東北の山は暑かった・・・・
飯豊連峰縦走
 (飯豊山荘〜門内小屋〜大日岳往復〜飯豊山〜飯豊本山小屋〜三国岳〜川入)


1・2日目 7月24・25日 3日目 7月26日 4・5日目 7月27・28日


4・5日目(7月27日・28日)

4日目(7月28日)
雲海の上から太陽が出た
今日も午後から雷雨が来るだろうと
雨具は上の方に入れておく

飯豊本山小屋
昨日はガスで
間近に来るまで見えなかった


ここが祈祷所
ここで12人が寝泊りした

狭い土間の奥に板敷きの部屋が一つ
その奥に神様が祭ってある
そのすぐ下で寝た・・・


小屋のひさしの下で
朝食を作ってくれるリーダーたち

食料を持ち上げて、作ってくれて
片付けてくれて、至れり尽くせり
だから中高年も飯豊に来れるという訳


左が千葉さん
右はチーフ・リーダーの田中さん
橋原さんは、水汲みか?
水場はすぐ近くにないという


朝日があたって来た
昨日、風雨の中を縦走してきた稜線


飯豊山
米井さんは1人で頂上まで行ったらしい
シュラフの片付けと
朝食が早くなるかもしれないという不安で
私はパス・・・


ハクサンシャジンより背が低くて
茎の先に1個ずつ花をつける
図鑑で調べると
ミヤマシャジンか?
葉っぱが細いような気もするので
ホソバミヤマシャジンか?
ミヤマシャジンとヒメシャジンを
区別しない見方もある・・・とか


種蒔山を目指して


雪渓のある稜線に
飯豊山が隠れてしまった
中央の高い山は大日岳


御秘所と呼ばれる岩場
渋滞している間写真を撮る
鎖場が少しある


御秘所の全体像
高いピークが姥権現


シソ科の白い花


イワオウギかシロウマオウギか?


タカネマツムシソウ
本当にあちこちでたくさん見かけた


コキンレイカ


ミヤマホツツジ

切合小屋(キリアワセ)小屋
ここもシーズンのみ
管理人さんが常駐している小屋
小屋の前に水場があるのが嬉しい
でも冷たくなかった・・・

ここから初めて2番手で歩く
今まで後ろばかりだったが
なんと歩きやすいこと!!



クガイソウ
途中、ルートを外れることもあったが
誰も気が付かないのも反省点
付いていく・連れて行ってもらう・・・では
やはりいけない

岩場を下りる時、あれ?
こっちでいいのかな?と一瞬思ったが
考えも無しについていってしまった・・・



三国岳小屋の建替え中
このすぐ下で、1ヶ月前カナディアンロッキーで一緒だった男性に出会った
彼も飯豊へ行くといっていたが
まさか遭遇するとは・・・


今回の行程で一番の難所だと
いわれていた所(剣が峰)
鎖場と岩場だが
重い荷物を背負っているし
疲れが出ている頃だから要注意・・・と

橋原さんは、慎重に
『後ろ向きになって』と
アドバイスしてくれるがかえって
足元が分かりづらいので前向きで下りる


剣が峰
ここでずいぶん後ろと離れたので待つ

足の遅い人が2番になるように・・・と
田中リーダーからお達し

やむなく順番を変えて後ろへ下がる


ノリウツギ
真っ白な擬似花



写真をクリックすると大きくなります
水場で休憩
今日も暑い!
水の確保だけはしっかりしておく
冷たい水に溶ける緑茶がおいしかった〜

今回、アップルティー・レモンジュース
・緑茶・ほうじ茶の粉末を持ってきて
大変重宝した


長坂
上十五里・中十五里・下十五里と
分かりやすく表示してあるので検討がつく


下十五里
意外と早く着いた
林道までもうすぐ
後30分か・・・



民宿の間を抜けて川入へ
冷房の効いた車に乗る
あ〜あ、涼しい〜

今着いたばかりの
中高年の団体を見かける
彼らはこちらから登るらしい

梶川尾根でも、長坂でも、
登りはどちらも大変!!

約20分で今日の宿『いいでの湯』に到着

大きな建物
部屋割りが決まったらすぐ温泉へ
4日分の汗を流す

露天風呂に行くと大きな虫がぶんぶん飛び回って
いきなりチクリと刺す
あわてて出て室内風呂へ

生中500円に感激!
2杯も飲んでしまった!

夕食は食べきれないほどの
山菜を主にしたお料理

ビールのおかげで残してしまった事が
心残り・・・


登山口の標識 15:15着
大白布沢へ流れ込む沢水で
顔を洗ったり、靴を洗ったりする


大白布沢
この沢に沿って川入まで歩くと
そこには車が待っているという寸法

約40分の林道歩き
田中さんの早いこと!
それに田沼さんの早いこと!
必死で歩くがどんどん間が空く


5日目(7月28日)
いいでの湯
夜中も早朝も入った
夜中は星がきれい〜〜

車で郡山へ
そこから新幹線で東京〜名古屋へ

多治見も熱風が押し寄せる暑さで
東北と変わらないほどだった・・・



そのほかの、出会った花たち

雨でザックの中にカメラを片付けてしまっていたか
パーティーで歩くリズムを中断させないために、撮影するのを諦めた時
この名前でいいと思われる花 多分この花だろう さあ、どっちだろう?
ミヤマアキノキリンソウ
シロバナハナニガナ

梶川尾根の下部の方にたくさんあった
ミヤマコウゾリナ
チシマギキョウ

数は少なく花は大部分終わっていた
オオバノヨツバムグラ
葉っぱが大きかった
ミヤマママコナ
トモエシオガマ
タテヤマウツボグサ

とても鮮やかな紫色で印象的
イブキジャコウソウ
オヤマリンドウ

7月なのにもう秋の花とは・・・
イソツツジ
ウラジロハナヒリノキ
オオコメツツジ
アカモノ
(花と実)
コケモモ(実)
コイワカガミ
ゴゼンタチバナ
ハクサンボウフウ
シラネニンジン
キバナノコマノツメ
ハクサンフウロ

とても色が濃かった
オヤマノエンドウ
ミヤマキンポウゲ
ベニバナイチゴ
イブキトラノオ
ムカゴトラノオ
ヤマブキショウマ
クロクモソウ
ウメバチソウ
ハクセンナズナ
ハクサンイチゲ

雪渓が溶けたばかりの所に咲いていた
センジュガンピ
ハクサンチドリ
キンコウカ
イワショウブ
ショウジョウバカマ
コバイケイソウ
ニッコウキスゲ
タカネアオヤギソウ
タカネシュロソウ
シロウマアサツキ
ツバメオモト
(実)
マイヅルソウ(花と実)
ノギラン
長坂の下部に多くきれいだった
カニコウモリ
マルバダケブキ
ヨツバヒヨドリ

きれいな薄い紫色をしていた
ミヤマダイモンジソウ
ミヤマカラマツ
オオウバユリ

帰りの林道で
タマガワホトトギス
梶川尾根で

ナンブアザミ
とげが痛くてがっしりして
背が低くて花が上を向いていた
タカネヨモギ
コスモスのような葉っぱで
花がずらっと縦に並んでいた
シロバナハクサンシャジン
ハクサンシャジンの白花
キタヨツバシオガマ
ヨツバシオガマが2〜7段に
花がつくのに対し
キタヨツバシオガマは
7〜12段につく・・・という
それで、なんとなく印象が違ったんだ・・・

マルバコゴメグサミヤマコゴメグサ
ホソバコゴメグサ
マルバコゴメグサは
飯豊山のみにあるそうだが・・・
見分けの難しい仲間
すっくと立っていたのが印象的だった
オトギリソウの仲間
トリカブトの仲間

ミヤマトリカブトか?
ユキザサの仲間
毛深くなかったのでヒロハユキザサか?
イケマ?
梶川峰でも長坂でも下部の方に多かった
ギボウシの仲間

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