1月 ニュージーの夏を歩く
     ニュージーランド 
               (マウントクック周辺・ケプラートラック・ルートバーントラック)


12日目 1月21日(水)  

  ルートバーン・トラック2日目
  マッケンジー・ハット〜ルートバーン・フォールズ・ハット


全行程 1・2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目
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5:30起き、7:00発のつもりで準備
7:00前にはもう山の稜線は夜明け
朝食の準備はやはりヘッドランプを使う
陽が当たらない所はまだ暗い
マッケンジー・ハットを1番に出発
多くの人は反対周り
マオリ・オニオン

黄色くてよく目立つ
マッケンジー・ハットを過ぎた
稜線地帯から初めて姿を現す




スノー・マルガリーテ

3枚とも背が高く分枝して咲くデイジー
スノー・マルガリーテ

左よりやや大きな花
イエロー・スノー・マルガリーテ

これは薄い黄色の花
スノー・マルガリーテと
イエロー・スノー・マルガリーテの
交配種?・・・とある




暗くて湿っぽいところに咲いていたが・・・ いろいろなデイジーがあって識別に悩む サウスアイランド・シュラブ・
グラウンドスル


図鑑を見るとグラウンドスルは「ボロギク」
となっていた
そんなかわいそうな名前・・・




こちらの斜面はまだ太陽が当たらず
寒いところが多い

日の当たる所で休憩しようと心に決める

トラバース道を行く




ノーザーン・スノーベリー

日本のアセビにそっくりな花
スプレディング・グラス・ツリー

何だろう?何だろう?と思っていたが
やっと花の名残を見つけ名前が分かった




スプレディング・グラス・ツリーの花 ダーラン山脈

これは、ホリフォード・リバーをはさんだ
左側の山並み
ずっとこの景色を見ながらのるんるん歩き




これは、ホリフォード・リバーをはさんだ
右側の山並み

つまりこちら側 まだ陽が当たっていない




ファーンリーフ・ピンクッション

おや?変わった花が・・・と思って写した
ルートバーン・トラックは
いくつも橋がかかっていて水が豊富
アド・リーブド・オーキッド

アド(変わった形の)リーブ(葉の)
オーキッド(ラン)
2枚の葉のうち1枚は長く
もう1枚は小さい・・・とある
ぽちぽちとあちこちに咲いている
背丈10cmほど




ルートバーン・トラックは
いくつも橋がかかっていて水が豊富

水源の周りには、
デージーがたくさん咲いている




エバーラスティング・デイジー

あちこちで見かけるが
大きな群落だったので
ネルソン・アルパイン・ゲンチアナ

ゲンチアナ(ジェンシャンともいう)
リンドウの仲間
ゲンチアナ(ジェンシャンともいう)
リンドウの仲間か?
ラージ・マウンテン・デイジーが多い

それもちょうど見頃で
登山道の両側にいっぱい咲いている




ラージ・マウンテン・デージー

こんな感じの中を歩く




ハリス・サドルのシェルター

避難小屋で泊まることはできない
ハリス・サドルからダーラン山脈を見る

こんな池塘があちこちにある湿地帯
登る予定だったコニカル・ヒル

死亡事故があってから通行禁止となった
落石の起こりやすそうな岩屑が見えた




通行禁止の立て札

ロープも張って
立ち入らないようにしてあった
ラージ・フラワード・マット・デイジー

本当にいろいろな種類の
デイジーがあって楽しい
レイク・ハリス

青色の湖
ここから流れ出した水が
ルートバーン・フォールズ(滝)になる




青い空・白い雪・青い湖のコントラスト アームストロングス・スピアグラス

ここにもあった「槍」のように痛い葉っぱ
フィヨルドランド・ロック・デイジー

デイジーはどれも花は同じように
見えるが、葉っぱの形・大きさ・
長さ・幅、背丈などで違いを調べる




ネイティブ・オキザリス

背丈の割りに大きな真っ白な花を
咲かせる
地面にくっつくようにして咲いている




マウントクック・リリー

ここにも咲いていた
標高が低い所では種になっていたが・・・



フラット(まっ平な所)を歩いて
下った所が今日の宿
「ルートバーン・フォールズ・ハット」


ルートバーン・フォールズ-1

見事な眺め
ルートバーン・フォールズ-2

何本もの滝が流れている





ルートバーン・フォールズ-3

大きすぎて1枚に入りきらない
これは下の部分のみ
ルートバーン・フォールズ・ハット

あんまりきれいなので、
ガイドツアー用か?と思ってしまった
バンクルームと書いてあったので納得
昨日の小屋に懲りて
いい場所を取ろうと早く来たが、
みんな1人用のベッドだった・・・
ガイドツアーの小屋は、
ここより少し上にある
ホットシャワーつき・おいしい食事と
ワインつき・・・と聞いている
それで、バスもすべて込みで
1人1050$(78750円)となる




ルートバーン・フォールズ・ハット
キッチンの張り紙

我々にとって、大切なことは話してもらうよりこうやって書いて掲示しておいて欲しい
マッキンジー・ハットより小屋が新しく
気配りが感じられる
トイレ

ペーパーはどこでも置いてある
キッチン-1

19:00からワーデンの話がある
・・・と掲示
その時、ハット・パスを渡したり
不明な点を質問したりする時間となる




キッチン-2

ガス・水道がセットで配置されている
食器用洗剤も置いてあったが、泡立ちなし
ノーシャンプー・ノーソープの掲示あり
ワーデン(小屋の管理人)の住まい

快適そう




ベランダから見下ろす光景-1

明日はあの川まで下りる
ベランダから見下ろす光景-2

ハットはどこでも
すばらしいロケーションにある



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ニュージーで購入した 
●「A FIELD GUIDE TO THE ALPINE PLANTS of New Zealand」
   JOHN T.SALMON著
●「Flowering Plants of New Zealand」
   Colin Webb
   Peter Johnson
   Bill Sykes   著
●「ニュージーランド 南アルプスの植物」
   リチャード・ライアル著  (日本語版)

を参考にして植物の名を調べました。