雨でも歩ける山へ 赤 兎 山 |
赤兎山頂上で 天候がよければこの後ろに 別山が見えるはずだが |
●場 所 | 福井県大野市 | ||
●標高 | 1629m | |||
●山行日 | 2007年6月24日(日) | |||
●コース | 赤兎山登山口〜小原峠〜赤兎山〜避難小屋〜赤兎山〜小原峠〜赤兎山登山口 | |||
●多治見から 登山口まで |
多治見=中部北陸自動車道=白鳥IC=九頭竜湖=勝山市=赤兎山登山口(P) ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 |
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●参加者 | 水野公、西部、長谷川、大西、川浦、katou、丹羽、川井、水野マ、荒木、若尾潔、中島詩 | |||
●コースタイム |
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赤兎山登山口の駐車場 小白木峰〜白木峰往復の予定だったが 天候が悪くなるという予報で 急遽目的地を変えたのがこの赤兎山 途中から未舗装の林道になり 運転も大変 ポツポツ雨が駐車場についた頃から 篠つく雨になったので雨具をつける 広い駐車場には、 かなりの車がすでにおいてあった 簡易トイレがあるのには驚いたが 感謝 |
アカモノ 登山口から山頂まで 広範囲にわたって咲いていた |
駐車場から5分ほど林道を歩くと 登山口になる 白い花はミズキの仲間 6月終わりに満開状態なので クマノミズキかも? |
水場 帰りはここでどろどろになった靴や ストックを洗った |
クマノミズキ? ちょうど見ごろ 林道沿いのあちこちにも 白い花をたくさんつけていた |
クマノミズキ? 花のアップ ミズキの名前の由来は 樹液が大変多く 特に春先に枝を折ると 水のような樹液が滴ることから きているそうである |
登山口 大長山と赤兎山は 途中の小原峠までは同じコースを登る |
ナナカマド ちょうど見ごろ 地面に小さな白い花が こぼれているのはこの花 |
? つる性の花 |
エンレイソウ 種 葉が、ずいぶん大きくなっていた |
オオバミゾホウズキ 沢のそばに咲いていた |
小原峠へ およそ30分で峠に着く 傘を差して歩いている人もいるほど |
カザグルマ 大きな葉と大きな花 |
ホウチャクソウ 雨にぬれて花も重そう |
サンカヨウ 実 まだできたばかり これからだんだん紫色になっていく |
小原峠 18人の団体と12人の我々で 峠は満員 |
モリアオガエルの卵塊 登山道脇に小さな池(水溜り?)が 数個あったが、どれにもいっぱい こんな白い塊がついていた これからポトンポトンと 下の池にオタマジャクシが 落ちていく |
ハリブキ まだ咲き始めで棘も柔らかそう |
オオカメノキ まだ咲き残っていた |
ゴゼンタチバナ 咲き始めは薄い緑色をしているが 日がたつとこんな感じになってくる |
ゴゼンタチバナ ゴゼンは白山の最高峰「御前山」から 名付けられたそうである 花が咲く株は葉が6枚 葉が4枚のものは若い株で まだ花がつけられない 白い花びらに見えるのは花ではなく 真ん中に集まっている 小さなのが本物の花 |
ツクバネソウ 4枚の輪生している葉を 羽根つきの羽にたとえて 名前が付いたという |
ウラジロヨウラク 別名「ツリガネツツジ」とも言う |
赤兎山山頂 相変わらず雨は降りみんなずぶ濡れ |
赤兎山 雨に濡れている上に 風が吹くので寒い |
別山方面 |
別山の反対側 経ヶ岳方面 |
登ってきた方向なので 大長山や取立山方面 |
ニッコウキスゲ 頂上からはるか小さく見える 避難小屋までいったん下る ニッコウキスゲの蕾はたくさんあるが 咲いていたのはほんの2〜3輪のみ |
コバイケイソウ 今年はよく咲く年らしい |
湿地の中を避難小屋へ向かう | 白い点はコバイケイソウ |
時々木道も現れる 風が強く花が大きく揺れてしまう |
赤兎山避難小屋 |
コイワカガミ 雨にぬれて重くなった花 |
もう一度下って上り返すと小屋に着く |
ウラジロヨウラク これは白っぽい花色 |
ウラジロヨウラク こちらは濃い色のヨウラク |
スノキ? スノキに似ているが花色が赤い スノキの仲間の花色は緑白色なのに これは全体が赤い 初めて見た花色 |
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赤兎山避難小屋 トイレつき 土間つき 板張りの床つきの小屋 すでに大勢が靴を脱ぎ食事中 床端に座って休憩したが 全員入りきらない すぐまた後から どんどん人が集まってくるので 大賑わい |
ミネカエデ 咲き始めで可憐 |
ミネカエデとナナカマド 小屋のすぐ下はこれが多い |
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コバイケイソウ |
雨にぬれた湿地も風情があるが 風がなく、青空の下で ゆっくり散策したい所 |
小屋の裏を少し上がると 別山がきれいに見える 雨が降っている割に遠望がきく 風が強くカメラを持つ腕も 揺れてしまう程 |
下山は泥ヌル道を滑らないように注意 足元ばかり見ているので 花を見やる余裕がなくなる 小原峠からは土質が異なったらしく 泥ヌル道でなくなるのでありがたい 土砂降り状態の中を歩いて駐車場へ 体が冷えているので近くの温泉へ 暖かいお湯に浸かって人心地になる |
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赤兎山を望む 休憩していると体が冷えてくるので 予定より早く歩き始める 歩いている限りは冷えない 軍手も濡れているが それでも素手よりは暖かい 白い花はナナカマド |
ツマトリソウ 笹に隠れるように咲いている |