40周年記念山行 伊吹北尾根 交差縦走 |
AパーティーとBパーティーが 出会ったところで 集合写真を撮る 予想よりも Bパーティーが早く進んでいてびっくり! |
●場 所 | 岐阜県揖斐郡揖斐川町 | |
●標高 | 国見峠 850m 国見岳 1126m 御座峰 1071m 最高点 1149m |
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●山行日 | 2007年5月27日 | ||
●コース | Aコース=笹又登山口・・・静馬ケ原・・御座峰・・・・・・大禿山・・・国見岳・・・国見峠登山口 | ||
●多治見から 登山口まで |
多治見=多治見IC=大垣IC=揖斐川町=春日村=国見峠(Pー2台車を置いておく)=さざれ石公園=笹又登山口(Pー2台車を置いておく) ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 森下、荒木、丹羽、katou、長谷川、早川、若尾潔、若尾良、大西、高木、水野裕、小保、水野公、勝尾、赤井 | ||
●行 程 | 多治見 大垣IC 国見峠登山口(P) 笹又登山口 スカイライン下 御座峰 大禿山 国見岳 国見峠登山口(P) |
5:30発 6:15 7:30〜7:40 8:25〜8:35 10:05 12:15 12:50〜13:05 13:40〜13:50 14:40着 |
シャク 車2台を笹又登山口に置いて出発 登山道を歩いたり 時々林道に出たりしながらゆるく登る |
畑の間の舗装道路を歩く部分もある |
コウゾリナ 周りには春の花がたくさん咲いている |
タニウツギ 多治見ではすでに花が終わっているが ここはまだ蕾も多い |
イブキノエンドウ よく見かけるカラスノエンドウと 似ているが なんとなく雰囲気が違う 色も薄い |
トゲアザミ がっしりした体格 大きなトゲがいっぱいある |
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ウツギ 麓から稜線までいっぱい咲いていた 今回見た花の中で一番多かった |
上の方に伊吹山ドライブウエーの 白いガードレールが見える あそこまで登る |
ゴマギ 『枝や葉を傷つけると ゴマのような香りがする』・・・と そこまでしなかった・・・ |
スミレの仲間 葉が長いので ナガバスミレサイシンかも? |
ゲンノショウコ 下痢止めの民間薬で 『現に証拠がある』 =飲むとすぐに薬効がある ・・・といわれるくらい有名 |
クルマバソウ 真っ白い清楚で小さな花 |
ヤマブキソウ 登りの途中に咲いていた 稜線近くになると群生 稜線上でもあちこちで見かけた |
コンロンソウ 麓では種ができていたが 稜線上では真っ盛り |
笹又の駐車スペースが見える もうこんなに高いところまで 登ってきた |
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イブキハタザオ 麓近くからは ハクサンハタザオと思われる 柔らかそうなハタザオの群生を あちこちで見かけたが このハタザオは太くて毛深い イブキハタザオの特徴と一致する |
ヤマトグサ 確かこのあたりにあるはず・・・・と 思いながら歩いていると ありました! 稜線からトラバースに移るところに群生 ニリンソウの葉っぱの中に 埋もれるように咲いていた 牧野富太郎氏が、日本人として初めて学名を付けた記念すべき植物 雄花はたくさんの雄しべが垂れ下がり しゃらしゃらと音が聞こえそうな カンザシ風である 雌雄同株で葉のつけねに 雄花か雌花を付けるらしいが 雌花は花びらもなく 2ミリ大でU字状の花柱だけとあっては 見つけにくいのも仕方ない |
「ツバクロ壁」といわれている トラバース帯を歩く |
ヤマガラシ 『湿った草原に生える』・・・と 雪が溶けた後には ザゼンソウも咲くという所なので 湿っぽいのだろう |
キアゲハ ギフチョウではなかった 『赤い斑紋があるのはギフチョウ』だと 覚えていたが、 この蝶はギフチョウではなかった ・ギフチョウはもっと小型 ・春先にのみ見られる ・もっと鮮やかな斑紋 などがその理由 |
伊吹山ドライブウエーからの登山口 下ったところが静馬ケ原で 風が強いことで有名 |
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ヤグルマソウ 葉が開いたばかりのときは 紫色を帯びるのだろうか |
グンナイフウロ 高山に咲くタカネグンナイフウロは もっと色が濃いが グンナイフウロはやや薄め |
北尾根から、これから行く稜線と 国見峠の駐車スペースを望む 1・2・3・4とピークを越えて 行かなければならない |
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カミコウチテンナンショウ? 茶色に白い筋が入り 葉が1枚なので 「上高地」テンナンショウかとも 思われるが、確定できない |
ラショウモンカズラ 羅生門の鬼の腕にたとえた 名前がついているが これは筋骨隆々とはちょっといいがたい |
ラショウモンカズラ 正面から撮ってみた |
尾根歩き 周りはウツギの花盛り |
ミヤマキンポウゲ? 田畑に咲いていれば 「ウマノアシガタ」だが ここは1000mを越える稜線上なので ミヤマキンポウゲかな? |
チャルメルソウ 花のアップ 赤っぽく裂けているのが花びらとは! 3〜5つに裂けているので チャルメルソウ 裂け方や裂ける数によって チャルメルソウの種類が異なる |
ミヤマハコベ 10枚の花びらに見えるが 5枚が下の方まで2つに裂けているので 10枚に見える |
A・Bパーティーが出会った 国見峠からのパーティーは ずいぶんと早い! 車を移動させている約40分ほどが この差となって表れたらしい |
ホウチャクソウ 葉の陰になって見つけにくいが 気をつけて焦点を合わせていると あっちにもこっちにも見つかる 寺院の軒先に吊り下げられている 宝鐸に見立てた名前 薄緑色の気品ある花色 |
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ヤマブキソウ 北尾根のあちこちで咲いていた 木のヤマブキの花びらは5枚 これは4枚で大型 |
ヒヨクソウ 『比翼草』 中国の伝説に、「比翼の鳥」 ・・・という鳥がいる 雌雄が1つずつの目と翼を持ち いっしょでないと空を飛べないそうであるが 葉のつけねから左右に 長い花柄をのばすことから こんな名前がついている |
ヒヨクソウの花のアップ 薄紫のかわいい花である |
ヒメフウロ 別名シオヤキソウ 石灰岩地にしか生えないといわれている 塩を焼いたような臭気があるらしいが 塩なんて焼いたことがないので 分からない・・・ |
ツボスミレ? 木陰に群生していた 小さめの花で、紫色のすじが目立つ |
御座峰に着いた 頂上広場はあるが、木が育って 見通しはよくない |
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ツクバネソウ 麓の近くにはこれの開花前の株が たくさんあったが 咲いていたのは2株ほどしか 確認できなかった |
御座峰を過ぎるといったん下る まだ、大禿山・三国岳のピーク2つが 待っている |
ヤマツツジ 燃えるような朱色がまぶしい |
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今日は植物観察が目的 トップを歩く人が、花を見つけては 立ち止まり皆で観察する |
大禿山を目指して | クルマムグラ or オククルマムグラ 茎や葉の裏面に毛がなければ クルマムグラ 毛があれば、オククルマムグラ この写真では違いが分からない・・・ 花はそっくり 葉が6枚で輪生のところもそっくり |
大禿山 |
目の前のピークが国見岳 そこを下れば車が待っている |
ヒメウツギ 背丈が大きいのはウツギ 低いのはヒメウツギ・・・なんて いい加減な区別しかできないが 石灰岩質に多いのはヒメウツギなので これも「ヒメ」だろうか? |
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ニッコウキスゲ(蕾) このあたり、蕾はたくさんあったが 咲いていたのは2株だけ |
ニッコウキスゲ このあたりだけに咲いていた |
マルバシモツケ? 花びらよりも長い雄しべがたくさんある |
フタバアオイの花 葉が密集していると花が隠れてしまう これはそっと葉を押しのけたところ |
ユキザサ 花の盛りが過ぎているものが 多かった |
ラショウモンカズラ 登りには一株しかなかったが 北尾根ではあちこちで見かけた |
国見岳 |
ルイヨウボタン ほとんどの株は花が終わっていた これは名残の花 |
ヒメレンゲ 赤茶色のは、雄しべの葯 花粉を飛ばす寸前になると こんな色になるそうだ 黄色と赤色のコントラストが なかなか美しい |
イワナシの若い実 2週間前の能郷白山では イワナシの花は まだ咲きかけたばかりだったが ここではもう実になっていた |
タニギキョウ 木陰に群生して咲いていた |
チゴユリ もう花の盛りは過ぎていた |
? 何だろう? つる性で丸い実がなっている |
国見峠に着いた 歩き始めてから約6時間 花を見ながらのゆっくり歩きなので ぜんぜん疲れしらず ここに2台車が置いてあるので Bパーティーと合流すべく 笹又登山口に向かう Bパーティーの速さから想像するに たぶん、さざれ石公園まで歩いて 行っているだろう ここからさざれ石公園まで 車でおよそ35分かかる |
国見峠の碑 以前来たときよりも 滋賀県側の道路は 舗装されて立派になっていた 予想通りBパーティーは さざれ石公園で待っていた さざれ石公園で合流 何事もなく再会できてよかった〜 |