今年の鈴鹿は裏年? |
鎌ケ岳 (馬の背尾根〜長石尾根) |
●場 所 | 三重県三重郡菰野町 | |
●標高 | 1161m | |
●山行日 | 2004年5月15日 | |
●コース | 湯ノ山温泉バス停・・・馬の背尾根登山口・・・岳峠・・・鎌ケ岳頂上・・・長石尾根 ・・・三ツ口谷登山口・・・湯ノ山温泉バス停 |
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●多治見から 登山口まで | 多治見ー名古屋ー近鉄四日市ー近鉄湯ノ山温泉⇒三交湯ノ山温泉バス停 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽 林 川浦 | |
●コースタイム | 多治見駅 湯ノ山温泉バス停 鎌ケ岳頂上 三ツ口谷登山口 湯ノ山温泉バス停 |
6:41発 9:00頃着 12:30 14:20 14:50頃着 |
地図はこちら |
明日の日曜日はまた雨の予報。 先週の日曜日の山行を雨で延期している。 土曜日は晴れマークなので、土曜日に行くことにする。 10人の予定が3人となり、公共機関で登山口へ。 近鉄の電車の中は山ヤの格好をした人で賑わっている。バスも満員。 久々の鈴鹿。バスの中から懐かしい風景を眺める。 |
馬の背尾根ルートは、我々のみ。 山岳寺登山口にはシライトソウがあちこちに咲いている。 稜線へ出るまでが急登。 咲き終わったイワカガミを足元に見ながらぐいぐい登る。 まだ事故以来リハビリをしている川浦さんも快調。 滴り落ちる汗も、天候悪化を予想させる湿っぽい風のおかげで涼しい。 |
林さんは、川浦さんの復帰祝いのシホンケーキを持ってきている。 雨が降ったり、風が強かったりすると、ゆっくり味わうこともできないからと、 早々にケーキパーティーをしたいと言う。 3回目の休憩、尾根上の風の来ないところでケーキカット! 大きな箱入りのシホンケーキは、材料も精選し作り方にもこだわっているという 自慢のケーキ。 ふわふわで口当たりがいいので、コーヒーと合わせて、 ぺろりと一気に3分の1ずつめいめいのおなかに入ってしまった・・・・。 10:35〜10:55。 元気の素を食べて、出発。 |
緑色の葉っぱのカーテンのような所に、ところどころ浮き出るような鮮やかな色! ヤマツツジの朱色があちこちに・・・。 馬の背尾根をはさむように、右にも左にもたくさん咲いている! 地面が真っ赤になるほど花びらが落ちていても まだまだ朱色の花がびっしり枝についている。 アカヤシオやシャクナゲもいっぱい咲いているか??とこの先が楽しみになった。 でも、イワカガミもイワウチワも花は終わってしまっている・・・・。 御在所も鎌も頂上はガスの中。 |
馬の背尾根がこんなに急なアップダウンがあったとは・・・。 川浦さんにはきつすぎたかも?と思いながらゆっくりペースでトップを歩く。 時々シロヤシオの花びらが落ちているので見上げて探すが 1株に1枝、それもその枝の先に数えるほどしか花がついていない・・・。 花の終わりの頃なのか、イワカガミが、薄いピンクで咲き残っている。
雲母峰からの縦走路と合流して、白ハゲヘ。 いつもの取っ掛かりは、土が崩れて足掛かりがなくなってしまっている。 すぐ横に踏み跡ができているので、それを使って体をぐいと持ち上げ、稜線へ。 このコースはアカヤシオやシロヤシオがトンネルになるほどたくさんあるところなのに 今年は裏年なのか、花つきがとても悪い。 シャクナゲも、枝先にちょちょっと咲いているだけ・・・・。 |
ここからカズラ谷との合流点はたらたら道。 カズラ谷のイワカガミはまだまだ色も濃く見頃。 頂上付近に漂っているガスの中に入り、周りは真っ白。 岳峠からの登りは、風に吹かれながら、帽子が飛ばされないように登る。 頂上に12:30着。 こんなに風が強いのに、ガスコンロを使っているパーティーがいる。 即、下山。 期待していたシャクナゲの大株も 枝先にほんの少々咲いているだけ・・・。あ〜あ。 |
長石尾根は、この季節ドウダンツツジのオンパレードで、あちこちに咲いているはずなのに 1つもなし・・・・。 シロヤシオもぱらぱら・・・・。 弥一ケ岳からの急な下りを避け、三ツ口谷へ下りる。 沢の音が耳に心地よい。 こちらの下山コースは結構下の方までイワカガミがきれいに咲いている。 しかし、ヤマツツジはなし。 沢音を聞きながら、登山口へ。 オトコヨウゾメとアオダモとアブラツツジが少々。
来年は、表年になるはず。 ぜひ、花の頃に来なくては・・・。 でも、前山や小秀山のアカヤシオはたくさんあったのに 鈴鹿の山とは、表・裏が違うのかなあ???とまた疑問が増えた。 |