トレースをたどるだけでは物足りない・・・
                  藤 原 岳



頂上に着いた
展望は良くないので
天狗岩方面へは
いったんはあきらめた


●場 所 三重県いなべ市藤原町
●山行日 2006年1月8日
●多治見から 
 目的地まで
多治見ー春日井=蓮外IC=関ケ原IC=大貝戸登山口
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス 飛行機 
●参加者 丹羽、守山、高田、中山、西部
 日  程
多治見駅
春日井駅
養老SAで休憩
関ヶ原IC
登山口(P)
3合目
6合目
8合目(アイゼン)
頂上
輪かんで遊ぶ
藤原岳山荘
8合目
4合目
登山口(P)
6:19発
6:36〜6:40

7:40通過
8:20〜8:40
9:20〜9:30
10:05〜10:15
10:45〜10:55
12:15〜12:25

13:15〜13:25
13:55〜14:05
14:35〜14:45
15:25着


  数十年ぶりの大雪
御在所岳スキー場の積雪量は130cm

奥伊吹スキー場は310cmと
軒並み記録的な量になっている

霊仙の次・・・といえば藤原岳

御在所岳より多少静かで雪も多い

林さんが急遽行けなくなったので
代わりに入会したばかりの西部さんを誘う

なんと!明日の今日・・・という
切羽詰った計画なのに
「行きます」の返事

誘ってはみたものの、
たぶん断られるだろうと思っていたのに

関ヶ原ICを出ると、
道路は凍り
畑は真っ白


道路には除雪された雪の壁
ができていた

   
 3合目
大貝戸登山口の駐車場には
すでに7〜8台の車が並んでいた

しかし、新しい場所に車を停めようにも
雪が深く、何度も車を前後に動かして
雪ならしをしてからやっと駐車

身支度をしている間に
雪が降り始めたので
雨具の上下とスパッツを着ける

靴の中に入れるほかほかインナーを
愛用している西部さん
結果を聞くことを忘れた・・・

守山さんは、足の筋が切れてから
初めての山行

アイゼンを着けて登っている跡
もあったが、まだいいだろうと
ノーアイゼンで登る

 6合目
5合目の近くでは
木々の枝葉が
雪の重みでしな垂れ
登山道はトンネルの様になっている

踏み跡はしっかりしていて
通常のルートなら何の問題もなし

6合目手前からのショートカットは
深い雪で見送る

尻セードで下った跡があちこちに
見られる
面白そう〜

   
 8合目
7合目くらいから
雪はますます増え
8合目からは冬道をとるので
急登に備え
アイゼンを着けることにする

看板の下だけはすり鉢のように凹んで
雪が少ないが、周りは深い雪


 8合目から眺めた藤原岳方面

まだ、数えるほどの人くらいしか
登っていないようで
踏み跡はずぼりずぼりと深い穴状態

そのため、「急」な感じがしないまま
楽々山荘まで登ってしまった
   
藤原岳山荘

山荘に入るには
アイゼンを取らなければならない
それが嫌で外で休憩

天候は「青空」とはいかないが
何とか視界もあり
遠くの山肌にいる人も見える

まずは頂上へ
 
 藤原岳山荘から頂上を望む

踏み跡もついている

去年林さんと2人で来たときは
ホワイトアウトで何も見えず
磁石を使って前進しようとしたが
展望がないことはとても不安

やむなく、引き返したが
今日は行ける!

ずいぶんと右寄りに
どんどん進むんだと
今更ながら分かった

   
藤原岳頂上

一番若い元気な男性を先頭に
その次に若い男性を2番手に
・・・と順番を変えて登る

小雪が降る中、頂上に着
トレースがあるってなんて簡単なの!


 
 藤原岳頂上のエビの尻尾

頂上のごろごろした岩は
ほとんど雪の下

せっかく持ってきたスノーシューを
使わない手はない・・・と
西部さんは1人だけ
スノーシューに履き替えて下山
(他4名は輪かん)

でもでも、
人のつけた跡を
歩いているだけではつまらない!

「ここで輪かんに代え
天狗岩へ行く稜線へ行かない?」と提案

「行きましょう」の賛成の声

真っ白な雪面に足跡を着けるって
ホント、楽しい〜


 すたすたともぐらないで進めるって気持ちいい〜

しかし、トップは長くはやっておれない

「ちょっとの間代わって」・・・と頼んだはいいが、
5分もすれば息がぜいぜい! 胸が苦しい!

怪我の後、今日がはじめての山行である

守山さんは、
やはり深い雪から足を抜く時に
力がかかるようで
大事を取って下山することにする

・・・・・・・・・・
山荘からはアイゼンを着けようとも考えたが
以前、結構輪かんでブレーキが
利いたことを思い出し、
そのまま下山とする

これは良くなかった・・・

たくさんの人が通って踏み固めたので
トレースはつるつる

8合目までは我慢して下ったが
踏み跡のない雪の中なら
なんとか転ばずに下ることができた

改造輪かんの持ち主は
特注品か?と思われるほど
転ばず、滑らず、走って降りていった!

・・・・・・・・・・・
8合目からはまたアイゼンに代えて
楽々下山

改造輪かんの持ち主が
ショートカットコースを
さあ〜っと走り降りるのを横目に
他の4人は安全なジグザグコースを下山

だんだん下るにつれ
白から茶色の登山道になり
2合目で2人、そのまた下で3人
アイゼンや輪かんから解き放たれて
登山口に着!


 山行記録(2001年〜2005年)へ戻る

 トップページへ戻る