池探し・・・6つしか探せなかった |
御池岳 |
御池岳の頂上で 妙な雲行き 雨か雪でも降ってくるか?と思うほど |
●場 所 | 滋賀県神崎郡永源寺町 | |
●標高 | 1247m | ||
●山行日 | 2004年11月21日 | ||
●コース | コグルミ谷登山口手前駐車場〜コグルミ谷登山口〜カタクリ峠〜幻池〜道池〜真の池〜おはな池〜夕日のテラス〜丸池〜天狗鼻〜ボタンブチ〜幸助池〜御池岳〜カタクリ峠〜コグルミ谷登山口〜駐車場 | ||
●多治見から 登山口まで |
多治見=春日井駅〜春日井IC=関ヶ原IC=コグルミ谷登山口手前駐車場 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽 守山 林 鶴賀 荒木 森下 才木 | ||
●コース タイム |
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地図はこちら |
2週間前、鞍掛峠へ通じる道が通行止めで、御池岳へいけなかった。 今回は事前に藤原町の役場で確認をとっておいた。 守山さんも車を出してくださるというので、同じ計画で池探しに行くことになった。 入会したばかりの新人2人も一緒。 黄金橋手前の朝市へ立ち寄り、今日は「むかご」を買う。 駐車場で才木さんとも合流して、計7人のパーティー。 手前2つの駐車場は既に満車。 3つ目の広い駐車場にとめ、出発。 |
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3つ目の広い駐車場 山は、やや茶色が多い錦織り 上のほうは、葉が落ちてしまっている |
いつものコグルミ谷登山口から入ると すぐ、登山道が崩れ落ちて通行不能 橋の左側の赤テープを なんだろう??と見ていたが 入り口を示す赤テープだとわかった 引き返して谷の右岸から登り始める なっ白い岩の連なりが目に入り ここも土石流で石が洗われたのか?と 気がかりのまま登っていくと 凄まじい姿になっていた!! 一気に長命水まで行けず ヨコ谷分岐の上で休憩 そこから撮ったコグルミ谷の様子 |
同じヨコ谷分岐の上休憩場所で 右側の斜面を見上げる きれいに紅葉していて 谷の荒れとの対比が著しい |
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カタクリ峠で 谷と別れ、トラバースで横切る 小さな谷(だったところ)も 谷が抜けて大きな陥没状になっていた そのあとは尾根道になるので 歩きやすくなった これから池めぐりに出発 |
幻池 これから真の谷へ下る・・・という 県境尾根を登って行くと 鹿のフンをいたるところに 見かけるようになった 尾根を進んで 凹みのありそうな ところを探しに行くと 1つ目の池『幻池』があった! 真の谷が見下ろせるような すぐ近くに・・・ |
道池 次は真の谷へ下りて 鈴北岳方面へ進んだところにある池 真の谷もなんと!! 深くなってしまったこと!! 谷の中を歩いて登ったこともあるのに 今はとてもできそうにない 少し戻って向こう岸に渡り 谷沿いに登っていく 「真の池へ」の標識を見て左折すると (ここは以前よく通ったルート 御池岳から鈴北岳へ行くには 稜線伝いの道は 不明瞭だった頃がある) すぐ2つ目の池『道池』があった 泥半分・水半分のような池 |
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真の池 ここからたらたら道を進む 泥の上には小さな獣の足跡 爪の形も手形もくっきり分かる 3つ目の池『真の池』 これはもうお馴染みの池 黒く焼け焦げの跡があった野原も 今では、丈の低い笹が茂り 黒焦げ跡なんて無し! ずっと先まで見渡せる高原風で 昔、背よりも高い笹を掻き分け 歩いたなんて信じられないほど 風が冷たくなってきた |
おはな池 鈴北岳への道と分かれ 『元池』の表示から左折したが 池なんてない 寒いので凹地に入って休憩する さあ、どっちだろう?? 断崖に磁石をあわせてから 見当を付けて歩き出す 苔のもこもこした野原を 適当に歩く (踏み跡なんて あるようなないような・・・) あの凹みかな? それともこの凹みかな? と捜し歩くが見当たらない 今から思えばガイドブックの 「元池の道標から北西へ直進」を信じ 磁石であわせるとよかったかも? 道標が差し示す向きに 歩いたのがいけなかったかも? 道標は妙に曲がっていて 惑わされたことが今まで何度もある 磁石の示す断崖方面へ行くことにして 適当に斜面を登っていって 凹地を覗き込むと 4つ目の池があった ガイドブックの写真は こんな風ではない 『おはな池』ということになった |
丸池 戻り気味に斜面を登って 元池を探すが ここか?と思う凹地には水がない 断崖のふちを歩けば ボタンブチまで行けるわけなので 斜面を登って断崖を目指す 出たところはまさしくそれ 地図にあるしわしわの部分 珍しく赤テープがあったので もしかすると元池が見えるかも? と思って引き返してみたが無し 断崖に沿って 歩きやすそうな所をたどって 南東に進む 声がするほうを見ると 数人のパーティー 突端に陣取って昼食の準備 どうやらここが 『夕日のテラス』らしい 尋ねると「そうだ」の返事 彼らも池めぐりらしい 下っていった所に、 5つ目の池『丸池』 ひょうたん池は見つからず |
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12時になったので適当なところで ケーキ休憩 新人を迎える歓迎の意味で 冷凍ケーキを持ってきたが ちょうどよく解凍されていて 食べごろになっていた さあ、次はボタンブチ 守山さんは稜線を目指したが 歩きにくいといって引き返した 私は歩きやすそうなところを探しながら 笹の中を歩いたが いくら丈が低くてもやはり歩きにくい 靴紐も3回ほどけてしまった |
樹林の中もまたいだり潜ったりと 簡単には通してくれない 鹿のフンはいるところにあり それもつやつやして新しい!! こんなにフンがあるほど鹿がいるの? と言う声も不思議ではないほど 半端な量ではない フンがないところはない・・ ・ほどである |
ボタンブチに着いた 晴れていれば素晴らしい展望なのに 黒い雲は低く垂れ込め 薄暗い物寂しい雰囲気 雲から光の筋が差し込んでいるのが 神秘的 こういう景色のことを以前誰かが 「天国への橋」とか 言っていたっけ?! |
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幸助池 笹原の中を右折すると『幸助』池 これが6つ目の最後の池 結局半分しか探せなかった |
これも幸助池 池までの斜面が急で ふちまで降りることはできなかった ここから御池岳を目指す 以前はメインロードだったのに 今では深い掘割状の 歩きにくい道になっていた |
分岐からすぐ御池岳頂上 気を引き締めて下り始める |
真の谷までは滑りやすい道 底の磨り減った靴を履いていたり 泥が靴底の溝を埋めてしまっていると 滑りやいことこの上なし 真の谷も様変わりが激しくて 驚かされた 真の谷から分かれたトラバース道は 乾いているので歩きやすい 遠くに藤原岳へ続く稜線を見ながら カタクリ峠へ |
ここからが一番 気の抜けない下りになる 枯葉がうずたかく積もっている下に 何があるか 足で探りながら下る おっと! 枯葉の下に注意!! |
さあ、コグルミ谷 一番後ろの位置に変わって 写真を撮りながら下る あまりにも白く あまりにも無残な谷・・・ |
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これもコグルミ谷 木の根がむき出しになり 岩は真っ白 |
歩きやすそうなところを選んで下る 底の磨り減った靴はつるっときて怖い |
前を歩いている人がいるときは 本当にこのルートでいいのか? と疑いながら歩かないと 誤ったルートへ入り込んでしまうので 要注意 昔のコグルミ谷の様子と 全然変わってしまったので 判断が難しい |
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下のほうへ来ると 色づいた葉がまだ残っている |
倒れた木々も痛々しい |
引き裂かれた木も これまた悲鳴が聞こえるようで 痛ましい |
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乗り越えたり潜ったり それぞれで判断して下る |
坂本谷は今でも通行止め コグルミ谷は 「注意して通行するように」 の札がある |
昔の登山道を頭に描きながら 下っていく |
斜面に穴があいている 水の力だろうか? |
もうすぐ登山口 車の音が聞こえてきた |
登山口に着いた このすぐ上で 登山道を補修している青年に出会った 四日市から来ている・・・と ありがと〜 助かりました〜 また、池めぐりに来よう そして雪のある頃にもまた来よう〜 と、課題がまたできた |