お気に入りのルートになった 鎌尾根 
                     (宮妻峡〜鎌尾根〜鎌ケ岳〜カズラ谷)




きのこ岩から眺めた鎌ケ岳

●場 所 三重県菰野町
●標高 1161m
●山行日 2003年5月10日
●コース 宮妻峡〜鎌尾根〜鎌ケ岳〜カズラ谷
〜宮妻峡
多治見から
  登山口まで
多治見IC=四日市IC=宮妻ヒュッテ
近くで(P)・・・鎌尾根登山口

※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽  林 高田 守山  
●コース
   タイム

多治見発
宮妻ヒュッテ(P)
登山口
水沢峠
水沢岳
鎌ケ岳頂上
宮妻ヒュッテ(P)
6:50
8:50〜9:00
9:35〜9:40
10:25〜10:40
11:05
12:40〜13:00
15:30
地図はこちら


 
頭上は白、足元はピンク

宮妻峡の駐車場に8:50着。もう先行者の車が並んでいる。9:00発。
林道を歩いて登山口へ。
ガクウツギ・ヤマツツジ・フジなどが咲いている。


イワカガミ
薄暗い常緑樹林の中を登っていくと、「花が咲いていますよ」
と声がかかる。どこどこ?と見回すとイワカガミ。あーやっと会えたね〜。
そこからはあちこちに背の伸びたイワカガミが咲いていた。

右手からの沢を何度も渡り、沢の中を通り、右に切り立った岸壁を見て
沢から離れ、見事なシロヤシオの大木の下を通って
登りきったところが水沢峠。
以前の笹の生い茂った峠とは大違い。10:25〜10:40、休憩。

峠からはザレザレの急登。風化しやすい岩なんだろう。
足を取られて歩きにくいこと!!。


シロヤシオ
足元にはピンクのイワカガミ。頭上には白いシロヤシオ
まだまだつぼみが多くこれが全部咲きそろうとシロヤシオのトンネルになるところ。

急登はすぐ終わってもう?というほど早く水沢岳に着。11:05、そのまま通過。
しばらくはたらたらの良い道。
下りに入るとまた足元がザレに入る。きのこ岩らしい。
遠くを見ると大きなピンクの塊。「シャクナゲだよ〜」と声をかける。

すぐ足元にも濃いピンクのシャクナゲ。つぼんでいると濃いピンクで、
開ききってしまうと色は薄くなる。
ズルズル下りきったところに見事なシャクナゲ
前の2人がカメラを出しているのでここはどうしても撮らなくちゃあと取り出す。
 
これ以後の稜線は笹の丈も低く、シロヤシオもいっぱいで展望もよく、
なんて気持ちの良い尾根歩き〜
私のお気に入りに入れよう・・・・と決める。
  

水沢岳からの下り
その後もシャクナゲ・シロヤシオの連続で大満足。
鎌ケ岳が正面に見えるところで休憩、11:25〜11:35。
鎌の頂上はガスがかかっている。

この後もシャクナゲ・シロヤシオが連続する。
トウゴクミツバツツジ(葉っぱが大きいし、葉っぱと花が同時に出ているし、
色が濃い桃色がかった紫色)も咲いている。

突然大きな岩に突き当たった。遠くから見えていた
フタコブラクダのコブ
のところ。後で調べるとこれが衝立岩だった。

右から回り込めそうだったので覗きに行ったが無理。
少し左に下ってから鎖と木の根と岩をつかんで体を持ち上げるところに出た。
我々は登りになるので待っていてもらうことが多かった。 


咲き始めたばかりの
シャクナゲ

このルートを下りに使うのはちょっとね〜・・・・と思ったが
、あとのカズラ谷の退屈さを考えればどっちこっちかなあ・・・・。

たらたらと岩場が交互に出て、軽いアップダウンもあって
変化に富んで面白いコースである。
右側は先ほど通ってきた鎌尾根コースが見え、
ぐるっと回り込んでいることがよく分かる。

地図ではすぐに岳峠なのに意外と長く感じられたころやっと到着。
風があって寒いので休憩なしで頂上へ。

頂上、12:40着。先ほどの静かさはなくなり、団体の子供を含めた大勢の人。
頂上の標識の前で休憩。つい3週間前にも来ている。
ぱらぱらと雨。おやおや。雨具を着た(が、結局降ったのは頂上だけ)

岳峠に戻ってカズラ谷を下る。ちっとも谷ではないのに
何で谷という名前がついたのか不可解。
掘割のようなところを下っていく。ここは見事に「イワカガミ街道」。
今までになくたくさん咲いている。トウゴクミツバツツジもまだまだつぼみである。

それらを過ぎると、5時か6時ころの暗さの薄暗〜いヒノキ林に入り、
単調な下りになる。
もうすぐ登山口と思われる小滝に着く。休憩。13:15〜13:25。

5分後には登山口。10分後には車のところに着いてしまった。下りは早い。

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