上矢作町・風の森 &
   アライダシ自然観察研究林  
(恵那市)


                           2008年10月13日


                                            

上矢作へ行くまで

ホテイアオイ

上矢作への途中、
道路脇に紫色の群生を見つけ
車を停めてもらって偵察に行ってきた

紫色の花は、このホテイアオイだった



ホテイアオイ





ホテイアオイ



ノコンギク?

今の時期、薄紫や白色のキクがいっぱい咲いている

帰り道、花びらをそっと取り、
冠毛のあるなしを調べたが
薄紫色には長い冠毛、
白色には短い冠毛・・・と分かったが
区別は難しい



大船牧場から先
林道をどんどん進んで、舗装のなくなったところから歩いていった
泥の上についたまだ新しい足跡
カモシカ?

林道の脇に横たわっているカモシカの体があった・・・




泥の上についたまだ新しい足跡
タヌキ?

シロヨメナ? 林道を歩いている途中、
道を尋ねた林業関係の男性に見せてもらった
立派な天然のマイタケ



イタドリ アブラチャンの若い実



アケボノソウ

林道脇に並んでたくさんの株があった
二分咲き・・・といったところで
まだまだ蕾の方が多かった



アケボノソウ




アキノキリンソウ



大船牧場の管理棟のあるところまで引き返し、遊歩道を歩いていった
カナクギノキの実

この時期、あちこちでこの赤い実を見たが
雌雄異株だそうである

葉が黄葉していて(特徴のある黄葉)で
遠目からでもよく分かった



ガマズミの実
風車



ムラサキシキブの実



アライダシ自然観察教育林へ
ここが入口



ツルリンドウの実
「アライダシ自然観察教育林案内」

林内観察の心得と注意が書かれていて
コースが4つ、色別して案内してある



Aコース

Bコース

結局、我々は、途中まではBコース
その後、Cコースの外周コースを歩いたことが分かった



Cコース



Dコース



ところどころにある
現在地点の番号が付いた案内板

林内に入ってしまうと全体のマップがないので
カメラに撮っておいた画像を見ながら
どちらへ進もうか考えた



オオウラジロノキの実

コリンゴのような丸い実がいっぱい落ちている所に出た

オオウラジロノキの実だという

ホワイトリカーに浸けるとおいしい・・・らしい

果実酒を作る気があるという友人のために
3人であっという間に袋にいっぱい収穫した

バラ科・リンゴ属で、コリンゴだと思ったのも
まったくの間違いではなかった

どの木がオオウラジロノキか見上げても
高すぎて(10mほどになるらしい)判別できない



ツルシキミ

ミヤマシキミ?と思ったが、
テープには「ツルシキミ」の名前
(立派な名札のほかに、白いテープに
名前が書いてあるものもかなりあった)

茎の下部が地を這う・・・・と


そういえばまっすぐには立っていなかった
ツルシキミの実





ヤマハッカ

葉の基部が急に細くなっているのが特徴

花は中央付近に2〜3輪咲き残っているのみ



ノコンギク?

あまりにも他の菊より色が濃かったので



不明

ミゾソバとそっくりだが
白色の花で、ミゾソバのようにピンクがかっていない




ヤブタバコ?



風車

数基が回っているだけ



大船牧場



上矢作への帰途
大船神社

この鳥居をくぐり、少し登ったところに
弁慶杉がある



弁慶杉

巨木の中の巨木といっていいほど立派な木



アキチョウジ アザミの仲間

下を向いて咲くのが特徴



サラシナショウマ



サラシナショウマ

瓶ブラシにそっくり



テンナンショウの仲間の実

これから真っ赤になっていく



ミツバアケビの実



ミツバアケビの実

こんなにたくさんぶら下がっているのを見たのは初めて!!



ミツバアケビの実




●「大船牧場の管理棟近くに駐車し、ゲートから入る」・・・というネット情報だけを頼りに出かけたが、
牧場から先にも林道はまだ続いているし、地図についているゲートはずっとずっと先になっているので
どんどん進んでいった。

●途中、落石がゴロゴロしている所や、今にも崩れ落ちそうな斜面の際を走ったりしながら進んでいったが
舗装がなくなったところで(広場と簡易トイレがあった)駐車し、歩くことにした。

●どんどん歩いていったが、こんな奥に管理棟のあるはずが無い・・・と思うようになった頃
ちょうど車が来たので(林業関係の)、呼び止めて聞いたところ、「ここから先ゲートのあるところで車を停めて
歩いていけないことも無いが、遠回りになるので、先ほど牧場の所で見た赤い屋根が管理棟なので
そこから入っていった方が近い」・・・と分かった。

●お礼を言って引き返すことにした。
この道には、アケボノソウやノコンギク?がた〜くさんあったし、見たくはないカモシカの死骸もあって
印象深い道だった。

●引き返して、先ほどの赤い屋根の傍のゲート手前に駐車している人に、この道でいいかどうか尋ねたところ
今引き返した道の方ではないかという返事だった。???
親切にも、携帯でどこかへ問い合わせていただいたところ、やはりこの「遊歩道」と書いてある道でいいと教えてくださった。

●遊歩道の案内に従って歩いていくとすぐ、「遊歩道はここで終点」の標識があり、あずまやの休憩所があった。
どうやら、風車を楽しむ道らしいと分かった。

●その少し手前に、「アライダシ自然観察教育林」という看板があり、暗い杉林に入っていく道が続いていたので
やっと手がかりを見つけたわけ。

●暗い杉林をどんどん進んでいくと、やがて明るい道になり、林道に突き当たった。
その林道をどんどん下っていくと、やっと池の傍に「アライダシ自然教育林案内」の看板があった。

●A・B・C・Dの4つのコースがあり、1〜3時間までのコースに分かれていた。

●とにかく入ってみることにして看板の右側の入口から歩き始めた。
薄暗く、じめじめして、笹は刈ってあるものの、まだ踏み跡ができていなくて、とても1人ではいく気になららいなあ・・・・
というのが第1印象だった。

●せっかくはるばるここまで来てすぐ帰るのも癪。気を奮い立たせて進んでいく。小沢を2つほど渡って斜面を上がっていくと
大きな木!!「ホオノキ」の名札がついていた。

●なおも、どんどん進んでいくと、湿地のようなところに出た。足元に小さなコリンゴのような丸い実がゴロゴロ転がっていた。
果実酒にできると聞いたので、みんなで拾い集めた。あっという間に袋いっぱいになった。

●その後は、日も差してきて明るくなったし、稜線を歩くコースになったので気分も明るくなり、名札を見ながら、頭上を見上げながらの散策となった。

●結局、一番外側の「外周」をぐるっと回って来たわけ。

●帰りに、「弁慶杉」に立ち寄って帰った。


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