1週間前できなかった縦走を反対側から          
     烏帽子岳〜三国岳
                御池岳池めぐりが、登山口手前で通行止め→行き先変更




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烏帽子岳からの縦走路
地図では
2時間で烏帽子岳から三国岳へ行ける
・・・と
我々は休憩を入れて2時間5分


●場 所 岐阜県上石津町
●標高 烏帽子岳 865m  三国岳 894m
●山行日 2004年11月7日
●コース 時山養魚場(P)〜烏帽子岳〜県境稜線〜三国岳〜阿蘇谷〜時山養魚場(P)
●多治見から
  登山口まで
多治見=春日井駅〜春日井IC=関ヶ原IC=御池岳コグルミ谷登山口への306号線ゲート(通行止め)=引き返して時山へ=時山養魚場(P)
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽 守山 林 鶴賀     
●コース
   タイム
多治見
春日井駅
関ヶ原IC
時山養魚場駐車場
鉄塔(休憩)
烏帽子岳頂上
三国岳への分岐
鉄塔
台地状ピーク
三国岳頂上
時山養魚場駐車場
6:10発
6:30〜6:40
7:25
8:15〜8:40
9:05〜9:10
10:25〜10:40
11:00
11:18
12:15〜12:25
12:45〜13:00
14:50着
地図はこちら


306号線が通行止め

御池岳の池めぐりを計画。
2万5千分の1の地図もしっかり読み込んでおいたのに
306号線の鞍掛峠へ行くゲートが閉まっている!!
車がたくさん並べて駐車している。

そんな時もあったが、カギはかかっていなくて自分で開け閉めして入ったこともあるので
今日もそれか?と思って開けようとするが、しっかりカギがかかっている。

ええーっ、そんなあ・・・と思っていると、国道を歩いてくる登山者がいたので
道路状況を聞こうと尋ねると
彼は、昨日時間切れで山中でビバークしたらしい・・・と分かる。

作業車は入れても・・・

これからどうしようかと考えていると作業車が2台きた。
しめた!これで入れる!と思って彼らに尋ねると
「土砂崩れで入れません。」の返事。

ザックを担いで歩いていこうとしている登山者が
「30分くらいで登山口に行けるでしょうか」と尋ねている。

とてもとても・・・・。ここからそんなに簡単に行けるわけがない

他のパーティーも、地図を出してどこへ変更しようか・と相談中。

やり残した宿題を

我々は、先週できなかった烏帽子から三国への縦走に変えることにしてUターン。

先週帰宅してから、何度も地図を見たりガイドブックを見たりして研究してあるので大丈夫。
登山口も、この前の養魚場から入れる登山道がある・・・と調べてある。

まさか、一週間後にまた時山へくるとは思ってもいなかった。
やり残した宿題を果たしなさい・・・ということかな・・・・

池めぐりの好きな男性と会う

養魚場の駐車場には既に2台の車が停めてあった。
その1台から降りてきた男性が、やはり、306号線のゲートからこちらへ来た・・・と分かった。
違う所は、ちゃんと役場へ聞いて通行止めと分かっていたが
念のため確認しに行ったこと。
彼は、御池岳が好きで何度も登り、特に池の周りが好きだということも分かった。

我々が今回計画していたコースと一緒というのも面白い。
11月11日からは306号線も通れるようになるという情報も貰った。

20あるという御池岳の池めぐりの地図も見せてもらった。

彼は今日、「だいら」の写真を撮るために来たが
「だいら」に陽が当たる時刻がまだなので、時間調整のために待っていると言う。

バンガロー村が登山口



平家の落人伝説にあやかった
平家の立派な武者の名前が
バンガローに付けられている


薄暗い樹林の中、稜線を目指す




鉄塔の巡視路を利用した
烏帽子岳への登山道


前方が明るくなった
鉄塔の足が見える


稜線に出た
あかる〜い



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おや?これは何だろう?
今頃咲く花があるとは?



鉄塔の両足の間から
時山集落を見下ろす
ここには2本の
高圧電線が通っているが
私の古い地図には
1本しか載っていない
守山さんの新しい地図には
ちゃんと2本載っていて
2本が交差しているまっ下が今の位置


鉄塔までは急登だったが
それ以後は緩やかな登りになってきた
登山道はしっかりしているので
鶴賀さんをトップへ

黄葉も美しい
でも、赤色が少ない・・・



681ピークの辺りは
気持ちのいいたらたら歩き
ミヤマシキミの実があちこちに
花をつけているミヤマシキミも
どっさり
それより少し背が高いのは
ユズリハか?


鉄塔巡視路の標識
これのおかげで
歩きやすい道になっている



1年前に登った分岐を確認し
頂上を目指す
だんだんシャクナゲの木が
多くなってきた


「三国岳へ」の立派な標識があった
もう少し登った上にも
小さい標識があった

三国岳より烏帽子岳の登山道の方が
標識が整備されている



たらたら道は終わって
急な登りに変わる

烏帽子岳はどれか?と
地図と目で確かめる
2つのピークがあるが
右のピークはいかにも遠そうで
烏帽子とは思えなかった・・・が
結局右ピークに15分で到着した



シャクナゲ群生地の看板
こんなのが、2枚もある
本当に右も左もシャクナゲ・シャクナゲ
さぞきれいに咲くのだろう
でもヒルはいや!
ヒルのリスクを差し引いても
見る価値はある・・・と私
林さんは、ヒルがいる山は
花がきれいでもいや・・・
と意見が分かれる



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頂上に着いた
1年前は雨具を着けて
雪混じりの強風に吹かれての登山

今日は小春日和のぽかぽか登山

でも、かすんでいて遠望はできない



烏帽子岳からの下山の途中
振り返って見上げる
「烏帽子」の形には
見えないなあ・・・

ここからが正念場の縦走コース

下の分岐から入る

やはり、破線ルートだけあって
踏み跡が薄い
2番手について守山さんと共に
注意深く進む


途中、上の分岐からの巡視路と合流し
尾根を進んでいくと
大きな鉄塔が目の前に
右の巡視路を進むと尾根から外れる
鉄塔の先へ進む道はないか偵察に行く

その先も尾根道が続いていた
新しい守山さんの地図で現在地を確認



鉄塔から烏帽子岳を振り返る
頂上を出発してから40分で
ここまで来た



三国岳の隣の
地図では広い三角形で表されるピーク
たらたらと広いピークで
気持ちのいいところ
ここまで登ってくるまでが結構な急登

今まで誰1人として会わなかった
県境稜線なのに
急に大団体とすれ違った
どうやら清掃登山のメンバーらしい



岩の上に登って
歩いてきた縦走路を望む

人間の足ってすごいなあ・・・と
いまさらながら感慨深い

ここから三国岳への稜線までが急登

1週間前に偵察に
下りていったところへ
出るのか?と期待しながら



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数メートルずれていたが
まさしく偵察で下りた稜線に出た!
今日はなんと
こんな小さな標識が付いていた



2週間で3回目の頂上
今日は何人もの人で賑わっている

遠くの山並みも
北アルプスふうではなく
深山幽谷の雰囲気は失せ
鈴鹿の山になっていた


このルートも3回目
トップを鶴賀さんに交代

前回おいしそうだったきのこは
黒ずんで
とても食べられそうにもなかった
ナメコではないか??という情報


少ないがこんな赤色もあった



たいていはこんな黄葉

阿蘇谷の水かさも減り
明るい谷に変化していた



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炭焼き小屋の跡と壊れた丸木橋
谷を渉るにも簡単
スパッツを持ってこなかったが
水も入らず大丈夫だった


トラバースの所は谷へ下りて避ける



3本の丸太橋
やはり今日も左側の岩伝いに渉る



約7時間の行動時間

前回より、5分遅れの出発で
烏帽子〜三国と縦走して、駐車場に着いたのは20分遅れ。
快調・快調。

宿題が1つできたが、次の御池岳池めぐりの宿題が新たにできた。

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