早い。上水道?のタンク近くに駐車。 馬の背尾根の登山口、8:20発。全然雪がない。 急登の手前で「雨具を脱ぎましょう」・・・と呼びかける。けっこう長い登りが続く。 「湯の峰」には新しい標識がついていた。その少し先、風の来ない所で休憩をとる。 9:10〜9:20。 |
ここからは尾根のアップダウンだが、この登りはやっぱりきつい。 ところどころ凍っているので足元にも注意が要る。 うっすらと踏み跡が残っている程度で先頭は歩きづらいようである。 風がないところで休憩。 風が強いので念のためザックカバーを風防止に止めておいてよかった。 高木さんはものの数秒で吹き飛んでしまう羽目。 白ハゲの急登も乗り越え、カズラ谷の分岐に近づいてくると 雪も量が多くなりずぼずぼと潜っているようである。 「潜るならわかんをつけたほうがいいですよ・・・」と声をかけたがすぐ分岐になった。 こちらは幹線道路。しっかり踏み跡がついている。 とたんに風がなくなり無風状態。 鎌の「展望台」から下ると雪が多くなり、左からの雪崩のせいもあって 踏み跡が消えているが、確かにここでいいので左上へ慎重に登っていってもらう。 |
稜線へ出る手前で休憩。11:25〜11:35。 頂上は寒くてゆっくりなんてできないだろうからと思い 「しっかり食べておいてね」・・・と声をかける。 鎌への登りは、階段状に踏み跡がついているので登りやすい。 頂上には、3パーティーほど。記念写真を撮ってすぐ下山。11:55〜12:00。 |
頂上からの下りは急であるが、笹や木につかまって下りる。 1回滑って尻餅をついた。見晴台からの下りも、凍っていればアイゼンも着けられるが 雨でずぶずぶ状態。 つるつると滑って下りにくい。登ってくる人とのすれ違いも大変。 急な坂をかかとで段をつけて下り始めたがやっぱりつるりと滑り降りてしまった。 三ツ口谷の分岐へは誰も入っていないな・・・を確認して長石尾根へ。 人の踏んだ跡をついていくのか・・・と思って油断をしたからか、 先頭が右へ右へと入っていくのに気がつかなかった。 しかし、どうもおかしい。どんどん下へ下りていくと分かったので 「ちょっと待ってー、それでは長石谷へ下りてしまうよ〜」と呼びとめ、引き返す。 尾根へ戻っても踏み跡はない。丁度時間もたっているので 「休憩をしながら地図を見ましょう・・・」ということにする。 この尾根じゃないかなあと思われる尾根はどんどん下って谷へ下りていってしまう。 本来の尾根は左手のずっと向こうの上のほうに見える。 「わかんを履いてショートカットで行きましょう」と提案する。 |
無事予定通りの尾根に出る。雪はぐんと減ったので輪かんをはずす。 こちらの尾根は風がさっきの尾根よりさらに強くなり、体がふらつくほど。 あれ?、先頭が左の谷へ下っていく。 「待って〜。尾根を行くんだよ〜」と呼びとめる。ますます風が強くなる。 キレットのところが一段と風が強い。足を踏ん張って岩に取り付く。 いつになったらこの風とおさらばできるのかと思うほど。 登山道もところどころに雪や氷があるし、急坂ときている。 ストックなど何の役にも立たない。右に左にと木を掴んで下りていく。 鉄塔を右に曲がり、2つめ3つ目と過ぎてやっと長石谷に合流した。 駐車場所に14:50到着。 登り4時間弱、下り3時間弱。面白いコースであったが、 こんな雪のときは長石尾根は下りに使いたくないなあ。 |