快晴・好展望の日々、紅葉の山を訪ねて
             雲の平〜夢の平 (折立〜)     



3日目  10月3日  
       雲の平〜高天原〜夢の平〜岩苔乗越〜祖父岳〜雲の平


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雲の平山荘

4:00起きでヘッドランプをつけて
朝食の雑炊を作る

夜中2:00頃に起きて星を見たが
昨夜と同じ満天の星だった

今日は味噌味で中身は昨日と同じ
全部おいしくおなかに入った

電気が5:30になるまで点かないし、
今日の行動用の水が少し足りないので
買おうと思っても
5:30まで待つしかない

5:55発となった



高天原への分岐

木道には、霜が真っ白についている

足元注意で歩く
黒部五郎岳と

少し登ると、黒部五郎岳と
雲の平山荘が見えてきた


チングルマの葉

昨日より、霜の針が長い
コロナ平

昨日、祖父岳へ登る途中
ピカーっと反射していたのはココ



朝焼けの薬師が見えてきた

しかし、ここはまだ夜明け前
キバナシャクナゲの葉

真っ白に霜がついている



ゴロゴロの岩や木道を通って
マツの葉

真っ白に針のような霜がついている
奥スイス庭園

素敵な名前のわりに
なんでもないハイマツの間の小スペース

場所を変えた方がいいように思える



なが〜い霜柱

ここから樹林の中に入っていく

樹林の中をどんどん下る
樹林を出ると

樹林を出ると素敵な場所に出た

ここにこそ、素敵な名前をつけたいほど



長い梯子が2回

どんどん下って高天原峠へ


高天原峠

高天原峠に着いた

ここから谷道のような
じめっとしたところを下る



黄葉の中を下る



ミドリユキザサの実


まだまだ下る
サンカヨウの実 ナナカマドの葉についた雪?霜?

ここはやっと日影から
脱出したらしい

ナナカマドの実

陽のあたる所では
霜は融けてしまっている



橋が外してある場所

太郎平小屋のオーナーから
「冬の間の積雪で、橋が壊れるから
2箇所、橋が外してある」
・・・と聞いていたのはここ

石と蛇篭で橋げたが作ってある

この場所は水が深くて渡れそうにない
少し上流へ偵察に出かける

何とか浅そうなところを見つけて
まず、リーダーが渡り始めた

黒い岩に乗ると滑りやすく
難渋しているのを見て
私はスパッツを着けることにした

そして、浅めの所を探して
岩の上に乗らずじゃぶじゃぶと
水の中を歩くことにした

幸い、水はほとんど靴に入らず
ズボンも濡れずに渡れた

この写真は渡り終えてから
対岸から撮った



薬師沢出合ー高天原の標識

薬師沢の上流を渡ったわけ


これが外してある橋
2箇所目の橋があった所

鉄の橋は無く、壊れた丸木橋のみ

リーダーが最初に挑戦

でも、丸木橋は凍っていて滑り
難渋しているのを見て
私は、またじゃぶじゃぶと渡ることにした

一気に渡れば靴に水も入らないし
スパッツのおかげで
ズボンも濡れなかった



暖かな陽だまりに出た

もう、高天原に入ったらしい


チングルマドの種

日影は、まだ真っ白


クロマメノキの葉

長い針のような霜



岩苔乗越への分岐

岩苔乗越へ登っていくには
ここまで引き返さなければならない



高天原と薬師岳

樹林の中に
赤い屋根の高天原山荘も見える
高天原山荘前の標識




高天原山荘

小屋は閉まっている

微妙に家全体が曲がっている



クロマメノキの葉

もうすぐ陽が当たると
こんな光景も消えてしまう
クロマメノキの葉

長い針のような霜



チングルマの葉

きれいに薄化粧している
オヤマリンドウ

あれ??
ここだけまだきれいに咲いているなんて
地熱の影響でもあるのかな??
・・・と、思ったほど



シラタマノキの実

シラタマノキの実も
アカモノの実もまだたくさん残っていた



温泉沢の向こうに

茶色っぽい岩が集まっている
温泉沢の向こう岸に
木の梯子と、
石を固めたようなものが見えた

あれが温泉??



高天原温泉だった

一辺が3m位の浴槽

小屋閉めと共に、湯も抜いたそうである

リーダーの
今回の山行の2つ目の目的は
この温泉に入ることだったらしいが
9/30に湯が抜かれ
今は、空っぽの状態

でも、中に入って休憩をして
気分だけは、味わえたらしい




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竜晶池

温泉を通り過ぎ、夢の平を目指す

分岐の右側へ進むと
かなり大きな竜晶池についた

この池を見ることが
リーダーの3つ目の目的

紅葉した木々が水面に映っている
(そこだけ水草が無かったから)



薬師をバックに

手前に竜晶池
木々の向こうには薬師岳

池には水草が茂っていて
きれいに木々や山が
映らないのが残念・・・
クロマメノキの大きな実

池の周りを歩いたが
1周はできなかった

周りには背丈の低い
クロマメノキがたくさんあって
大きな実もたくさんなっていた
分岐まで戻り

先ほどの分岐まで戻って
今度は左へ進むと
道は狭くなり歩きにくくなった

小さな池があり
ここから引き返すことにした



岩苔乗越分岐へ

陽が高く登り、霜は全部融けてしまった

黄葉を見ながら歩く
鮮やかな紅葉も

ナナカマドらしい
ハリブキの実

岩苔乗越分岐からは
しばらくは笹の刈ってある
歩きやすい道となった

そのうち、急な登りに入り
登りついた所が水晶池の分岐



水晶池への分岐点

3分で行けると小さな字で書いてある



水晶池に着いた

底の石が見えるほどで
深くは無い




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水晶池と水晶岳



奥の方は水が干上がっている

分岐に戻って

水晶池まではかなりの登りだったが
それ以降は、トラバースという感じ




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右側は、岩苔小谷

下の方から水音が聞こえてきた

今までは沢と離れていたが
だんだんと近づいてきた



左斜面は、水晶岳へ

あまりに近すぎて
全容が分からないが
水晶岳の足元を歩いているわけ
後ろを振り返ると

薬師岳の堂々とした山容が見える

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岩苔乗越

沢を渡ってから
沢沿いに登っていくと岩苔乗越

標識の後ろが水晶岳



ワリモ岳と鷲羽岳が

ワリモ岳と鷲羽岳を左に見ながら
祖父岳へ

夏なら、高山植物が咲き乱れる、
奥座敷のようないい場所を通る



祖父岳

ケルンがたくさん並んでいる

だだっ広い山頂なので
ガスが出ると
方向を間違えるかもしれないから



標識の後ろは槍と鷲羽岳

珍しく雲が出てきた
いままでずっ〜と快晴だった



雲の平を目指して

山荘はずっと先
小さく見える

途中で水場へ寄るつもり



ミヤマダイコンソウの紅葉

お酒を熱燗にしながら
明日の朝食用の乾燥米(五目御飯)を
湯で戻しておいた

今日の夕食時は3人だけ

昨日と同じ「石狩鍋」風の夕食
2回続きでも、おいしかった
祖父岳との分岐

これで、昨日と今日で3回通ったわけ



水を汲んでいる間に

さあ〜っと、ガスが出てきた

水を2リットルずつ汲んで山荘へ帰る



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