雨の中の山行 東北の山旅 |
八幡平・岩手山・姫神山・秋田駒 |
4日間で4山 3日間は雨 |
1日目 八幡平 八幡平頂上三角点はこの建物の足元にある 周りの山が見えたのはこの日だけ 2日目 岩手山 唯一のカメラ休憩地点 素晴らしい紅葉の奥座敷 3日目 姫神山 姫神山の山頂 階段とぬるぬるの道には往生した 早池峰山の代わりに登った 4日目 秋田駒 秋田駒の山頂 登山口では青空が垣間見えたのに 頂上は、またまたガスと雨 |
●場 所 | 岩手県・秋田県 | ||||
●標高 | 八幡平1613m 岩手山2038m 姫神山1123.8m 秋田駒1637m |
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●山行日 | 2004年10月8日〜10月11日 | |||||
●コース | 1日目 八幡平頂上駐車場〜八幡平〜黒谷地湿原〜駐車場 2日目 網張温泉リフト乗り場〜リフトでいぬくら駅〜不動平避難小屋〜岩手山頂上手前のお鉢から引き返す〜不動平避難小屋〜新道〜馬返登山口 3日目 一本杉登山口〜5合目〜姫神山山頂〜一本杉登山口 4日目 8合目小屋〜阿弥陀池〜秋田駒頂上〜阿弥陀池〜8合目小屋 |
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●多治見から 登山口まで |
多治見ー名古屋ー東京ー盛岡=八幡平頂上駐車場(八幡平登山口)=国民休暇村網張温泉(岩手山登山口)=一本杉登山口(姫神山登山口)=秋田駒8合目駐車場(秋田駒登山口) ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽 林昭 他15名 ツアーリーダー3名 (アルパインツアーで) |
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●コースタイム | 1日目 10月8日
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2日目 10月9日
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地図はこちら |
1日目 八幡平
アルパインツアーの東北の山旅に申し込む。 夏の飯豊の暑さを考えると、いくら花が多くてもちょっとね・・・。 で、秋に出かけることにした。 東京駅に9:30集合。名古屋からの新幹線が、自由席にしてある。 乗り継ぎに余裕をもってと思い、計画より早めの6:21発の電車で出かける。 おかげで7:24発の「のぞみ」の先頭に並ぶことができて、余裕で座って行けた。 林さんは、指定席なので東京までは別行動。
約2時間半、9:06に到着。既にほとんどが集合していた。 18名のうち1人がキャンセルで参加者は17名。ツアーリーダーが3名で、ちょうど20名。 チーフリーダーが石部さん。 東北新幹線「はやて」は、全席指定席。 3人掛けの真ん中。隣は、静岡の労山の女性。 労山の話を「へ〜え、そうなの〜・・・」といろいろ聞いているうちに、盛岡駅着。12:22。 東京から2時間半ほどで着いてしまった。早いこと〜。 ツアーリーダーの2人は、現地の人。そのうちの1人は、北海道でお世話になった鈴木さん。 おひげが伸びて貫禄がついていた。 |
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盛岡駅から専用車に乗り込む 小型のバスで 秋田駒ケ岳登山口に入るための林道には このくらいの大きさがいいそうである |
今回は、ホテルやバスなどに 荷物を置いて登れるので 皆ザックやバッグを2つずつ 持ち込んでいる 我々は、移動は1つの大きなザックにして 登るときは、バッグに分けておいた |
バスの中から見た岩手山 結局この日だけしか展望がなかった・・・ |
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1日目の今日は八幡平へ 八幡平へ通じる アスピーテラインの途中で 写真休憩を取ってもらった アスピーテというのは 『盾状』の意味で 『1400m〜1600mほどの高原に広がるアスピーテ火山群』・・・というように使う コニーデ(円錐状)というのは 聞いたことがあるが アスピーテというのは初めてで 知識不足を味わった |
道の傍らにバスを停め 横切って写真を撮る 山の上の方まで 一面に黄葉が素晴らしい |
道の両側も黄葉 このまま進むと秋田県へ行く 12:30頃に盛岡駅を出発して 一山登るという効率の良さ |
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八幡平の頂上駐車場 移動用の大型ザックから 着替えなどを抜いて、出発 『はちまんたい』の『たい』は 山上の湿地帯の意味だと言う 平らな高原・・・かと思っていた・・・ |
ここが登山口 朝出発して、午後到着して登れるとは どんな所か?と思っていたら まるで観光地・・・ 大型バスからどんどんお客が下りて 遊歩道のような道を 30分も歩けばもう頂上!! |
岩手県と秋田県の県境 登山口は秋田県にある |
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八幡平の頂上駐車場から見た岩手山 見る角度によって 頂上付近の形が違ってくる |
八幡平付近の地図 大きな沼が八幡沼 その手前にガマ沼や メガネ沼が点在している |
メガネ沼 なぜこんな名前が?と思って 覗き込みに行くと ちゃんと左右に2つの沼があった 水蒸気爆発の火口の跡が こういう沼になったのではないか と言われている |
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八幡平の頂上展望台 ええっ?これが頂上?・・・とまず驚いた 1613m 三角点は展望谷の足元にある |
展望台に上がると 岩木山や八甲田山が見える |
この方面は八甲田山 遠くのごつごつした辺りだ・・・ と教えてもらった |
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こちらは岩木山 『山』の形になっているでしょう・・・と な〜るほど |
岩手山 鏡沼の向こうに 大きく見える特徴のある形 |
八幡沼の左側を陵雲荘へ 左手に湿地が広がっているが どんどん笹に押され気味 |
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湿地も秋はこんな感じ オヤマリンドウの立ち枯れたのが あちこちにあった |
湿地を通って『源太森』へ 小高い小さなピーク 1595m ここからぐるりが見回せる |
遠くの山は、青色の濃淡で きれいに染められている・・・といった感じ |
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近くの山は黄葉で染められている ダケカンバの幹の白さと 黄葉のコントラストが美しい |
源太森の頂上で 林さんの胸にぶら下がっているのは デジカメ 100gという軽量コンパクトタイプ |
黒谷地(くろやち)湿原 直進すると茶臼岳 今は花はなし シーズンには ニッコウキスゲの群落が素晴らしい・・・と ここからアスピーテラインで 待っているバスまで歩く |
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ここからバスで、今日の宿国民休暇村「網張温泉」へ。 17:30に着。既に外は暗い。 明るく灯る光が見えてきてほっとする。 4人一部屋の和室。 温泉に入ってから食堂へ集合。ミーティング。 明日は90パーセントの確率で雨・・・だと。あ〜あ。 始めの計画を変更して、馬返し登山口へ下山する。 暗くなってしまうかもしれないのでヘッドランプを必ず持っていくこと。 雨対策をしっかり・・・など注意点を聞く。 夕食はバイキング形式。 TVも台風情報で忙しい。 |
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黒谷地(くろやち)湿原からの出口 草がなぎ倒されたような大雨の跡が あちこちに |