例年にない残雪の多さと、荒れた御池谷
  御池岳〜鈴北岳      
鞍掛峠トンネル(P)〜コグルミ谷〜御池岳〜鈴北岳〜御池谷〜鞍掛峠トンネル(P)



御池岳頂上付近
フクジュソウが
いっぱい咲いているはず・・・だった



荒れた御池谷
コグルミ谷が荒れていたときの2倍ほどか?


●場 所 三重県いなべ市藤原町
●山行日 2006年4月9日
●多治見から 
    目的地まで
多治見=多治見IC=関ヶ原IC=鞍掛トンネル(P)・・・コグルミ谷登山口
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス 飛行機 
●参加者 丹羽、守山、高田、渡辺
 日  程
多治見
関ヶ原IC
鞍掛トンネル(P)
コグルミ谷登山口
カタクリ峠
御池岳山頂下
鈴北岳
御池谷分岐
橋分岐
鉄塔
鞍掛トンネル(P)

6:00
7:05
7:35〜7:50
8:05
9:10〜9:20
10:10〜10:20
11:05
11:30〜11:40
13:25〜13:40
14:25〜14:35
15:10着




鞍掛トンネルの三重県がわに駐車

まだ数日前に開通したばかり
多摩ナンバーのマイクロバスが
数台も!
出発する頃には、もう満車状態



コグルミ谷はまだ雪が残っている

コグルミ谷登山口まで車道を歩く

下りなので楽々歩けてしまった
周りは
フサザクラがいっぱい

キブシ
やっと芽吹き初めたところ

谷道には
ネコノメソウユリワサビが少々




4合目のカタクリ峠

カタクリはまだ雪の下
葉も出ていない
これも4合目のカタクリ峠




7合目
8合目
御池岳への分岐

真の谷には踏み跡なし



御池岳への登り

ますます雪が深くなる
9合目

そろそろボタンブチへの
分岐の標識があるはずだが、
雪の下に隠れているのか見えない





クリックすると大きく見えます
もうすぐ頂上

数分前に通った団体がいるので
頂上直下の静かなところで休憩

昨日は、太陽も白く見えるほどの黄砂
今日はどうかな?と心配していたが
やっと青空が見えてきた



御池岳頂上

いつもは狭い頂上だが
今は、ブッシュが雪の下に隠れ
広くなっていた


でも、フクジュソウの咲く夏道の斜面は
真っ白でまったく望みなし




御池岳から鈴北岳へ

冬道の尾根を下って
真の谷からの道に合流する
鈴北岳へ

所々に見えている土の部分に
もしかして・・・?と思って
目を凝らすが、花はなし



御池谷への分岐

一時は、鈴北岳からの
エスケープルートを下ることも考えたが
まだまだ時間に余裕がある
(まだ12時前)

コグルミ谷や鈴北岳からの下りのような
幹線道路ではないが
踏み跡は1人?だがついている

急な谷ではない

以前、数回下ったことがある
・・・などから、予定通り御池谷を
下ることにする



ここが御池谷

ここを下る

クリックすると大きく見えます
御池谷を少し下ったところで
上を見上げる



始めはまだいい

深い雪だが、始めのうちはまだよかった

だんだん、雪が腐ってきて
時々ずぼっと足が潜る

前の人が大丈夫だからといって
後ろの人が安全ともいえない



あちらこちらに深い穴

大きな穴があちこちにあいている

そこを避けようとすると・・・
そこもずぼっ・・・となる

足の付け根まで潜っても
地面に足先が届かなかった・・とか

いっそのこと尻セードで下ろう・・・とか

膝の痛いことも忘れ
とにかく下へ下へと一生懸命に下る





クリックすると大きく見えます
雪が少なくなったら今度は石ごろごろ

石灰岩の白い石が
浮石になって、あっちにもこっちにも
ごろごろ状態

丁度、坂本谷やコグルミ谷や
霊仙の谷山谷や烏帽子の阿蘇谷の
土石流の跡とそっくり・・・と
考えながら下る



まだまだ続く

登山道らしき跡が所々に残っているが
それも途中から土砂崩れで
道が途絶えてる


やっと長方形の残り1辺になった

鈴北岳を基点に考えると
エスケープルートは
長方形の短い1辺に当たる

今回のルートは残り3辺を
ぐるっと回る感じになる


本来なら、45分で下れる御池谷が
なんと2時間もかかった
ここまで休憩なし




ここからしばらく林道歩き



滋賀県側からの登山口

倒れた標識



雪なんてなし!春山・・・

ダンコウバイ
キブシ、フサザクラ
を見ながら、分岐を探す




確かここだと思うが・・・

林道が狭くなる手前に右に入る登山道

しかし、標識はない
赤テープはついている

少し高みに赤い標識が見える
きっとあれが鞍掛峠へ行く登山道・・・

近寄ってみると「クラカゲ」の文字
鞍掛峠のことだよね!



この沢の下に入り口がある

林道からは見えにくい

植林地帯をジグザグに登り
多賀へと通じる車道の高さまで
いや、もっと上まで登っていく

川を挟んで向こう側に
鞍掛トンネルからの道が走っている
鉄塔の下で最後の休憩

途中、「尾根へ」の道と
「鞍掛峠へ」の道に分かれる

以前、トンネルの中を
排気ガスを吸いながら歩いた
記憶があるので
それを避け、トンネルの向こう側へ
通じる道を選択すると
ぴったり、鞍掛峠に出た!

あとは駐車場を見下ろしながら下るだけ

だが、この道が、結構嫌な道
砂がざらつき
ずるっと滑りやすいので
膝に力を入れなければならないから


やっと、到着!
水場で靴とスパッツを洗う
15:10着

よく歩いた〜


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