東北の山は暑かった・・・・
飯豊連峰縦走
 (飯豊山荘〜門内小屋〜大日岳往復〜飯豊山〜飯豊本山小屋〜三国岳〜川入)


1・2日目 7月24・25日 3日目 7月26日 4・5日目 7月27・28日


1・2日目(7月24日・25日)

1日目(7月24日)
JR米沢駅
東北は涼しいかと思っていたのは
大間違い
暑くて暑くて・・・


20人ぎりぎり乗れるバスで飯豊山荘へ
米沢駅から約2時間で着
右が
アシスタントスタッフ
大学生橋原さん
バスのそばが
同じくアシスタントスタッフの
東北人の千葉さん


2日目(7月25日)
準備体操の後、飯豊山荘6時発
おにぎり弁当の朝食は既におなかの中
登山口はすぐそば


チーフ・リーダーの田中さん
彼は登山靴ではない
それも素足で履いている
20人分の夕食2回
朝食2回分の食料を

3人で分けて持っている


梶川峰の途中
20人が連なって急登を登る
まず、
えらくなった人が1名出る
この暑さだもの・・・
次に
足が攣った人1名出る
この急登だもの・・・
3人は最後尾の千葉さんと
後から来ることに


3回目の休憩
湯沢峰を過ぎたところで
後から来る4人を待つ
だいぶ遅れて到着


滝見台分岐で休憩
分岐からすぐに
雪渓と滝が見えるポイントがある



滝をはるかに望む
いつもなら1日1リットルの水分で
余るほどだが
今日は1.5リットル持ってきている
しかし、それも心細くなってきた

後から来る4人を待って出発


五郎清水で5回目の休憩
水場まで足場が悪いからと
田中さんはまとめて水を汲んでくると・・・
ありがたく頂く
冷たくておいしい水で生き返った・・・
雷の音と黒雲と雨
雨具を着ける
小止みになったので上だけ脱いで出発

あの尾根まで登らないと小屋がない

梶川峰まで来るとやっと緩やかになった!
雨具を片付けてすっきりする
後ろから来る4人を待って出発
チーフ・リーダーは、
梅花皮(かいらぎ)小屋まで行きたい希望
小屋もきれいだし、
水場もすぐそばにあるという
しかし、このスピードでは
とても無理だろう・・・


小屋を目指して緩く登る
梶川峰から約1時間半で門内小屋
そこから1時間15分で梅花皮小屋


やっと花が咲き始めた
今までの樹林の中は
ホツツジツルアリドオシばかりだった
イイデリンドウか?!と思ったが
あとで調べると
ミヤマリンドウ
『花冠の裂片と裂片の間に副片がある
副片の先は不規則に切れ込む』・・・
の説明どおりであった


ヨツバシオガマ
これとよく似たシオガマで
なんとなく雰囲気の違うシオガマがあった


もうすぐ県境稜線



前方から「わあー」と声
なんだろうと見上げると
大きなピンク色の花
近づいて見ると
ヒメサユリ・・・
この花に出会いたかったんだ・・・
でも、
もう盛りを過ぎていた・・・


稜線が近づいてきた
あちこちに
タカネマツムシソウ
ええー!!
もう秋の花??
チングルマも種になっている


地神山方面
空が暗くなって雷の音が聞こえてきた
また雨具を着ける
カメラもザックに入れて防水する
雨の中、色とりどりに増えてきた花を
横目に眺めてひたすら歩く
きれいなヒメサユリもあったのに・・・・
門内小屋までもうすぐ
15:00着


雷と雨も強くなってきそうなので
今日はこの小屋で泊まることに
シーズンのみ管理人が入る
無人の避難小屋
宿泊料は1人1500円
先客は数名
垂直の梯子を登って2階へ
われわれの貸切になった
濡れた雨具を掛け、乾いた服に着替える
私はまずビール
雪の中に埋めてある冷たい缶ビール
700円也  缶は持ち帰り
大汗をかいた後の
ビールのおいしいこと!!


まずは温かい飲み物
離れたところの水場から水を汲んで
大型コッフェルで湯を沸かし
コーヒーやミルクティーや緑茶を
2階へ運んでくださる
そして、夕食は、なんと
ちらし寿司!!
乾燥米にお湯を入れ
ちらし寿司の素を入れて
ちゃんと錦糸玉子も海苔もでんぶも混ぜて
彩りよくして食べ放題・・・
それとお吸い物と青菜の胡麻和え
海草サラダ・・・
感謝していただきま〜す・・・


17人で2階はほぼ満員
階下は、炊事場と3人のスタッフの寝場所
雨なので中での自炊が許された
他のお客が少なくて、幸いだった

何度も何度も稲光が光って
叩きつけるような雨の音


シュラフは暑くて必要ないか?と思えたが
朝方少し冷えてきた

夜中トイレに起きると星が見えた
満天の星を期待したがそうではなく残念


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