歩いて      美ヶ原へ         
                三城〜王ケ鼻〜奈良尾車庫前





王ケ鼻(おうがはな)


●場 所 長野県松本市大字入山辺
●標高 美ヶ原 王の頭(おうのとう) 2034m
●山行日 2004年9月1日
●コース 三城(バス停)〜百曲り〜塩くれ場〜王ケ頭〜王ケ鼻〜石切り場〜奈良尾車庫前(バス停)
●多治見から
 登山口まで
多治見駅ー松本駅・松本バスセンター⇒三城(バス停)
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽   
●コース
   タイム
多治見駅
松本駅
三城バス停
塩くれ場
王ケ頭頂上
王ケ鼻
桜清水オートキャンプ場
石切り場
奈良尾車庫前(バス停)
7:27発
9:05〜9:50
10:36〜10:45
12:30〜12:40
13:10〜13:15
13:35〜13:45
14:40
14:50〜14:55
16:05〜16:38
地図はこちら


涼しく登れる山は?

予定していた沢登りが、30日の台風で中止。
代わりにどこかの山へ行こう・・・と考える。

まだまだ暑い。
涼しくて楽々登れる山はないかといろいろ調べた所がこの美ヶ原。

数10年前に確か行ったような記憶がある。
勿論、歩きでなく車で。

観光の場所だから・・・と今まで敬遠してきたが、
バスで涼しい高さまで登ってくれるので、今回の条件にはぴったり。
ネットでバス時刻を調べて、ルートを決める。

1時間半で松本へ

『三城のバス停で下りて、桜清水ロッジへ少し戻って、そこから王ケ鼻へ登り
王ケ頭〜美しの塔〜山本小屋=バスで松本へ』・・・という計画である。

多治見から松本まで「しなの」に乗れば、1時間半で着いてしまう。
こんなに近かったか!と考えを改めた。

しかし、松本から出るバスの本数が少ない
今の時期、1日に3本のみ。
その上、松本バスセンターというのが駅から歩いて数分の所にある。
階段を下りて切符を買い、階段を上ってバスに乗る・・・という不便さ。
「足の悪い人はどうするんだ」とおじさんが腹を立てていたが
まったくその通り。

40分ほど待って、美ヶ原美術館行きの急行バスに乗る。

どこで下りるといいのか?

ガイドブックでは、「三城で下りて・・・」とあったし、
バスの切符売り場でも、三城以外に途中のバス停の名前が無く
そこしか停まらないのか?と思って、ためらうことなく990円で切符を購入した。

(乗ってみれば結構あちこちで停まり
帰ってからじっくり調べるともっと手前で降りてもよかったのではないか?
ということに気づいた。
しかし、そういう案内がどこにも無いので仕方なかったが・・・)

観光の山であって登る山ではないということか・・・

約30分で三城に到着。
10名ほどいた乗客のうち、下りたのは私1人。

登山者には不親切

さて、どうやって桜清水へ行くのか?
バス停前のお店は閉まっている。大きな案内図を見ても分からない。
ガイドブックには30分ほど戻る・・・とあったがこのバス道を戻るのか?

バス停からまっすぐ、ゆるく登る広い舗装路がある。
「美ヶ原」という標識もある。
では、少し進むと登山地図には書かれていない細い道でもあるのか?
分岐でもあって桜清水へ行けるのか?と考え
おにぎりをおなかに入れてから、ともかく歩き始める。


三城のバス停から
舗装路をゆるく上がっていく

涼しい!さすが高原地帯!
秋の花も咲いて、赤とんぼも舞っている



落ち葉を掃いている
藤沢山荘の人に道を尋ねると
「ここからは百曲りへ通じる」・・と
「百曲り」は下調べをしたとき
茶臼から下るときに使おうか?
と考えていた道
どちらにしても美ヶ原へは
行けるんだからま、いいか・・・
山荘を突っ切った近道を教えてもらった


藤沢山荘前の谷川
この谷に沿って登っていく
古びた標識
ここから美ヶ原へ行ける・・・とある
舗装路はまだ先へ続いている


茶臼岳との分岐
「長野県・県民の森」の標識も
美ヶ原は沢に沿って進む


ハナイカリ
今日一番たくさん見た花
麓から結構上の方まで

広小場のあずまや
人っ子1人いないのも妙な感じ


あまり人が入っていないような登山道
古びた標識


オヤマボクチ
2番目にたくさんあった花


カワラナデシコ
盛りは過ぎているが鮮やかでよく目立つ



オカトラノオ
下から咲いていくが
今ではもう天辺まで来ている

シオガマギク
盛りは過ぎているが鮮やかでよく目立つ
葉は、虫の好物なのか
いっぱい穴があいていた


ハクサンフウロ


クルマバナ
これも盛りを過ぎているが
鮮やかな色でよく目立つ


トリカブトの仲間


ノコンギク

山はもう秋 セリ科は苦手
マツムシソウ
盛りを過ぎてあまり元気がない花びら


小さな小さなコゴメグサ


マツムシソウの蜜を吸っている蝶
大きな目玉のある鮮やかな配色



ここをクリックすると大きく見えます
稜線が見えてきた
周りには、
アキノキリンソウ
マツムシソウがいっぱい


稜線に出た
ここから
ウメバチソウが表れた
ハクサンフウロヤマハハコ
風が強くて写真が撮れない!


ここが「塩くれ場」だとあとで分かった
牛に塩をやる広場なんだ・・・


柵の間の車道(本当に車が走ってきた)
を歩いていてもしょうがないなあ・・・
遠くのホテルの後ろに
頂上(王ケ頭)があった



頂上(王ケ頭)
雲行きが怪しい
風も強い
頂上には2人のみ
地図を見ると
王ケ鼻から石切り場まで1時間半とある
最終のバスに十分間に合う
歩いて下ろうと決める


王ケ鼻
石仏の後ろには
多数のアンテナが立っている

後から来た夫婦連れのみで静かなもの


ぼうっとして展望は良くない

ここ(王ケ鼻)から下っていく
後ろの山には
美ヶ原高原線の道路が走っている
あのバスで帰る事も考えていた


ヤマハハコ
牛の放牧場にもたくさん残っていたが
おいしくないのか?
ウメバチソウもハクサンフウロも
たくさん残っていたが


花の蜜を吸っている蝶を何度も見た


クサボタン


飛び出た所が
どうやらオートキャンプ場の中
蛇口をひねったら水は出た
トイレやシャワー室らしい建物もあるが
人はいない


ツリガネニンジンも種になり始めている
鮮やかな色のフシグロセンノウ


シデシャジン
木曽駒の帰り以来の出会い


おいしそうな木の実
でもおいしかったら
とっくの昔に小鳥が食べているはず


石切り場のバス停は廃止!

オートキャンプ場から下った所が「石切り場」のバス停。
その前に蕎麦屋さん。横に温泉。
温泉は、休業か?廃業か?荒れ果てている。

蕎麦屋さんのほうは「営業中」の看板があって
車もあるし、電気も点いているから
人はいるだろう・・・と思い声をかけてみる。

バスが来るまでビールを飲みながら待つ・・・というわけにはいかなかった

『このバス停は廃止されて久しい』・・・とのこと。

反対方向へ

『三城へ行ってもいいが、反対方向へいけば多少時間はかかるが
バスの本数もたくさんあるのでそちらへ行ったら?』・・・と勧められる。
『三反田』という所だそうである。

まだまだ時間はたっぷりある。登りの三城ではなく
下りの三反田へ行くことにして出発。

山を歩くよりつらい・・・

ストックを忘れて引き返すという、アホなことをしたので
15分ほど時間をロスしてしまった・・・。

この林道は舗装路で固い上に斜度が結構あって
足と膝と足の爪にひびく。
山道を何時間歩いても平気だが、こういう道は短時間で参ってしまう。

林道は花いっぱい

ツリフネソウキツリフネがずらっと並んでいる。
こんな道でなければ楽しく歩けるのに・・・。

三城まで30分なら、45分も歩けばいいか・・・と軽く考えていたが
歩いても歩いてもバス停が無い。

三城発のバス時刻は16:14分。これが最終バス。
ついには小走りとなった

バス停があった・・・

やっと、2本の道が合流する見覚えのある所に出た。
大きな集落で、バス停もある。

でも『三反田』とは書いていない。「奈良尾車庫前」とある。
しかし、バス時刻を調べると、乗る予定の美ヶ原美術館から来るバス以外にもまだ数本ある。
一番間近いバスでも30分の余裕がある。

おまけに行きが990円だったバス賃がなんと490円になっている。
へ〜え、ずいぶん端折ったんだ・・・・・。
道理で遠いはず・・・・。

観光の山でも登ればいい山だった・・・

観光の山も、足で登れば楽しい山である。
秋の花も少々盛りを過ぎていたが、花の盛りを想像して楽しめた。

奈良尾車庫前(バス停)
ここは結構大きな集落で
バス便も何本かある


 山行記録(2001年〜2005年)へ戻る

 トップページへ戻る