1月 ニュージーの夏を歩く
     ニュージーランド 
               (マウントクック周辺・ケプラートラック・ルートバーントラック)


5日目 1月14日(水)  フッカーバレー・トラック
                   クイーンズタウンへ移動


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今日は朝からいい天気
5時起床の7:00発
まだ誰も歩いていない
静かな道




マウントクックもよく見える
これでこの道は3回目
氷河もくっきりよく見える
今日は分岐を右折して
キャンプ場を通って
フッカー・バレーのほうへ進む
キャンプ場の水源はこれか?
と思うほどの澄んだせせらぎ



ホリド・スパニアド

英語の訳のままだと
「恐ろしいスペイン人」となる
刀のように鋭くて痛い葉から
つけられた名前か?





ホリド・スパニアドの花

これにも針のような刺がある
今日のコースは、
マウントクックは山の陰に隠れて見えない
代わりにマウント・セフトン(3151m)や
マウント・フットスツール(2764m)が
良く見える




手前にジギタリスなどの花を持ってきた

バックはマウント・セフトン
フッカー・バレーは大きな吊橋を2つ渡る
これは1つ目

ここから昨日登ったセアリーターン方面と
ミューラーハットが小さく見える・・・というが
小さすぎてわからなかった




手前は氷河から流れ出した川

泥色をしている
バックは、マウント・セフトン
2つ目の吊橋

これを渡るとやっとマウントクックが
見えてくる
橋の下は、フッカー氷河から流れてきた水
泥色をしている
昨日登ったセアリーターンズ方面

ガスのため中途で断念してしまったが、
今日のような天候なら行けたのに・・・と
恨めしい

上の方の雪渓まで行っているのに・・・





やっと見えてきたマウントクック

足が痛い娘とは、途中で別れ、
1人でスピードアップしてここまでやってきた
エクスプレスが来た・・・といって
日本人パーティーが道を譲ってくれた
手前は泥色の川




昨日登ったセアリーターン方面

砂利運搬後のように削り取った斜面と
水溜り
これが氷河の成せる技とはね・・・
右側のS字型の雪渓を渡って
右へトラバースすると
ミューラーハットだったんだ・・・

あと少しだったのに、
かえすがえすも残念

天候はどうにもならないけれど・・・




フタマタタンポポにそっくり

朝は閉じていたが、
帰りは鮮やかに開いていた
ネイティブの花ではないので
図鑑に載っていない
牧草として渡来してきた外来種か?
ニュージーランド・ブルーベル

そろって太陽の方向を向いている
日中は開いているが、夜は閉じる
朝早い出発だったので、
行きには目立たなかったのに
帰りはあちこちで思いっきり開いて
存在をアピールしている





YHAへ通じる歩道

14:40発のバスに乗って帰るため
12:00にはYHAに着いていなければ
・・・と帰りを急ぐ
ハーミテージでパソコンを借りたり
食料を買ったりで、何度も何度も通った道
夜になると点灯する街灯


歩道の両側に設置されている
夜は22時になるとやっと暗くなる
ハーミテージでメールを送る娘に付き添って
真夜中帰るときに、大変便利だった
YHAの裏側に聳える
マウント・セバストポール


これで山ともお別れ
ニューマンズバス

前もってメールで予約をし、
クレジットカードで支払いも終わっている
YHAの玄関までお迎え(ピックアップ)に
来てくれる
ニュージーは、ピックアップや
ドロップ・オフ(自分の泊まる所まで
送ってくれる)が普通





マウントクックからクイーンズタウンへ
バスで移動

バスの中から見た景色
牧草地が広がる
バスは100km/hで突っ走る
あれ?スピードがおちたな?と思うと街中
50km/hに減速





バスの中から見た景色

牧草地が広がる
羊・馬・牛が多い
時々、鹿・ダチョウもいる
薄茶色で丸くて動かないのが羊

羊はいても人がいない
時折、軽飛行機のような形をした散水車が
無人?で動いているだけ
途中休憩のお店

アイスクリームがシングル
(それでも2つ山にしてくれる)で1、5$
バスの中から見た景色

やっと川が出てきた
バスの中から見た景色

日本でいうなら禿山になるのか
木がない山が多い
これも羊のせい?





バスの中から見た景色

こんな景色が延々4時間ほど続く
道路との境界・隣人との境界?の
所だけは,
大きな大きな木がある

これらの木がもともとの
ニュージーの姿か?

牧草地にするため、
木を切り倒し牧草になる種を撒いた結果が
今のニュージーの姿になったのか・・・??
と思う





クイーンズタウンの宿泊場所

トーマス・ホテルのレセプション
ホテルでも、キッチンがある
ここは朝食付き
ワカティプ湖のほとり
トーマス・ホテルの部屋

ツインで頼んである
ドーム(相部屋)もあリ、
こちらは値段がお値打ちになる
ワカティプ湖が目の前





シャワー室

さすがホテルだけあって
石鹸・コーヒー・紅茶・シュガー・
ミルクなどが常備されていて
ポット・冷蔵庫・TVもある



洗面室とトイレ

鏡の位置が高く背伸びをしなければ
ならない
窓から見下ろすワカティプ湖
湖の色が青い
テカポ湖ほどではないが
窓から見下ろす町の風景

銀行、レストラン、お店が立ち並んでいる
ここで娘の靴を買うことにする
ザンバランの痛い靴は
マウントクックのYHAへ捨ててきた
9時の閉店まで、2軒廻ってあれこれ
出してもらってじっくり選んだおかげで、
翌日からはるんるん
やはり、足に合う靴は大切!!



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ニュージーで購入した 
●「A FIELD GUIDE TO THE ALPINE PLANTS of New Zealand」
   JOHN T.SALMON著
●「Flowering Plants of New Zealand」
   Colin Webb
   Peter Johnson
   Bill Sykes   著
●「ニュージーランド 南アルプスの植物」
   リチャード・ライアル著  (日本語版)

を参考にして植物の名を調べました。