スイスの旅・あれこれ


ハイキングの様子はこちら

旅行社  アルプスウエイ/フェロートラベル
行き先 以前行ったことのあるツエルマット・グリンデルワルト・シャモニー以外で、
花がきれいで展望もよく静かに歩けるところを希望した。
また、近い中部国際空港発着で・・・も希望した。

旅行費用 航空運賃の安いシーズンの始まり頃を、ホテルは清潔であればいいので
高くないところを・・・と希望した。

大韓航空を使って費用を切り詰めた。
34万5000円(往復航空運賃・ホテル代10日間・スイスフレキシーパス4日間・
氷河特急予約金など)
・海外旅行保険5680円 計35万680円
夕食はホテルで1回のみ

チューリッヒ空港でトラベラーズチェックを3万円、ミューレンで1万円を
スイスフランに換金した。そのほか50ユーロ程持っていたので使ったが、
いつも大きなお土産は買わない主義なので、十分間に合った。

のんびりと 11日間で2箇所に滞在して、今日はこっち、明日はそっち・・・と日帰りができて
あちこちコースのある所も希望した。

駐在員 ツエルマット・グリンデルワルトに各支店があるので現地情報に詳しい。
サンモリッツは、夏のみ駐在スタッフ。

  24時間の
   バックアップ
困ったときには、現地の電話で日本語対応ができるバックアップの強さも
魅力だった。
テレホンカードももらったが、使うことはなかった。

希望通りのプラン 1回目の見積もりをじっくり検討して、もう一度手直ししてもらって、
希望通りのプランになった。

出発前
時刻表 列車やロープウエイの分厚い時刻表のコピーが1冊届いた。
お勧め時刻にマーカーで印が付けられていたが、その時刻に乗らなくても、
他の発着も分かり、大変役にたった。
サンモリッツでは、バスの時刻表ももらったので、何時出発にしようかなど計画がしやすかった。

説明会 名古屋で説明会があったので出かけた。
列車の乗り方・時刻表の見方などなんとなく概要がつかめた。

地図・パンフレット 10日前くらいに地図やパンフレットが届いたので、ハイキングコースや
コースタイムを参考に独自のプランを考えた。
分からないことが出たときは、メールで何回も質問したが、その都度
大変親切にアドバイスしてもらった。

現地で
出迎え
チェックイン
チェックアウト
娘や息子と個人旅行したことはあるが、半分以上お任せ旅行だった。
今回は、2人のみ。どちらもまったくの個人旅行は未経験。
最初の入国での出迎えと、ホテルまで同行してもらってチェックインの仕方を教えてもらったことは
大変心強かった。
サンモリッツでも、出迎えとホテルでのチェックインの手伝いをしてもらったが
ここまでで大体要領が分かり、自信がついた。
もし、チューリッヒ空港駅で出会えなくても、出国のチェックアウトはできた
・・・と思う。
空港駅で人を探すのは、とても無理。

現地の係員 現地の係員の菊池さんには、本当によくしてもらった。
携帯の電話番号を教えてもらい、「いつでも困ったら連絡してください」の
一言がどれだけ不安を消し去ったことか!

ホテル
3つ星で十分 ハイキングが主体。ホテルは清潔であれば文句なし。
日本の山小屋の雑魚寝に慣れているのでぜんぜん気にしない。
経費節約をするなら、今度は3つ星以下のホテルを探そう。
メールで予約を取ればできるので、今度はそれに挑戦してみよう。
ニュージーではユースホステルだったが、ベッドは清潔。自炊ができるのが魅力だったから。
ハンガーがたくさんあったので、ロープを使わなくてもよかったほど。
外出時、貴重品入れの鍵は持って行くことになっていた。また、外出用の小型鍵を取るのに
いつも苦労させられた。なかなか難しい。私は始めから敬遠して林さんにやってもらっていた。
オートロックではないので、いつも開け閉めに鍵が要った。
初めの日に、チップとして1フラン枕の下に置くといい・・・とのことで、小銭があるときはそうした。

サンモリッツのホテル  
『エデン』
部屋は広いし、朝食の品数も多いのでどちらかと言えばミューレンより上かな?
無料でティーとケーキをサービスしてくれるのだが、いつも早い出発、遅く帰る・・・で
そのサービスを受けられなかったことが残念。
また、ロビーに、果物が置いてあるのもご自由に・・と言うことだったが、
一度りんごを食べたら唇がはれてきたので(農薬?りんごアレルギー?)残念。
部屋にウエルカム・フルーツが大きな籠一盛置いてあった。
駅からタクシーで15フラン(約1350円)のところ。バスでも行ける。

ミューレンのホテル
『エーデルワイス』
 
ミューレンは、晴れていたらユングフラウが部屋のまん前に聳える素敵な場所。
すべての部屋にベランダがあるのも気持ちがいい。
駅から5分ほどの所で、大きなザックでも、スーツケースでも自分で運べた。
ハイキング
標識 標識がしっかりしているのでよほどのことでないと見誤ることはない。
詳しい地図をそれぞれのところでもらったので(ロープウエイ駅やインフォーメーションや
ホテルなどにおいてあり無料)コースを考えるとき大変役立った。

日本でも、自分で時刻表を調べたり、コースを考えたりして山行をしているので
場所がスイスになっただけのことで、計画する楽しさを味わえた。

乗り物
列車 大変正確。ほとんど遅れない。でもたまには遅れることもある。
数分で乗り換える時、何番ホームと書いてあるのには大変助かった。
クールは大きな駅だったので分かりにくかった。

乗り降りは、説明会やパンフレットに書いてあるとおり、手動だった。
ボタンを押すタイプ・レバーを押し下げるタイプなどあるので、
これはどっちかな?と考えながら行動した。

駅の時刻表の見方もパンフレットに書いてあったので、初めは戸惑ったが
すぐなれて見方が分かった。
黄色は出発・・・と覚えた。

必ず、何等か?行き先は?禁煙車か?を確認して乗った。
1両の車両にガラス戸で間仕切りして、禁煙ブースと喫煙ブースに分かれている。
その間仕切りの近くは、煙が流れ込んでくるので、席を替われない時は大変つらい。

バス 乗車の際行き先を告げて料金を払うが、いくらか聞き取りにくいときも
領収書が発行されるので、その数字を見て払うことができた。

ロープウエイ
登山電車
フレキシーパスが使える所か、そうではなく料金を払わなければいけない所かが
まだ十分理解できていなかったのでまごついた。例 ミューレンへ行くとき。シーニゲプラッテへ
行くときなど。

英語
ドイツ語・
イタリア語が主流
英会話の勉強もしていたが、まだまだ英語耳にはなれなくて、
向き合って話している人より、そばにいて聞いている人の方がよくわかることが多いので
2人で話す、2人で聞く・・・をするといいと思った。

サンモリッツはイタリアが近いこともあって、イタリア語とドイツ語。
ミューレンは、ドイツ語が主流。
簡単な会話なら英語でOK。

食べること
行動食 ハイキングに行くときは、コープで行動食を買って持っていった。
果物や野菜はばら売りしているので、自動秤に乗せ、出てきた料金表を
ぺたりと貼ってレジへ持っていけばOK。
たいてい、いつものようなパンとバナナやトマトを買った。

朝食 いわゆるバイキング形式で、食べたいものを食べれるだけ自由に取ってきて食べた。
各種のパン・チーズいろいろ・ハムいろいろ・飲み物いろいろ・ジャムいろいろ・フルーツいろいろで、
おなかいっぱい食べれた。

カマンベールのおいしさは格別。日本に帰ってからも同じ味を探しては買って食べている。

夕食 ホテルの夕食は1日のみ。ほかは自分たちで探さなければならない。
これがまた大変。おいしいかおいしくないか?値段は?口に合うか合わないか?
など問題点がたくさんある。
その中で、ミューレンのピッツアは大きくておいしかった(少し塩辛かったのが難)
ロシティーもおいしかった(これも塩辛かった)

日焼け
真っ赤 長袖を着たり、帽子を被っていたり、日焼け止めを塗るのは、日本人だけのよう。
遠くでも概観を見れば日本人!とすぐ分かる。
ヨーロッパ人やアメリカ人は、真っ赤になっても無頓着。
紫外線と発がん性の関係を知らないのだろうか?

フレキシーパス
3日間+予備1日
4日分を購入
フレキシーパスは、使用する日付を書いた日は、指定された区間はフリーパス。
そうでないところは、25%引きとなる。

今回、チューリッヒ〜サンモリッツ・・・1日目
    サンモリッツ〜アルプグリュム・・・2日目(予備の分を使う)
    サンモリッツ〜ミューレン・・・3日目
    ミューレン〜チューリッヒ・・・・4日目         というように効率的に使った。

持って行って(着用していて)よかったもの
外国対応の充電器 寝ている間にデジカメの充電をした。
2穴のコンセント これがないと充電できない。林さんの共同装備。
ベルトなしのズボン 出国のボディーチェックの時、無反応ですいすいと通過。
全方向ストレッチ性のあるズボンは、長時間座っているとき大変楽。
シルクの下着 すぐ乾いて便利。肌触りもいい。
洗剤 洗面所やお風呂で洗って、タオルで水気を取って乾かす。
サンモリッツは一晩で乾いたが、ミューレンは乾かなかった。
パズル本 乗り継ぎや長時間のフライトの時、退屈しないように。
アイマスク 周りが明るくても眠れる。
小型ザック 大型ザックの中へ小型ザックを入れてパッキング。手荷物はショルダーバッグで。
スリッパ 登山靴は、ザックの軽量化のためと嵩張り防止で履いて行くので
機内用のスリッパは手荷物の必需品。
爪切り 1週間以上の旅には必要。いつも短くしておく習慣なので、伸びてくるとうっとうしい。
ポケットのたくさんあるベスト 内ポケットにファスナーがあると貴重品保管に大変便利。
合計5個のポケットには、航空券・パスポート・ハイキング地図・シニアグラス
現金・デジカメ用乾電池・xDピクチャーカード・フレキシーパスなど、たいていのものは入る。
ウエストポーチより簡便で、さっと取り出せる。

水に溶ける飲み物
スイスの水道水は安全と聞いていたので、ぺちゃんこ水筒に水道水を入れ
ほうじ茶・玄米茶などを溶かして、行動用に持っていった。
硬水らしく、石鹸の泡立ちはよくないが味に不都合はなかった。
ペットボトルのミネラルウオーターはいろいろな種類があって
ノンガスはどれか、文字で探しても分からなかった。
ちょうど居合わせた若い子供連れの人が見かねて「これがノンガス」と教えてもらってからは
以後、そのペットボトルの図柄を覚えて買った。

花の名前を調べるにあたって
参考にした図鑑  Fleurs DE MONTAGNE     Jean−Denis Godet
 Blumen der Alpen        
 スイスアルプス 高山植物ポケットガイド  岡田 季代子著

 日本の高山植物  山と渓谷社
 日本の野草     山と渓谷社
 山渓ハンディ図鑑 高山に咲く花  山と渓谷社
 山渓ハンディ図鑑 山に咲く花    山と渓谷社
 牧野新日本植物図鑑         北隆館

調べ方

「スイスアルプス 高山植物ポケットガイド  岡田 季代子著」は、
日本語版ということもあって大変分かりやすく、葉や花の形、枚数、特徴、
花期、大きさ、生育場所など名前を調べる決め手となった。
ただ、タマシャジン属やイワカガミダマシ属のように、日本にない属は
あえてその名前を使わなかった。

「Fleurs DE MONTAGNE 」    Jean−Denis Godet
「Blumen der Alpen」   
の2冊は、それぞれ1988年、2002年に、ツエルマットや、シャモニーで購入したが
ドイツ語版とあって、詳しい説明は理解できないので学名で探した。

花の名前 図鑑にあった、ダクティロリザ・マクラタ(Dactylorhiza maculata)のように、
日本人には馴染みのない名前をあえて使わず、
ラン科 ハクサンチドリの仲間・・・というように表した。

テガタチドリ・・・のように、「   の仲間がつかない場合は、学名が同じで同一の花とした。
イブキジャコウソウの仲間・・・のように、そっくりに見えても学名が違うものは、「仲間」とした。
図鑑では属にあたるものだが、分かりやすい表現にした。


物の値段 品物 フラン 日本円
ハーフボトルの白ワイン(レストランで)  18フラン 約1620円
ピッツア(大) 17.5〜18フラン 約1600円
トマト1個 0.6〜0.9フラン 約70〜80円


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