「槍」のためのトレーニング山行 |
御在所岳 (本谷〜一の谷新道) |
大黒岩の上で 立ち上がると足がゾクゾクする・・・と 後ろの形のいい山は「きらら峰」 |
●場 所 | 三重県三重郡菰野町 | ||
●標高 | 1212m(混雑する頂上はパス) | |||
●山行日 | 2007年7月28日(土) | |||
●コース | 長石谷登山口(P)・・・御在所山の家・・・大黒岩・・・一の谷新道見晴台・・・御在所山の家・・・長石谷登山口(P) | |||
●多治見から 登山口まで |
多治見=勝川IC=四日市IC=湯の山温泉=長石谷登山口(P) ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 |
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●参加者 | 丹羽、水野マ、中島詩 | |||
●コースタイム |
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一の谷新道への標識 8月の槍ヶ岳のためのトレーニング 近くて、涼しくて トレーニングになるところを探す すぐ思いつくのは 長石谷か三口谷か本谷・・・ 御在所岳の本谷コースに決める |
御在所山の家 御在所山の家から右へ進むと 本谷コース 下山は一の谷新道 この山小屋の後ろに下りてくる ぐるりコース |
本谷の水取り入れ口 しばらく樹林の中を進んでから 右の本谷へ降りる 本谷の水は飲用不可 この水は、違う沢の上流から 引いているらしい |
本谷 今日は水量が少ないので歩きやすい 前のパーティーについていくのではなく どこを歩くと歩きやすいか考えながら 行くように・・・とアドバイス |
本谷 時々は左岸の草つきを登る |
ルートを探しながら 目の前だけではなく その次へと続くようにルートを探す |
トップを交代 人の後ろについていくだけでは 力がつかない 自分で見極めることが大切 |
トップに見えないことも 2番手、3番手は、余裕があるので トップには見えないことも見える |
なめ滝 登れそうな滝だが安全を考えて 右岸へ |
ここから巻き道になる 岩に赤いマーキングのしてある 丸い木のところを左へ・・・ と言ったのがいけなかった 木が濡れていたのか 岩が出っ張っていたのか ザックの重さに引っ張られたのか 2〜3m転落! ザックがクッションになって大丈夫・・・ だったそうだが、 ともかくお茶でも飲んで 気を落ち着かせましょう・・・と勧める 当人より、2番手の人のほうが ショックが大きかったらしい |
巻き道のあとはまた本谷へ ぐんぐん登る巻き道のあとは また本谷へ降りる トップを交代して慎重に |
岩にも慣れてきて 岩にも慣れ、 ルート判断もうまくなってきて スピードも上がる |
以前にはなかった鎖も 大きな岩では 以前にはなかった鎖がついていて それを頼りに登る にっこり笑える??と注文を付ける |
まっすぐ続く谷は 以前は上級者用と大きく書かれていて 一般ルートは左の沢へ入るように なっていたが 今は、「巡視路」の札があるだけ |
モウセンゴケ 以前の記憶では 尾根道と沢道に分かれていたので 沢道を通ろうと 赤いマーキングを目当てに降りたが どうもおかしい・・・ 引き返してしばらく登ってから 沢に下りる 大きな岩がごろごろした不安定な沢道 そしてお楽しみの岩くぐり 小さな穴から出ると モウセンゴケとキンコウカがお出迎え キンコウカはもう花が終わっていた |
谷を詰める ゴンドラの下を歩く 今日は人出が多いのか ゴンドラが後から後から来る |
シモツケソウ 湿ったところが好きだというが この沢筋にたくさん咲いていた まだ咲き始め |
ヤマアジサイ 恵那山で見たのと同じような 白い装飾花 |
ゴンドラに乗っている人が 手を振っているらしい 下でも、それに応える |
ナガバノモミジイチゴ おいしそうに色づいている |
シモツケソウ ここのシモツケソウは背が低い |
大黒岩で休憩 先行していたパーティーが おーい、おーい・・・と呼んでいたが どういうわけかこちらへ来ずに 通行禁止のロープが張ってある 左岸へ取り付いたらしい こちらのほうが静かな奥座敷で 展望もいいのに・・・ 足が震えるような景色に背を向けて 休憩する |
ちょうど目の前をゴンドラが ゴンドラの窓を開けたのか 「がんばってー」と言う子供の声がする |
きらら峰をバックに じりじりと暑いが 太陽に背中を向けて座っていると さわやかな風が吹いてきて快適 きらら峰をバックに 証拠写真を撮ってから さあ、下山 このルートは新しく一の谷新道へと つながるルートを切り開いたようで 観光客の混雑の中を歩くとこともなく そのまま下山道へ進めた |
急な下り道 木の根や鎖につかまっての 急な下り道なので あっという間に 先ほど休んでいた大黒岩が あんな高いところになってしまった |
見晴台 以前より土がえぐられていて 木の根がたくさん露出していて 急な道に変化したような気がする 最後の展望台でゆっくり休憩 あの白い鉄塔 登りには見下ろしていた・・・ 本谷はどこだろうと探す あんな急なところを登ったんだ・・・ と、感慨深い |
沢歩きなのに 手も洗えず顔も洗えないのは まったく残念! いいトレーニングになった |