「槍」のためのトレーニング山行  
恵那山(黒井沢〜)




頂上の新しいやぐらの上で

でも、展望はよくない


●場 所 岐阜県中津川市
●標高 2189.8m
●山行日 2007年7月22日(日)
●コース 黒井沢登山口(P)〜野熊の池〜水場〜頂上避難小屋〜頂上〜野熊の池〜黒井沢登山口(P)
●多治見から
 登山口まで
多治見=土岐=恵那=中津川=黒井沢林道=登山口(P)
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機
●参加者 奥村敏、小保、水野裕、勝尾、丹羽、鈴木田、長谷川、早川、水野マ、大西
●コースタイム
多治見
土岐
黒井沢登山口(P)
野熊の池
頂上
野熊の池
黒井沢登山口(P)
5:30発
6:00
7:25〜7:45
9:40〜9:50
12:10〜12:55
14:45〜14:55
16:25着

   



ここをクリックすると大きく見えます
黒井沢登山口

黒井沢林道は以前に比べると
ずいぶんよくなっていた
しかし、途中の未舗装部分では
車から降りて軽くしないと
穴ぼこを乗り越えられなかった

車は数台止まっていたが
渓流釣りの車もあり
登山者ばかりではなかった




簡易トイレ

トイレットペーパーもあり
掃除道具もあり
防臭剤もありで
登山口のトイレを管理している方に
感謝


広い駐車場だが
今日はがら空き


ヤマアジサイ

純白といえるほどの白さ

ヤマアジサイには、
薄青色や淡紅色などいろいろあるが、
こんな真っ白の花も珍しい

花のように見えるのは「装飾花」
本当の花は中央部にある




ヤマアジサイ

薄暗い林の中が
そこだけぱっと白くなる
ヤマブキショウマ

ゲートを潜り抜けると
両側にたくさんの白い花

この手の花の区別は苦手



ヤマブキショウマ(葉)

『ヤマブキショウマは
葉に多数の平行脈がある』・・・と







ヤマブキショウマ(雌花?)

雄株の雄花は派手
雌株の雌花は地味』
・・・・と、図鑑には説明してあるが
これから蕾が全部咲きそろうと
派手になるかもしれないのではないかと
つい考えてしまう

やはり両者を並べて違いを見つけないと
分かりづらい

そして、、トリアシショウマ・チダケサシ
ハナチダケサシ・アカショウマ
・・・とくると明確に答えが出ない・・・




ハナチダケサシ

全体にふんわりとした印象の花

尾根に咲いていたが
違いを見るためここに入れた
以前は
車も通れるくらいの幅があったが
今では両側から草が生い茂って
狭くなってしまった


バライチゴ

クサイチゴ?と思っていたが
葉の形がスマートなので
バライチゴ


バライチゴ

果実は8〜10月ごろ赤く熟すそうだ
林道脇にたくさん咲いていた

やや遅め




イケマ

つるになって巻きついていく


イケマ(花のアップ)

おもしろい形の花
林道はここで左に曲がっていくが
恵那山へは右の細い道を入る

『山頂まで5.8km
野熊の池までは、2.5km』



黒井沢を渡る


沢沿いの道を進んでいくと
作業小屋に着く


ダイコンソウ

暗い林の中に咲いている
数少ない花の1つ




コアジサイ

咲き残りの花


大きな木にびっしりとついたきのこ 熊の寝床?

木の上に枝を折り敷いたような形
自然にはできないなあ・・・
と思いながら通過




ツルアジサイ

装飾花が4枚は、ツルアジサイ

よく似たイワガラミは、装飾花が1枚


サンカヨウの実

大きくて丸いブドウ色
水場

タオルを水で濡らしながら後続を待つ

蒸し暑くて・・・




センジュガンピ

水場の近くにだけ咲いていた


タマガワホトトギス

これも水場の近くにだけ咲いていた
蕾はあちこちにあったが・・・


野熊の池

最近の雨で沢もかなり増水していたが
野熊の池自体は
それほど水量は多くなかった

だが、登山道を横切る小沢は
水量が増えていたので
飛び越さなければならなかった




オオカメノキの実 コバノイチヤクソウ

1箇所のみカラマツ林の中に咲いていた
白色の花




ニガナ


コイチヨウラン

背丈10cmほど
黄緑色の花で目立たない
コイチヨウラン

光の具合が妙だが
尾根の登山道脇に固まって咲いていた
マルバノイチヤクソウ

尾根に出てから出会った
コバノイチヤクソウとは違って
こちらは、やや赤みがかった花




キソチドリ

林の中にも尾根道にも
あちこちで見かけた




キソチドリ(花のアップ)


キノコ

へこんだ部分に雨水がたまっている



ギンリョウソウ


シロモノ(シラタマノキ) この標識以外にも
『頂上まであと1km』という標識が
複数あったが
どれを信用していいやら分からない




上の水場

ここまで来るともう頂上は近い

冷たい水で顔を洗い
タオルを濡らす





ゴゼンタチバナ

まだ咲き始め


ハリブキ

針が、葉にも茎にもいっぱい


シロドウダン

咲き残り

頂上付近にはドウダンの木がたくさん

7月だというのに、
サラサドウダンも咲き残っていて
登山道にたくさん落ちていた





以前にはなかったやぐらが建っていた

そのもっと以前には
やぐらがあった・・・とは、古い会員の声


ツルアジサイ

太い木に絡まって
我が物顔に咲き誇っていた


濡れた岩や木の根に注意しながら
下山


マイヅルソウの実

葉はたくさんあるのに
実になっているものは少ない


モミジイチゴの実

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