快晴・好展望の日々、紅葉の山を訪ねて
             雲の平〜夢の平 (折立〜)     


4日目  10月4日  
       雲の平〜薬師沢〜太郎平〜折立〜帰宅

下山  5:55発

ヘッドランプを点けて朝食作り

昨日戻しておいた五目御飯と
クリームスープでリゾット風に作った
またまた美味しく全部おなかに入った

水1リットル弱はポカリの粉末を入れ、
もう1リットル弱には、
コーヒーパウダーを溶かした

昨日の夕方のガスはすっかり晴れて
夜中、またまた満天の星

木道にはまた、まっ白に霜が降りている

斜めや下りの木道が怖くて
私は、軽アイゼンを着けることにした



朝焼けの黒部五郎岳

少々歩きにくいが
滑ることも無く歩けた
(ストックの方がよく滑った
かえって使わない方がいいくらい)
奥日本庭園と薬師岳

まだ、頂上付近しか陽が当たっていない



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霜柱がびっしり! 薬師沢への下り

木道が終わり、岩が出てきた所で
アイゼンを脱ぐ

岩の頭が乾いていないので
注意して下る



薬師沢小屋

ここまでにすれ違った人は2人のみ
吊り橋から黒部川を見下ろす




2日前と同じ道を帰る  9:00

薬師沢小屋の上・カベッケ原から
また木道が現れるので
軽アイゼンを着けたが
すでに霜は融けていて
かえって邪魔になるので外す



鉄の橋は?

怖かった鉄の橋も、
「大丈夫だよ〜」の声で一安心


薬師岳方面

木道の足元を気にしなくてもいいので
きれいな黄葉も楽しめる



2つ目の鉄橋もOK

3つ目の鉄橋もOK

これを過ぎると登りになる

登りだとクロマメノキの実が
よく目に付き
つい立ち止まってしまう

貴重なビタミンC




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太郎平小屋が見えてきた

今日は土曜日
登ってくる人も多いだろうと予想する



太郎平小屋下もきれいな黄葉




赤い葉はチングルマ


太郎平小屋に着いた  10:50

コースタイムでは、
6時間かかるとあったが
5時間弱で来れたのは
木道が快調だったからかも



ヤマハハコ


ゴゼンタチバナ

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太郎坂

紅葉より、黄葉が多め


休憩ポイント

「30分で折立へ」とある


曇っていた空も

曇っていた空も、また明るくなり
鮮やかな黄葉の道を下ることができた



● 持って行ってよかった物

  【朝食用】・・・いろいろ味を変えてカロリーの高いもの
  おにぎり(むかご入り、1回につき2個)・乾燥野菜・卵スープの素・
  インスタント味噌汁(具がたくさん入っている物)・具沢山野菜スープ・
  乾燥米(五目御飯)・袋入りシーチキンなど

  【行動食用】・・・少量でもカロリーの高いもの
  ポカリの粉末・コーヒーパウダー・スキムミルク(個包装のもの)・はちみつ・
  砂糖(5g入り、スキムミルク1袋につき2袋の計算で)・乾燥いちじく・
  行動用のパン・キャンディー・バナナ・シリアルバー・スティック状チーズケーキなど

  【装備】・・・快適さを考えて
  軽アイゼン・冬用帽子・冬用手袋・日数分のタオルと軍手・山小屋用シーツ・
  木製の大きめスプーン(音がしないしコッフェルの汚れを取りやすい)・
  アルミのカップ(スキムミルクを溶かしたり、歯磨き用に)・
  消毒綿(顔拭き・手拭きなどに)



  
折立に着いた!  13:25






*帰途、高山市郊外で野菜の販売所があったので立ち寄った。やまぶどうの房がいっぱい入って500円。
 珍しいので迷わず買ったが、そのままでは酸っぱくてダメ。果実酒にしようと考えた。

*ちょうど今の時期、車道の両側には赤く色づいたヤマブドウの葉が高い木に絡み登って、遠くからでもそれと分かる。
 山道で出会っても、実がついているのかどうかもわからないほどの見上げるような高さにあるので、実際に間近で見ることができて
 心が躍った。

*帰途、リーダーお勧めの平湯温泉「神の湯」で汗を流した。洗い場は3人分くらいしかないかなり狭い露天風呂だったが、
 目の前に黄葉がぱあ〜っと広がり、大変気持ちのいい場所にあった。

*土曜日なので、41号線は混むか・・・と心配したが、大変スムースに動いて、予定より早く家に着くことができた。

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